学生が親にバレないようにクレジットカードを作る方法を徹底解説!

学生のなかには「クレジットカードを作りたいけど親に反対されそう…」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか?

そのため以下のようなことを考えている人も多いはずです。

「できれば親にバレずにカードを作りたい」
「親バレせずに作れるオススメカードを知りたい」

結論から言えば、20歳以上なら親バレせずにクレジットカードを作ることは可能です

本記事では20歳以上の学生が親バレせずにクレジットカードを作る方法を紹介していきます。

あなたは本記事を読むことで、親とトラブルになることなく、あなたに最適なキャッシュレス決済の手段を入手することができますよ。

20歳以上の学生は親バレせずにクレジットカードをつくれる

20歳以上の学生は成人なので、親にバレることなくクレジットカードを作ることができます

未成年の場合と違い、カード会社は成人した学生の申込者に対し、親の了承を取るようなことをしないため、カード発行のプロセスに親が一切関わることがないのです。

20歳以上であればクレジットカードの申込み~発行・入手まで一人で完結することができます。

ただしクレジットカードの多くには、カードが郵送で届けられるなどの親バレにつながる可能性が含まれています。

以下では親バレを最大限防ぎつつ、クレジットカードを作る方法を紹介しているので、気になる人はチェックしてみてください。

20歳未満は親の同意なしにクレジットカードをつくれない

20歳未満の人がクレジットカードを作る場合には親の同意が必要となるため、親バレせずにカードを持つことはできません

民法上、未成年者がクレジットカード契約等の法律行為をするには、親権者の同意が必要となるからです。

民法第5条 未成年者の法律行為

1:未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない。ただし、単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については、この限りでない。

2:前項の規定に反する法律行為は、取り消すことができる。

カード申込者が未成年の場合、カード会社は書面や電話で親に同意の旨を確認します。

もちろん親が同意しなければ、カードが発行されることはありません。

そのため未成年者の人はクレジットカード申込み前に、必ず親に同意を取り付けておく必要があります。

ただし2022年4月1日以降は、18歳以上であれば親の同意なくクレジットカードを作ることができるようになります。

というのも2022年4月1日から施行される「民法の一部を改正する法律」により、成年年齢が20歳から18歳に引き下げられるからです。

実際法務省のページにも、2022年4月1日以降は18歳以上からクレジットカードを作れる旨が記載されています。

成年年齢の引下げによって,18歳,19歳の方は,親の同意を得ずに,様々な契約をすることができるようになります。例えば,携帯電話を購入する,一人暮らしのためのアパートを借りる,クレジットカードを作成する(中略),といったことができるようになります。
引用元:法務省「民法(成年年齢関係)改正 Q&A」

親バレせずにクレジットカードを作る方法2選

親バレせずにクレジットカードを作るのであれば、カード選びに注意が必要です。

というのも通常発行されたクレジットカードは簡易書留で自宅に郵送されてくるため、カードお届け時に家族にカード発行がバレてしまう可能性があるのです。

そこでオススメなのは以下の方法によるカード発行です。

ここではそれぞれについて詳しく紹介していきます。

即日発行カードを申し込む

親バレせずにクレジットカードを入手したいのであれば、まず即日発行カードへの申込みをオススメします

即日発行カードはカードの受け渡しが発行元カード会社の提携する店舗で行われるため、カードが郵送されることによる親バレを回避できるのです。

ここではオススメの即日発行カードとして以下の2枚を紹介していきます。

なお何れのカードにおいても申込時の電話番号の入力欄は必ず自分の携帯電話番号にしましょう。

申込み確認の電話が自宅にかかってこないようにするためです。

エポスカード

エポスカードは丸井系のクレジットカードのため、マルイやモディといった店舗でカード受け取りが可能で、学生向け優待が豊富な点に魅力があります

エポスカードには10,000店舗で割引等を受けられる優待サービスが付帯しており、なかにはカラオケルームや居酒屋など学生がよく利用するお店も多数含まれているのです。

具体的には、エポスカードで優待を受けられる店舗とサービス内容には以下のようなものがあります。

【エポスカードの優待例】
クルーズ・クルーズ新宿
 -ランチライムおひとり様200円OFF
中野サンプラザボウル
 -1ゲーム550円
カラオケ館
 -ルーム料30%OFF
吉祥寺オデヲン
 -映画鑑賞料金300円OFF
ニッポンレンタカー
 -レンタカー基本料金最大15%OFF

またエポスカードはポイント還元率0.5%でエポスポイントがたまります。

エポスポイントはエポスVisaプリペイドカードへチャージし、世界5,000万の加盟店での買い物に利用でき、さらに利用額の0.5%がキャッシュバックされます。

そのためエポスカードの還元率は実質1%と高還元です。

エポスカードは年会費無料ですし、学生の財布にも優しい1枚であると言えます。

エポスカード
  • 最大1%還元
  • 10,000店の優待サービス
  • 新規入会で2,000円分のクーポンプレゼント

セゾンカードインターナショナル

セゾンカードインターナショナルはセゾンカードカウンターでカードを受け取ることができるため、親バレせずにカードを受け取ることができます

クレディセゾンは以下のようなカードカウンターを設けており、全国で発行されたカードを受け取り可能にしているのです。

・ららぽーと豊洲カードデスク
・アルカキット錦糸町カードデスク
・ららぽーと立川立飛
・東京ミッドタウンカードカウンター
・コレド室町テラスカードデスク

セゾンカードインターナショナルは年会費無料で、かつポイント還元率0.5%で永久不滅ポイントがたまります。

永久不滅ポイントは有効期限無期限のポイントで、dポイントに交換してローソンやファミリーマートなどの買い物に利用できるほか、Amazonでの買い物に使えるAmazonギフト券にも交換できます。

