株初心者の株式投資の始め方!損をしない対策

「株式投資を始めてみたい」と気になっている方の悩みの多くは

  • 何から始めたらいいのかわからない
  • 証券会社はどこがいいの
  • どれくらいの資金から株を買えるの
  • 失敗して損をするのが怖い

このような事が理由で、第一歩を踏み出せない方も多いのではないでしょうか。

そこで今回の記事はでは株初心者が、株式投資を始めるための基本的な流れ・基礎知識・損をしないための対策方法を紹介していきます。

この記事を読むことで、株式投資を始めて、資産を増やせるようになり、充実した生活をおくれるようになります。

株式投資の始めるまでの流れ

これから株式投資の初心者は、何から始めたら良いのかわからないですよね。

そこで、株式投資をする前に「株式投資の流れ」をお伝えします。

株初心者の株取引の流れを紹介
どの証券会社に口座を開設するかを検討する

証券会社に口座を開設する

株を買う前に証券口座に入金する

買いたい銘柄を選ぶ

銘柄を買いたいという注文をする

取引成立

株初心者が株式投資をするために、1番最初にする事は口座開設をする為に証券会社選びです。
口座開設をしておけば、いつでも株が買えるようになります。

この記事ではネット証券口座をオススメしています。

なぜなら、ネット証券口座は手続きが非常に簡単で、必要書類等をネット上で送信することで、最短翌日~3日程度で株式投資を始める事ができるからです。

口座開設後は、インターネット上での操作だけで売買が可能であることから、大変スピーディーに株式投資ができます。

そこで、どのようなネット証券会社がいいのかポイントに注目してみましょう。

株初心者の証券会社を選ぶポイントは3つ

口座開設する時に、証券会社を選ぶポイントは3つあります。

株初心者は数ある証券会社の中から、どれがいいのか迷ってしまうと思います。

まずは、証券会社選びで、注目するべきポイントを紹介します。

証券会社を選ぶ3つのポイント
・株の売買手数料の安さ
・取引ツールの使いやすさ
・サポートがあるか

それでは選ぶポイント3つを、それぞれ見てみましょう。

取引手数料はネット証券が安い

大手証券と違って、ネット証券は担当の営業マンがつかない分、圧倒的に取引手数料が安くなっています。

取引手数料は証券会社ごとに設定されているので、手数料の安い証券会社を選ぶことで、取引コストを抑えることができます。

なぜなら、株式投資の売買をする際に、証券会社に支払う取引手数料が毎回掛かってきます。

つまり、取引手数料が安いかどうかは、コストの部分で大きなポイントとなっています。

取引手数料の安さで証券会社を選ぶ場合は、総合的にみて最安水準で取引できるかどうかをチェックする必要があります。

株式取引には手数料体系として
1注文ごとに手数料がかかる場合(約定ごと)
その日1日の約定金額の合計について手数料がかかる場合(1日定額制)
の2種類があります。

どのような人にそれぞれ向いているかというと、

・約定ごと
1日の注文回数が少ない人(1~2回程度)
・1日定額制
1日の注文回数が多い人(3回以上)
10万円以下の少額投資の方の場合

株初心者は少額から投資を始める方が多いので、1日定額制で取引した場合、10万円以下なら取引手数料0円で取引できます。

下の表の結論からいいますと、総合的に手数料がお得な証券会社は「SBI証券」「楽天証券」になります。

それでは実際に手数料を見てみましょう。

以下では、証券会社の手数料を一覧にしました。

国内現物手数料(1注文の約定代金について手数料がかかる場合)

ネット証券会社名10万円まで20万円まで50万円まで100万円まで
SBI証券90円105円250円487円
楽天証券90円105円250円487円
松井証券無料300円500円1000円
マネックス証券100円180円450円1000円
DMM.com証券80円97円180円340

この表から、1注文の約定代金について手数料がかかる場合は、DMM.com証券が驚愕の安さになっています。

しかし、DMM.com証券のデメリットとしては、1注文制のみの手数料形態のみということになります。

取引の頻度が高くなると、1日定額制の証券会社の方がお得になり、DMM.com証券を利用して株式を売買すると割高になります。

国内現物手数料(1日の約定代金合計額について手数料がかかる場合)

