みんなが貯めてる楽天ポイント、ユーザーの年間最高は300000ポイント!
- 数あるクレジットカードの中で人気を集める「楽天カード」ですが、人気の理由としてポイント還元率の良さが上げられます。「楽天ポイント」は、楽天カード、楽天ペイ、楽天Edyなどの利用だけでなく、対象店舗であれば現金支払いでも楽天ポイントカードの提示でポイントを貯められます。楽天ポイントユーザーたちは、実際どのようにどのくらいのポイントを貯めているのでしょうか。
まねーぶの調査ページ「まねーぶ調べ」では、楽天ポイントユーザー300人に意識調査を行い、楽天サービスの利用状況、ポイントの貯め方・使い道、キャンペーンの利用有無、楽天ポイントに対する満足度を明らかにし、まねーぶディレクターの最上天晴が総評しました。
調査回答者の属性(n=300)
- 性別:男性31.0%/女性69.0%
- 年代:20代25.7%/30代44.3%/40代21.0%/50代8.3%/60代0.7%
- 婚姻・子供:未婚・子なし41.7%/未婚・子あり1.7%/既婚・子なし16.3%/既婚・子あり40.3%
- 職業:正社員32.3%/契約社員・嘱託社員3.0%/派遣社員2.0%/パート・アルバイト18.3%/フリーランス・業務委託6.0%/自営業・自由業3.3%/専業主婦(主夫)25.0%/学生3.3%/無職6.7%
- 世帯年収:100万円未満8.3%/100万円以上~150万円未満5.0%/150万円以上~300万円未満16.3%/300万円以上~500万円未満30.7%/500万円以上~700万円未満22.0%/700万円以上~1,000万円未満14.3%/1,000万円以上3.3%
調査1:楽天ポイントユーザーの利用状況
利用しているサービスは1位「楽天市場」、2位「楽天銀行」
全国20代〜60代楽天ポイントユーザー300人に意識調査をしたところ、何を利用して楽天ポイントを貯めているかについては、「楽天カード(デザイン問わず)」と回答した人が190人と、以降の「楽天ポイントカード(クレジット機能なし)」64人、「楽天銀行カード」61人と約3倍の差をつけて突出する結果となりました。
利用している楽天サービスについては、1位が「楽天市場」282人と、2位の「楽天銀行」191人、3位の「楽天トラベル」100人を大きく引き離してトップとなりました。
調査2:楽天ポイントの貯め方と使い道
楽天ポイントの貯め方については、「楽天市場」が255人と最も多く、次いで「楽天市場アプリ利用」165人、「街でのお買い物(クレジットカード払い、ポイントのみ貯めるなど)」125人と続きました。
普段の買い物を「楽天市場」の定期的に実施されるポイントアップキャンペーンの際にまとめて行うことで、多くのポイントを効率よく貯めている声が多く目立ちました。
楽天ポイントの使い道については、「ネットショッピング(楽天市場)」が258人、「街での買い物」が115人との回答が多く、以降の「投資」の28人、「ネットショッピング(楽天市場以外)」の23人などと大きく差をつける結果となりました。
調査3:楽天ポイント、どのくらい貯まっている?
ユーザーの年間獲得ポイントは最高「300000ポイント」
楽天ポイントユーザー歴については、「1〜5年」が127人と最も多く、次いで「5〜10年」が99人、「10年以上」が42人という結果でした。
指定されたアプリやサービスの利用で楽天市場でのお買い物時のポイント倍率が大きくなるスーパーポイントアッププログラム(SPU)の倍率については、「2倍〜5倍未満」と回答した人が153人と突出する結果となりました。一方で、ポイント還元率が人気の理由として注目される楽天ですが、「自分のポイント倍率が分からない、意識していない」と回答した人が67人と2番目に多いことも明らかになりました。
楽天ポイント付与の対象となる年間の利用額については、「100,000円未満」が158人と最も多く、次いで「100,000〜500,000未満」が94人、「500,000〜1,000,000未満」が31人と続きました。
年間獲得ポイント数については、「1,000ポイント以下」が63人と最も多く、次いで「10,000〜20,000ポイント未満」が56人、「1,000〜3,000ポイント未満」が52人と分散する結果でした。
獲得、平均値「12,490ポイント」、中央値「4,000ポイント」、最高値は「300,000ポイント」でした。
楽天ポイントは通常、100円につき1ポイント付与されます。年間の利用額では、「100,000円未満」の回答が1番多かったため、年間ポイント数でも「1,000ポイント以下」が突出して票を集めることが予想されますが、多くの人が1000ポイント以上と回答しています。ポイント倍率を上げたり、ポイントアップキャンペーンなどをうまく活用して効率よくポイントを貯めている様子が伺える結果となりました。
