カード払い可!アフラック「夢みるこどもの学資保険」
アフラック学資保険(こども保険)「夢みるこどもの学資保険」は口コミなどで知名度が高く、かつては評判の良い学資保険商品でした。
アフラック学資保険のポイント
学資金の受取方法・受取開始年齢が選べる
学資保険で唯一、クレジットカード払いができる
これらのポイントを、以下で詳しくご紹介していきますね。
「夢みるこどもの学資保険」の返戻率は低水準
夢みるこどもの学資保険は、「貯蓄型」の学資保険ですが、10歳払い済みでも返戻率が100%を切る可能性があります。
医療保険などの特約は付加できませんが、保障内容がシンプルであるにもかかわらず、返戻率が100%を割ることもあり、他社の学資保険と比較すると低いと言わざるを得ません。
また、払込期間を選べることはメリットですが、他社の学資保険の方が元本割れせずに貯蓄していくことができそうです。
夢みるこどもの学資保険の返戻率について、18歳払い済みと10歳払い済みの2つのパターンをくらべてみましょう。
■保険料試算例
18歳払い済み | 10歳払い済み | |
---|---|---|
月払保険料 | 8,658円 | 15,216円 |
受取総額 | 180万円 | 180万円 |
累計払込保険料 | 約187万円 | 約183万円 |
返戻率 | 96.2% | 98.1% |
(契約者:30歳男性 こども0歳 受取総額180万円 保険料払込免除特約付きのケース)
●18歳払い済みだと返戻率は96.2%
(約187万円払込んで180万円受け取れる)
●10歳払い済みだと返戻率は98.1%
(約183万円払込んで180万円受け取れる)
ということになります。
現在発売中の学資保険では返戻率が全体的に返戻率が低く設定されており、元本割れする商品も増えてきています。
どの商品もそうですが、途中で解約するとそれまでに払込んだ保険料の一部が「解約返戻金」として戻ってきますが、その額はほとんどの場合、支払った保険料より少なくなります。
この点はすべての学資保険に共通して言えることですが、必ず解約しなくて済むような保険料を設定した上で加入しましょう。
学資金の受取方法・受取開始年齢が選べる学資保険
必要に応じて学資金の受取プランを変更できます。
「夢みるこどもの学資保険」の学資保険金の受け取り方法は、学資一時金 + 学資年金 とされています。
通常、学資保険は高校・大学入学時や成人になったときに受け取る「学資祝金」と、保険の満期が来たときに受け取る「満期保険金(満期祝金)」で構成されるのが一般的です。
ですが、「夢みるこどもの学資保険」はこの構成が少し異なりますので、詳細を確認してみましょう。
<受取総額300万円コースのイメージ>
学資一時金 | 学資年金 | |||
高校入学時 | 大学入学時 | 大学2年 | 大学3年 | 大学4年 |
50万円 | 100万円 | 50万円 | 50万円 | 50万円 |
夢みるこどもの学資保険の場合、第1回目に受け取る学資年金が「基準学資年金額」と呼ばれ、2回目以降に受け取る学資年金と学資一時金は、この基準学資年金額を基準として半額に設定されます。
基本的には上記のように保険金額を設定し、受取パターンを決めます。
ですが、これらは決められたタイミングでしか受け取れないわけではなく、実はライフプランに沿った組み方をすることが可能なのです。
すえおき可能な学資一時金
高校入学時に受け取る学資一時金は、アフラック所定の利率により計算された利息をつけてすえおきすることができます。
<学資金受取イメージ:学資一時金をすえおきした場合>
学資一時金 | 学資年金 | |||
高校入学時 | 大学入学時 | 大学2年 | 大学3年 | 大学4年 |
☆すえおき | 100万円 | 50万円 | 50万円 | 50万円 |
⇒☆必要な時期に50万円+利息を受け取れる!
もちろんその時期に資金が必要であればすぐに受け取れます。
ですが別の貯蓄などで入学金がまかなえるのであれば、資金が必要になるまですえおいておき、必要なときに利息が上乗せされた学資金をうけとることができます。
前倒しで請求できる学資年金
また、大学入学時から4回に分けて受け取る学資年金は、第4回の学資年金支払開始日前に限り、まだ受け取っていない分の学資年金を一時支払請求することができます。
(ただし、学資年金はすえおきできず、前倒し請求のみの取り扱いです。
前倒しで請求した場合、元本割れのリスクが生じます)
以上の様に、受取のタイミングでお金に困っていなければすえおき、逆に資金難であれば一時支払請求を視野に入れることで、ご自分のライフプランに沿った資金繰りが可能になります。
高校入学時に受け取れる学資一時金のすえおきをした場合、利息も上乗せされるのでさらに返戻率がアップしますね!
小学校、中学校入学時にも祝金が受け取りたい、と考える方には不向きですが、大学入学資金をメインに学資保険を使いたい方にはピッタリの学資保険でしょう。
隠れたメリット クレジットカード払いが可能
クレジットカード払いができる学資保険はアフラックだけ!
支払う保険料総額に対して、受け取れる保険金総額の割合を返戻率といいますが、その返戻率を比較する学資保険返戻率のランキング上位には、フコク生命「みらいのつばさ」、ソニー生命「学資保険」などが挙げられます。また郵便局のかんぽ生命学資保険なども有名ですね。
その中でもアフラックの学資保険を推す最大の理由は「クレジットカード払い」が出来ることです。
現状、他社のどの学資保険もクレジットカード払いの取り扱いはありません。
学資保険の支払保険料総額は決して安くないため、これをクレジットカードで払うことにより大量のポイントゲットにつながります。
クレジットカード払いができるというのは意外なポイント。
数百万円の支払いに充てられるのですから、できるだけ還元率の高いクレジットカードを使いたいところです。
返戻率をさらに高める加入方法
“貯蓄のための保険”はシンプル設計で返戻率をさらにアップさせるのがおすすめです。
アフラックの「夢みるこどもの学資保険」は、保険料払込免除特則の付加を選ぶことができます。
付加した場合、保険期間中に契約者に万が一のことがあったときには、以後の保険料の払い込みが免除されるため、貯蓄型の学資保険でありながら保障型としての一面も持っていると言えます。
この特約を付加すべきかしないべきか悩む加入者の方は多いと思いますが、私はできるだけ保険料を安く、返戻率を高くするため、保険料払込免除特則をはずして加入しました。
学資保険には、契約者に万一のことがあった場合に育英年金が受け取れたり、子どもに万一のことがあった場合に死亡給付金が出るタイプなどもあります。
ですが、「教育資金のための貯蓄」が目的の学資保険にあっては、保障よりも貯蓄性を重要視すべきであり、死亡保障や医療保障は別の保険で補うべきものなのです。
ところで、アフラックって信頼できる生命保険会社なの?
資金源が確保された上場企業なので安心できます。
アフラックはいわゆる外資系の保険会社であり、日本の企業ではありません。ここが保険加入の際の日本人特有の心配の元と言われています。
しかし、世界的に見ると日本の保険会社の格付けが最上位かと言えばそうではありません。
保険会社が潰れても支払保険料の9割は法理上補償されています。
日本の会社であれ海外の会社であれ、倒産リスクが0の企業はあり得ませんし、上場しているからこそ、いざという時の力(資金源)の確保はされています。
もちろん、外資系だからいざというとき日本人だけ損をする、という扱いは一切ないのでご安心くださいね。