ネット証券会社名10万円まで20万円まで50万円まで100万円まで
SBI証券無料191円429円762円
楽天証券無料191円429円858円
松井証券無料300円500円1000円
マネックス証券2500円2500円2500円2500円
DMM.com証券

取引ツールが充実しているかどうかが重要

ネット証券の場合は取引ツールを使って、株の売買をするので、操作性や分析ツールの機能性が充実しているかどうかは重要になってきます。

ネット証券は対面型の証券会社と異なって、担当の営業マンが付きません。

そのため、自分で投資銘柄を決めたり、投資について自分で色々調べる必要があるため、各証券会社は取引ツールが充実しています。

最近では、株式投資もスマホなどで取引する人も増えてきています。

スマホアプリでスムーズな取引が出来るかどうかも、証券会社選びのポイントとなってきます。

多くの証券会社は、株初心者向けに、取引ツールの使いやすさにこだわっています。

SBI証券の取引ツールは注文から発注までマウス操作だけ

SBI証券の取引ツール「HYPER SBI」は売買注文一覧表(板情報画面)からドラッグ&ドロップのマウス操作だけで発注、指値変更、取消が可能です。

マウス操作だけでスピーディーに注文できるのはネット証券の中で、SBI証券のみです。

予め注文株数を入力しておくと、よりスピーディーに希望の値段で注文をすることができます。

また、HYPER SBIのスピード注文機能では、「売り」か「買い」かどちらかをクリックするだけで、注文が完了します。

その為、相場の一瞬の動きを逃すことなく、売買のタイミングを逃しません。

このスピード注文機能はプルダウンタブを切り替えるだけで、現物取引、信用新規、信用返済、HYPER空売り(返済期限が当日の一般信用取引)まで自由に選択することもできます。

簡単に株取引注文できるSBI証券

SBI証券は株取引初心者向けに、簡単操作で取引できるようになっています。

注文ボタン一つで注文できる操作画面や、購入したいと思った銘柄もスマホやパソコンからすぐに見つけることができます。

スマホもパソコンも操作画面はサクサクなので、購入したいと思ったタイミングを逃さずに株取引をすることができます。

とはいっても、最初からスムーズに株式投資ができるか心配ですよね。

そこで、株式投資をする上で、サポートしてもらえると心強いものです。

サポート体制が充実していると安心して取引できる

株初心者はサポート体制が充実していると、疑問や質問がある場合に即回答がもらうことができるので、安心してお取引することができます。

基本的はどの証券会社にもフリーのコールセンターがあるので、そこで電話サポートをうけることができます。

電話サポートでは、豊富な知識をもったオペレーターが対応 してくれるので、そこで質問や相談等することができます。

そこで、電話サポートは待ち時間があるのかどうか、以下の証券会社に問い合わせ電話をしてみた所、オペレーターに繋がるまで待ち時間無しでした。

電話サポートでは、DMM.com証券は一番受付時間が長く、深夜でもオペレーターに対応してもらえます。

証券会社サポート時間・サポート電話
SBI証券平日8:00~18:00
ナビダイヤル・固定電話番号
楽天証券平日8:00~18:00
フリーダイヤル・ナビダイヤル・固定電話
松井証券平日 8:30~17:00
フリーダイヤル・固定電話
マネックス証券平日 8:00~17:00
フリーダイヤル・固定電話
DMM.com証券【冬時間】月曜日 07時00分~土曜日 06時50分
【夏時間】月曜日 07時00分~土曜日 05時50分
フリーダイヤル

また、電話がなかなかつながらない場合は、ネット証券のホームページ上に設置されている 問い合わせフォーム を利用することで、メールで返信が返ってきます。

株初心者には遠隔サポートがオススメ

楽天証券の楽らくサポートを使うと、オペレーターがインターネット通じて自分と同じ画面を共有して見ながら、操作などを案内する遠隔サポートがあります。

電話やメールでわかりにくい、画面操作などは同じ画面を見ながら解説してくれるので、すぐに理解することができて、とても便利です。

手順として証券会社を選ぶポイントを理解したら、スムーズな取引をするために口座開設しておきましょう。

株取引がはじめての方は楽天証券

楽天証券では、遠隔サポートがあるので、操作画面をみても使い方がわからなくても遠隔サポートがあるので安心です。

パソコン操作が苦手な方の場合は、まずは楽天証券から株取引をはじめてみてはいかがでしょうか?

