11年連続顧客満足度1位の楽天カード、ユーザーのリアルな満足度は?

調査背景
    数あるクレジットカードの中でも「楽天カード」は、11年連続顧客満足度1位(2020年10月時点)と不動の人気を誇っています。テレビCMやウェブ広告でもよく目にし、身近に感じる人も多いでしょう。利用者が多く、長年顧客満足度1位に輝きる続ける「楽天カード」は、なぜこれほどの支持を得ているのでしょうか。

    まねーぶの調査ページ「まねーぶ調べ」では、楽天カード保有者100人に意識調査を行い、利用状況やポイントの貯め方・使い道など、楽天カードに対する満足度を明らかにし、まねーぶディレクターの最上天晴が総評しました。

調査回答者の属性(n=100)

調査対象:全国20代~60代楽天カード保有者

  • 性別:男性35.0%/女性65.0%
  • 年代:20代25.0%/30代32.0%/40代26.0%/50代10.0%/60代7.0%
  • 婚姻・子供:未婚・子なし40.0%/未婚・子あり4.0%/既婚・子なし11.0%/既婚・子あり45.0%
  • 職業:正社員34.0%/契約社員・嘱託社員6.0%/派遣社員2.0%/パート・アルバイト21.0%/フリーランス・業務委託4.0%/自営業・自由業5.0%/専業主婦(主夫)19.0%/学生1.0%/無職8.0%
  • 世帯年収:100万円未満33.0%/100万円以上~150万円未満11.0%/150万円以上~300万円未満24.0%/300万円以上~500万円未満18.0%/500万円以上~700万円未満11.0%/700万円以上~1,000万円未満2.0%/1,000万円以上1.0%

調査1:楽天カード利用状況

楽天カード保有者の利用している種類は「楽天カード(デザイン問わず)」、
作った理由は「入会キャンペーンに惹かれて」が1位、利用歴は「1〜5年」が最多

全国楽天カード保有者100人に楽天カードの利用調査をしたところ、利用している楽天カードの種類は、1位「楽天カード(デザイン問わず)」が79人と、2位の「楽天ゴールドカード」や3位の「楽天PINKカード」と圧倒的な差をつける結果となりました。
楽天カード利用歴は「1〜5年」が42.0%と1番多く、次いで「5〜10年」が27.0%、「1年以内」が22.0%という結果でした。
また、楽天カードを作った理由については、「入会キャンペーンに惹かれて」が68人と1番多く票を集め、「楽天市場でよく買い物をする」が55人、「年会費が無料だった」が49人、「ポイント還元率が良い(楽天ポイント)」が46人と続きました。TVCMやWEB広告でよく目にする「入会時に5000ポイントプレゼント」などといったキャンペーンが楽天カードユーザーの増加に大きく影響していることがわかります。

調査2:他のクレジットカードと併用してる?

楽天カード単独利用と他のクレジットカードの併用はほぼ半数ずつ

楽天カードと他のクレジットカードの併用については、「併用している」が51.0%、「併用していない(楽天カードのみ利用)」が49.0%とほぼ半数ずつの結果となりました。
併用している人の多くは、家庭用と個人用、定期代や携帯代などの用途別、スーパーや百貨店などの場所別での使い分けの意見が多く目立ちました。

調査3:楽天ポイント、どうやってどのくらい貯めてる?使い道は?

年間で貯めているポイント数は85.0%が「20,000ポイント以下」
多くの人が「楽天市場」でポイントを貯めて、「ネットショッピング(楽天市場)」でポイントを利用

年間どのくらい楽天ポイントを貯めているかについては、85.0%が「20,000ポイント以下」という結果となりました。一方で「50,000ポイント以上」も7.0%いることから、複数の楽天サービスを利用することでポイントアップになる仕組みをうまく利用している人も見受けられます。
ポイントの貯め方については、「楽天市場」と回答した人が90人と1番多く、「街でのお買い物(クレジットカード払い、ポイントのみ貯めるなど)」が64人、「キャンペーンにエントリーする」が45人と続きました。
また、貯まったポイントの使い道については、「ネットショッピング(楽天市場)」と回答した人が81人と、以降の回答と2倍以上の差をつける結果でした。
楽天市場ではポイントアップするキャンペーンが多いため、日頃から欲しいものをお気に入り登録や買い物カゴに入れておき、キャンペーン時にまとめて購入するといった声が目立ちました。

調査4:楽天カードへの満足度

楽天カードユーザーのリアルな満足度平均は5点満点中「4.09」

楽天カードへの満足度については、50.0%の人が「4:まあまあ満足」と回答し、「5:とても満足」と回答した人と合わせて86.0%、平均としても4.09となり、多くの人から好評価を得ていることがわかりました。
回答者の意見には「複数サービス利用でポイントの倍率が上がり貯めやすい」、「年会費がかからない」などといった声があり、多くのユーザーが楽天市場だけでなく複数の楽天関連サービスを利用している様子がうかがえました。
一方で、「楽天市場のポイント還元率が下がってきている」、「dポイントやTポイントに比べて貯まらない」という声もあり、長年のユーザーは以前からの比較や他社との比較で不満に感じている様子も多くみられました。

