Withコロナ2年目、おうち時間にストレスを感じているのは何割?

調査背景
    Withコロナも2年目となりました。外出自粛によるおうち時間が続いている人も多く、さまざまな工夫を凝らしておうち時間を楽しんでいることでしょう。一方でストレスが溜まり、そろそろ出かけたいと感じている人もいるのではないでしょうか。

    まねーぶの調査ページ「まねーぶ調べ」では、全国20代〜60代の男女におうち時間に関する意識調査を行い、おうち時間の過ごし方やストレスの有無や事前に聞いたゴールデンウィーク中の予定を明らかにしました。

調査回答者の属性(n=300)

調査対象:全国20代~60代男女300人

  • 性別:男性31.7%/女性68.3%
  • 年代:20代20.7%/30代33.7%/40代26.3%/50代16.0%/60代3.3%
  • 婚姻・子供:未婚・子なし46.7%/未婚・子あり1.3%/既婚・子なし14.3%/既婚・子あり37.7%
  • 職業:正社員25.0%/契約社員・嘱託社員4.0%/派遣社員2.0%/パート・アルバイト15.7%/フリーランス・業務委託11.0%/自営業・自由業7.3%/専業主婦(主夫)24.7%/学生2.7%/無職7.7%
  • 世帯年収:100万円未満37.0%/100万円以上~150万円未満11.3%/150万円以上~300万円未満18.0%/300万円以上~500万円未満19.0%/500万円以上~700万円未満9.0%/700万円以上~1,000万円未満3.0%/1,000万円以上2.7%

調査1:おうち時間、ぶっちゃけストレス?

おうち時間へのストレスは「ストレスを感じていない」が62.7%と半数以上を占める

全国20代〜60代男女300人におうち時間に関する意識調査をしたところ、おうち時間へのストレスについては「ほとんどストレスを感じていない」が28.0%、「あまりストレスを感じていない」が34.7%と合わせて62.7%が「ストレスを感じていない」と回答しました。一方で「ややストレスを感じている」が31.7%、「とてもストレスを感じている」が5.7%と合わせて37.3%が「ストレスを感じている」と回答しました。

おうち時間へのストレスについてどのような声が寄せられたのか紹介します。

ストレスを感じていない人の声

ネット環境が整えば在宅での仕事に支障はないし、仕事用デスクやエスプレッソマシーンを新しく購入したことでより快適になった。もともとインドアで映画や漫画・読書などのおうちでの過ごし方も趣味の時間ととらえている。むしろ会社の飲み会が無いのでストレスフリーに過ごせています!(30代/女性)
在宅ワークが多くなりゆっくり寝られること、上司と顔を合わせることが少なくなったこと、子供たちと過ごせる時間が増えたことがストレス減少に繋がっていると感じる。(20代/男性)

ストレスを感じている人の声

一人でいると、自分だけ社会から取り残されている気がして不安になったり、余計な悩み事を考えてしまう時間が増えるので、おうち時間が好きではないです。いっこうに終息する気配が見えず、いつまでこのように自粛するべきなのか先が見えないため。(30代/女性)
夫が在宅勤務になり、家中がオフィスのような緊張感があり気を使って疲れます。一人のおうち時間だったらストレスはまったく感じないけど、在宅勤務で家族が自宅に居ることが多くったことで家事も増えたため、自分が思うようなおうち時間を過ごせなくなってきて、ストレスを感じています。(50代/女性)

調査2:2020年と比較したおうち時間の変化

おうち時間の変化は「2020年と同じくらいのおうち時間である」が48.3%と最も多い

2020年と比較したおうち時間の変化については、「2020年と同じくらいのおうち時間である」が48.3%と最も多く、「2020年よりおうち時間が増えた」が39.7%、「2020年よりおうち時間が減った」が12.0%と続きました。コロナ禍には変わらないため引き続き自粛をしているといった声が多く目立ちました。会社の業績悪化により解雇され「おうち時間が増えた」といった意見や以前ほどの緊張感が減り外出が増え「おうち時間が減った」といった声も寄せられました。

調査3:Withコロナ2年目のおうち時間の過ごし方

Withコロナ2年目のおうち時間の過ごし方は「動画・映画鑑賞」、「料理」が多い

Withコロナ2年目のおうち時間の過ごし方については、「動画・映画鑑賞」が212人と最も多く、次いで「料理」が147人、「ゲーム」が131人でした。主に「自分の時間」を過ごしている方が多いという結果になりました。

調査4:2020年と比較した月あたり支出額の変化

2020年と比べて「レジャー費」、「帰省交際費」が減少

2020年と比較したひと月あたりの支出額の変化について、大きい変化が見られたのは「レジャー費」や「帰省交際費」でした。「レジャー費」は「0円」が24.0%から31.0%と7ポイント増加し「30,000円以上」が4.7%から2.7%と2ポイント減少しました。「帰省交際費」は「30,000円以上」の回答が8.0%から3.0%と5ポイントも減少し、2020年より外出頻度が少なくなったことが分かる結果となっています。

調査5:今年のGW予定は?

8割以上が今年のGWは「どこへも出かけない(近所で過ごす)」と回答

ゴールデンウィーク前に今年どのように過ごす予定かを聞いたところ、8割以上が「どこへも出かけない(近所で過ごす)」と回答しました。
「どこへも出かけない」と回答した人がゴールデンウィークに予定していた過ごし方を紹介します。

「どこへも出かけない」と回答した人のGWに予定していた過ごし方

ゴールデンウィークは家族揃って自宅で過ごす予定です。そのために室内で設置できるハンモックとテントを買って、家の中でグランピングごっこをしようと家内と相談をしています。少しでも子供たちが退屈をしないように、親なりの心遣いをしてあげたいです。(40代/男性)
映画や長編の海外ドラマをみる、いつもより時間をかけて凝った料理をする、念入りに洗車をする、近所の公園へお弁当を持っていってのんびり散歩する、エアコンのフィルターや室外機などの普段できない場所の掃除をする。(40代/女性)
おうちで過ごすために動画サイトに登録をして準備をしています。初日に食料を買いだめして冷蔵庫をいっぱいにする予定です。オンラインでの飲み会予定も何件か入ってきています。このゴールデンウィークが我慢時だとは思うので、来年楽しもうと思います。(20代/男性)

一方で「どこかに出かける予定である」と回答した人が予定していた過ごし方を紹介します。

「どこかにでかける予定である」と回答した人がGWに予定していた過ごし方

県外の地元に帰省して、周辺を観光します。緊急事態宣言が次はいつ出るか分からないため行ける時に行っておきたい気持ちがあります。職場ではまだ旅行に行ってきたとは言いにくい状態なので、一応帰省が目的でついでに観光を少ししたとなら言いやすいです。(30代/女性)
普段から一緒に過ごしている友人とログハウスのような完全に周りと隔てているキャンプ場の施設を借りて、クローズドにキャンプやお泊りを行う予定である。身内だけなら感染経路や管理などの緊急時の対応が容易にできるから。(20代/男性)
昨年春からずっと自粛してきて、最近少し波が引いたように思えたのと、近隣県あたりまでは出かけてもいいかなと思うので出かけたいと考えています。子供が受験勉強を頑張っていてご褒美に好きなところに連れて行ってあげたいです。ただこれからまたコロナの感染者が増えると検討し直す必要があると考えています。(30代/女性)
調査概要
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2021年4月6日~2021年4月11日
  • 調査対象:全国20代~60代男女300人
  • 調査結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100とはなりません。
  • 調査資料は調査期間時点における回答結果に基づいて作成されたものですが、情報の正確性・完全性を保証するものではありません。

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