証券会社の口座開設から取引開始までは最短1日

ネット証券で口座開設した場合、申し込みから取引開始になるまでの最短日数は1日です。

主なネット証券会社の中で、口座の申込みから取引可能になるまでの最短日数を比較してみましょう。

証券会社名口座開設日数取引開始日数
SBI証券当日1日
楽天証券翌日2日
松井証券4日~1週間4日~1週間
マネックス証券3日1週間
DMM.com証券当日1~2日

口座開設のスピードが早いネット証券は、「SBI証券」です。

SBI証券は当日口座開設ができ、取引可能になるまで最短1日となっています。

できるだけ早く口座開設したい場合は、SBI証券がおすすめです。

多くの主要ネット証券では口座開設の際に、口座開設ボタンから、「申込みフォーム」に必要事項を記入します。

次のステップとして、本人確認書類・マイナンバー確認書類をアップロードします。

・口座開設時の本人確認書類.

すべてのネット証券で口座開設する際に、本人確認書類が必要になってきます。

本人確認書類は、写真付きと写真無しで、1種類だけ用意するか2種類必要なのか変わってきます。

主要ネット証券の口座開設に必要な書類は以下になります。

写真付きの場合の本人確認書類(いずれか1種類)
・運転免許証
・在留カード
・特別永住証明書
・個人番号カード

写真無しの場合の本人確認書類(いずれか2種類)
・各種健康保険証
・印鑑登録証明書の原本
・住民票の写し
・各種年金手帳
・通知カード

証券会社によっては個人番号カード(マイナンバーカード)+本人確認書類「顔写真あり」の場合は1種類(顔写真無しの場合2種類)の両方の書類が必要になります。

本人確認書類をWEBにアップロードすると、口座開設の申込みは終わりです。

その後は、証券会社が審査をして、問題なければ口座開設完了のお知らせ・口座番号・パスワードなどが自宅に届きます。

その口座番号とパスワードを使って、証券会社にログインして取引開始となります。

取引をするには株を買う必要があります。

そこで、沢山ある銘柄の中から、どのように銘柄を選ぶのかポイントをお伝えします。

銘柄を選ぶポイントは「身近な銘柄」

初心者がいざ株式投資を始めようと思った時に、どの銘柄を買えばいいか、銘柄選びに悩んでしまうことが多くあります。

そこで、株初心者には「身近な銘柄」から投資先を探すことをおすすめします。

身近な銘柄は、自分でよく行くお店や、普段使っている商品の企業を投資対象として、選ぶという事です。

たとえば、
・クリニカ(歯ブラシ)の銘柄はライオン
・ヤマザキ(ダブルソフト)の銘柄は山崎製パン
・セブンイレブンの銘柄はセブン&アイ・ホールディングス
・ZOZOTOWNの銘柄はスタートトゥデイ

このように、普段は意識していなくても、身近な銘柄は探すとご自身の周りに沢山あります。

そもそも株式投資は、企業の将来の業績を予測して、財務状態について調べたり、情報収集する必要があるのですが、初心者には難易度が高い行為です。

そこで、自分でよく行くお店や、普段使っている商品であれば、それが人気かどうか、売れているかどうか等ある程度、検討がつくはずです。

こういった理由から、自分の身近な銘柄であれば、将来の業績が期待できる銘柄を探しやすいからです。

身近な銘柄探しだとしても、どんな会社かリサーチは必要です。

しかし、株初心者は難しい財務情報を調査することが難しいので、そんな時は自己資本比率をチェックしましょう。

・自己資本比率40%以上か確認してから株(銘柄)を買う(小見出し)