調査5:楽天カード利用者のおすすめの使い方

ポイントの二重取り、三重取りは当たり前、楽天カードユーザーたちのおすすめの使い方

楽天カードを持っていない人に教えてあげたいおすすめポイントやお得な使い方など、楽天カードユーザーの声をご紹介します。

楽天カードユーザーの声(おすすめポイント、お得な使い方)

0や5の付くに買い物するのはもちろんのこと、楽天Rebates(リーベイツ)経由だとさらにポイントアップします。ポイントサイト経由でポイントの二重取り、三重取りが可能となり、こまめにやっていると月100ポイント以上は必ず貯まる。ます。貯まったポイントは、買い物時は利用ポイント分のポイントがつかないので、クレジット請求の時に利用するとお得です。(60代/男性/楽天ゴールドカード)
ただ単にふるさと納税をするよりも、楽天ふるさと納税を楽天スーパーSALE、ショップ買い回りなど、ポイントアップキャンペーンがあるときに利用するとお得です。楽天web検索アプリでは、何か検索をするたびに1口ずつ1日30口まで、ポイント山分けに自動的に参加できます。webブラウザを変えるだけでポイントが貯められるので手軽でお得です。(30代/男性/楽天カード)
やはりハワイでのラウンジを利用できる事が一番おすすめポイントです。カードを持っているだけでジュースなどが無料で飲めるなんて信じられません。私はANAのプリペイドカードと関連付けて、楽天カードでチャージをしてポイントを二重取りしています。(40代/女性/楽天カード)

以上のように、ポイントサイト経由でのポイントの二重取り、三重取りや、キャンペーンの利用でポイントを貯めるなど、楽天ユーザーの様々な工夫がみられます。ポイント利用時も、買い物時だけでなく、クレジット請求時に利用することで、より一層お得に利用しているユーザーも多くみられました。ポイント還元率の良い「楽天カード」は今後もますます会員数が増えていくことでしょう。

総評

最上天晴
最上 天晴
まねーぶディレクター
楽天カードは2020年6月にカード会員数が2000万人を突破しました。
2005年の発行開始から15年で、国民のおおよそ6人に1人が持つカードへと成長したのは、スゴイの一言です。

クレジットカードにとって「スペックの高さ」と「使いやすさ」が重要な要素ですが、楽天カードはその両方を兼ね備えているのが人気の秘密です。
特にポイントは基本でも1.0%と高還元なのですが、楽天市場での利用であれば常時3.0%になるなど非常に貯まりやすいのが特徴です。
基本の1枚は「楽天カード」で、その他利用するお店やサービスによって2枚目のカードを選択する。
そんなスタイルのユーザーが非常に多くなっています。

楽天市場を中心に銀行、旅行、証券など様々なサービスを加えた「楽天経済圏」を形成していますので、今後さらに楽天カードが使いやすくなることは間違いないでしょう。
独走状態をいつまで維持できるのか。
今後も楽天カードから目を離せませんね!
プロフィール
株式会社GV・メデイアディレクター。
クレジットカード・電子マネーの専門家。

早稲田大学卒業後、日之出出版、扶桑社、主婦の友社で20年に渡り、雑誌・書籍の編集に携わる。
2012年に主婦の友社を退社し、株式会社GVのメディアディレクターに就任。

クレジットカードや引越しをはじめ、様々なジャンルのメディアを立ち上げた。電子マネー、クレジットカード、カードローンなどが高度に複雑化しているにもかかわらず、一般ユーザーに分かりやすい情報を提供するWEBメディアがないことを危惧。ユーザーファーストなお金のWEBメデイアとして「まねーぶ」を2018年に立ち上げる。
クレジットカード、電子マネー、カードローンなどお金周りの情報に強いが、特にクレジットカードと電子マネーの情報に精通している。クレジットカードや電子マネーへの深い知識を活かして、専門家プロファイルでクレジットカードの専門家として活動、オンライン講座「あなたにピッタリのクレジットカードの選び方」も定期的に開催している。
調査概要
  • 調査方法:インターネット調査
  • 調査期間:2020年10月16日~2020年10月21日
  • 調査対象:20代~60代楽天カード保有者100人
  • 調査結果は小数点第2位以下を四捨五入しているため、合計値は必ずしも100とはなりません。
  • 調査資料は調査期間時点における回答結果に基づいて作成されたものですが、情報の正確性・完全性を保証するものではありません。

  • 関連記事