調査4:楽天のさまざまなキャンペーンの利用について
楽天ラッキーくじが当たったことがある人は300人中10人
楽天のキャンペーンであるお買い物マラソンの最大ポイント倍率については、「お買い物マラソンを利用したことがない」が127人で最多となりました。次いで、「10倍(10ショップ以上)」が39人、「3倍(3ショップ)」が36人という結果でした。一方で、楽天スーパーセールの最大ポイント倍率については、「楽天スーパーセールで買い物したことがない」が123人で最多となり、「2倍(2ショップ)」が43人、「10倍(10ショップ以上)」が35人と続きました。
お買い物マラソンの最大ポイント数については、「お買い物マラソンを利用したことがない」が135人で最多となり、「500ポイント未満」が55人、「1000〜3999ポイント」が41人と続きました。一方で、楽天スーパーセールの最大ポイント数についても、「楽天スーパーセールで買い物したことがない」が124人で最多となり、「500ポイント未満」が61人、「1000〜3999ポイント」が45人と続きました。
楽天の中でも注目される2つのキャンペーンですが、多くの人が利用したことがないという意外な結果となっています。
また、楽天ラッキーくじに関しては、「楽天ラッキーくじを利用したことがない」が50人で、ほか利用者のうち1000ポイント当選経験について「ない」が240人、「ある」は10人とわずか4%であり、当選は狭き門だということがわかります。
調査5:楽天ポイントへの満足度
楽天ポイントの満足度を「貯まりやすさ」、「使いやすさ」、「ポイント還元率」の3つの観点から調査したところ、「貯まりやすさ」については、「まあまあ満足」と回答した人が50.3%と最も多く、「どちらでもない」が20.7%、「少し不満」が16.0%と続き、平均は5点満点中「3.5点」という結果でした。楽天市場などのインターネット上のサービスだけでなく、街でも多くの利用店があることから、「どこでも貯められる」といった声が目立ちました。
「使いやすさ」については、「まあまあ満足」が59.0%と最も多く、「とても満足」が21.7%、「どちらでもない」が12.0%と続き、平均は5点満点中「3.9点」と「貯まりやすさ」の満足度と比べてやや高い結果となっています。楽天のサービスが多岐にわたっており、使い道が多いという満足の声が目立ちました。
「ポイント還元率」については、「まあまあ満足」が46.7%と最も多く、「どちらでもない」が29.0%、「少し不満」が13.0%と続き、平均は5点満点中「3.5点」という結果でした。長年利用しているユーザーからの「以前と比べてポイント還元率が下がった」という不満の声があり、今後のポイント還元率やキャンペーンに期待しているユーザーも多いようです。
調査6:楽天ポイントへの今後の要望
楽天ユーザーに、楽天ポイントを貯めていくうえで改善してほしい点や追加してほしい機能など、今後求めることを聞いてみました。
楽天ポイントユーザーの声(今後の要望)
総評
まねーぶディレクター
ネットショッピング、金融、旅行など多様なジャンルを網羅する楽天グループ内のみならず、様々な店舗やサービスで利用できるのが、楽天ポイントの最大の魅力。
最近注目されているポイントを使った投資にも、楽天ポイントは利用できますが、これが使い道の上位に来ているのか印象的です。
楽天のキャンペーンを利用している人が少ないのは意外な結果ですが、これは楽天市場内で検索して商品を探すのではなく、欲しい商品がある店舗に直接訪れる人が多いことの表れと言えそうですね。
株式会社GV・メデイアディレクター。
クレジットカード・電子マネーの専門家。
早稲田大学卒業後、日之出出版、扶桑社、主婦の友社で20年に渡り、雑誌・書籍の編集に携わる。
2012年に主婦の友社を退社し、株式会社GVのメディアディレクターに就任。
クレジットカードや引越しをはじめ、様々なジャンルのメディアを立ち上げた。電子マネー、クレジットカード、カードローンなどが高度に複雑化しているにもかかわらず、一般ユーザーに分かりやすい情報を提供するWEBメディアがないことを危惧。ユーザーファーストなお金のWEBメデイアとして「まねーぶ」を2018年に立ち上げる。
クレジットカード、電子マネー、カードローンなどお金周りの情報に強いが、特にクレジットカードと電子マネーの情報に精通している。クレジットカードや電子マネーへの深い知識を活かして、専門家プロファイルでクレジットカードの専門家として活動、オンライン講座「あなたにピッタリのクレジットカードの選び方」も定期的に開催している。