株を買う時に、自己資本比率が40%以上の株か確認しましょう。

自己資本比率は、企業の資産に対して、自己の資本の割合のことをいいます。

自己資本比率40%以上の企業になると、倒産しにくいと一般的に言われています。

人気なお店だとしても、事業がうまくいってない場合は、急な下落や倒産や、株の価値のなくなる可能性もありますので、必ず自己資本比率を確認してください。

株初心者は少額投資から始める

株初心者は株式投資になれるまで少額で始めて、投資になれてきたら金額を上げていくことをおすすめします。

株価の動きは誰にもわからない為、いきなり大金を投資すると損する可能性があるからです。

そこで、株式投資には、少ない金額で始めることができる「単元未満株」があります。

単元未満株は少ない資金で株式投資が始められる

各証券会社の独自サービスの「単元未満株」なら、手元の資金が少なくても株式投資を始めることができます。

通常の株式投資は100株単位での取引される事が決まっていますが、単元未満株は1株から購入できるようになっています。

たとえば、単元株の場合
一株の金額が1000円とすると「1000円×100株=10万円」となり、投資を行うには最低10万が必要となります。

単元未満株の場合は1株から買うことができので、1000円から株式投資を始めることができるのです。

そのため、単元株では優良企業の銘柄など高額で買うことができない時も、単元未満株なら1株から買えるので少額投資をおこなえます。

しかし、単元未満株は証券会社の独自のサービスの為、すべての証券会社で売買出来るわけではありません。

この単元未満株を扱っている証券会社は3社です。

・S株(SBI証券)
・プチ株(カブドットコム証券)
・ワン株(マネックス証券)

各証券会社は、独自の名前で単元未満株を紹介しています。

単元未満株の取扱銘柄は、ほとんどの銘柄で売買可能となっています。

株初心者が少ない資金で株式投資をするなら、有名企業の投資することができる単元未満株がオススメです。

損切りは投資の損失の拡大を防ぐ

損切りとは、損失が出た時に損失額の少ない段階で、株を売ってしまう事によって、損失の拡大を防ぐことが出来ます。

特に初心者は、損失が出た時に「上がるまで待ってみよう」とか「損をしているから今は売りたくない」「もう少しすれば戻るはず」などと、根拠のない希望を持ってしまいがちです。

その後株価は戻ることなく損失が拡大して、大きな損失を抱えてしまうといったことが多々あります。

そこで、早めに損切りをすることで将来的な大きな損失を回避して、小さな負けにとどめておくのです。

そうは言ってもなかなか、「損をしたくない」と思った状態で、自分で損切りを実行するのは抵抗があるものです。

ほったらかしにしていても損失が拡大する可能性があるので、株初心者のうちは自動で損切りのできる逆指値注文を使うことをオススメします。

逆指値注文は損失を限定して最小限に抑えられる

株を注文する時に、逆指値注文をあらかじめ入れておくことで、自動で損失を限定できて最小限に抑えることが出来ます。

逆指値注文は、指定した価格より株価が高くなったら「買い」、安くなったら「売る」という指値注文とは逆の注文方法になります。

逆指値注文を入れておくと為替レートが指定した値段になると、自動的に売買してくれるので、裁量ではなかなか難しい損切りが可能になります。

たとえば、現在の相場が1ドル=100円の場合に「買いポジション」を持ったとします。

そこで予め、株価が下降した時のために97円で「逆指値注文の売り」をだしておきます。

このように同時に注文を出しておくと、予想と反して株価が下降した場合でも「最大損失3円」というように限定した、損失で抑えることができます。

急に投資額を上げると損をする可能性がある

「もう少し儲けそう」と勘違いしてしまい、一気に投資金額を増やしてしまった結果、大きく損失をだしてしまう事があります。

株の最も代表的なリスクに「値下がりのリスク」があります。

値下がりのリスクは、株を買った後に株価が値下がりしてしまい、「売りたいと思っても買い値より低い値段でしか売れず、損失が発生する」というリスクです。

株価の値下がりのリスクは、起きる可能性があります。

投資金額が大きければ、損をした場合に損失も大きくなります。

株初心者は投資金額を段階的に、増やしていくことが大切です。


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