またセゾンカードインターナショナルは第1・第3土曜日に西友で5%OFFの割引を受けられるため、西友をよく利用する学生のあなたにもオススメですよ。

セゾンカードインターナショナル
  • ポイント還元率0.5%で永久不滅ポイントがたまる
  • 月2回西友で5%OFF
  • 入会金・年会費は無料

本人限定受取郵便のカードを申し込む

近くに店舗がないなどの理由で即日発行カードを申し込むのが難しいのであれば、本人限定受取郵便のカードを申し込むのが次の策としてオススメです

本人限定受取郵便は自宅に到着通知書が届いてから、郵便局に取りに行くことでカード受け取りができる郵送方法なので、親バレする可能性が低いです。

一方、通常のクレジットカードは家族でも受け取りができる簡易書留で直接自宅に送られてくるため、親バレの可能性が非常に高いです。

本人限定受取郵便で受け取れるクレジットカードには以下のようなものがあります。

・JRE CARD
・ビックカメラSuicaカード
・UCカード

上記の中で学生にオススメなのは、Suicaが使えてポイント高還元のJRE CARDです。

JRE CARDはポイント還元率0.5%と平均的ですが(1,000円=5Pt)、付帯機能の「Suica」にクレジットチャージをした場合は、チャージ額に対しポイント還元率1.5%でポイントがたまるのです。

Suicaは電車に乗るだけでなく、コンビニやスーパー、飲食店など幅広く利用することができるため、多様な店舗でポイント高還元を実現できます。

【Suicaが使える店舗例】
・セブンイレブン
・ファミリーマート
・ローソン
・イトーヨーカドー
・ドン・キホーテ
・マクドナルド
・ビックカメラ
・カラオケ館
・洋服の青山

JRE CARDの利用でたまるJRE POINTは、1ポイント1円でSuica残額にチャージすることができます。

年会費も税抜きで477円かかるものの、WEB明細を利用することで毎月50円相当のボーナスポイントがもらえるため、実質的に無料です。

JRE CARD

対応電子マネー

Suica
年会費ポイント還元率マイル還元率
477円0.5%~4.3%
発行日数海外旅行保険ETC年会費
2週間程度最高500万円477円
  • Suicaチャージで1.5%還元
  • 駅ビルで3.5%の超高還元
  • Suica・定期券機能搭載可能

実家暮らしの人は利用明細とDMに注意!

親に内緒でクレジットカードを作る場合、実家暮らしの人は以下の点に注意する必要があります。

ここではそれぞれの項目を詳しく紹介していきます。

利用明細を郵送にしない

親に隠れてクレジットカードを作れたとしても、利用明細からカードを持っていることがバレる可能性があるため注意が必要です

クレジットカードの利用明細には郵送とWEBの2パターンがあり、郵送の場合は自宅に紙で送られてくるからです。

最近では、クレジットカード業界全体でWEB明細が主流となっているものの、まだ紙の利用明細を採用しているカード会社も多く存在します。

一方、WEB明細であれば、ネットでの利用明細確認となるため、利用明細によって親にクレジットカード保有がバレる心配はありません。

ちなみに上記で紹介しているクレジットカードはいずれもWEB明細の利用が可能です。

DMなどの郵送物を停止にする

クレジットカードを利用するのであれば、DMなどの郵送物が自宅に送られて来ないようにすることも大切になります

クレジットカード会社はクレジットカードに付随する新サービスやよりランクの高いカードへの招待状などを自宅に送付してくる場合があるのです。

そのため親バレせずにクレジットカードを作りたいのであれば、カードの申込時を含め、なるべく早く郵送物の停止設定をするようにしましょう。

クレジットカードは親を説得して持つのが最もオススメ

クレジットカードは20歳以上であれば親バレせずに持てるものの、親を説得してから申込みをするに越したことはありません

カードを持っていることが何かの拍子にバレてしまえばトラブルや喧嘩に発展しかねませんし、いざカード利用額の支払いが滞ってしまった際に助けを求められないからです。

なお世の中の親御さんが子供のクレジットカードの作成に反対する理由で多いのは「まだ社会人ではないから」というようなものが多いです。

まだ自分でお金を稼いでいない身分でクレジットカードを使うと金銭感覚が狂ってしまうと考えている親御あんが多いと考えられます。

実際、まねーぶが行ったアンケートでは以下のような意見がありました。

自分自身もクレジットカードは極力使わないようにしているため、まだ学生である子供に持たせるなんて考えてもおりません。
自分で収入を得られるようになってから作成すべきと考えます。
自分自身もクレジットカードは極力使わないようにしているため、まだ学生である子供に持たせるなんて考えてもおりません。
自分で収入を得られるようになってから作成すべきと考えます。

そのため親御さんを説得するうえでは、具体的なルールを親御さんに伝えることが有効な手段と言えるでしょう。

1ヶ月に利用する金額や利用明細を親にも必ず伝えるなどのルールを設けることで親御さんを安心させることで、親御さんがカード作成に賛成してくれる可能性もなくもありませんよ。

クレジットカードを作り、発行するうえでは、親御さんとトラブルにならないよう最大限の注意を払うようにしましょう。


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