内定したらクレジットカードは学生のうちに作っておくべき?

内定だけでは社会人とは言えないので、クレジットカードを申し込みするタイミングとしては入社式後がいいのか、学生の時期がいいのか迷うところですよね。

基本的にはクレジットカード審査を確実に通過できる学生時代に作っておくのがいいでしょう。

特に学生専用クレジットカードは特典も多いので、学生期間が残り少ししかなかったとしても充分に作る価値があります。

今回は就職が内定した学生はどのタイミングでクレジットカードを作るのがよいのか、いろいろな角度から解説していきます。

クレジットカードは学生のうちに作るべき

これから社会人になる皆さんにとって、クレジットカードはとても役立つツールになります。

キャッシュレスで買い物ができるだけでなく、ポイントサービスや優待サービス、海外旅行向けサービスなど便利な無料サービスが付帯されています。

しかし、まだ学生の時期であることは間違いないので、社会人として勤務先がしっかり決まって収入もはっきりした時点で申し込んだほうがいいのではないか?と思う人もいるかと思います。

ここでは、学生でもカードが作れるのか、クレジットカード会社はどのように審査をしているのか解説していきます。

新卒社会人もクレジットカード審査は通過しやすい

学生を優遇するのと同じ理由で新入社員、特に新卒者に関してもクレジットカード審査の通過は比較的簡単です。

年収も確定せず勤務年数も短く、クレジットヒストリーもほとんどない状態ですが、クレジットカード会社がカード会員として欲しがる世代なのです。

新社会人になってしまうと、学生と違って専用のクレジットカードがあるわけではないので、一般的なクレジットカードへの申し込みになります。

まだ在学中であれば、学生向けのクレジットカードを発行する事ができます。

カードの発行対象を学生としているので、年収や勤続年数などがなくて当たり前です。なので、カード審査は一般カードよりも甘いと考えられます。

更に、学生向けのクレジットカードはキャンペーンや特典が一般カードよりも補償内容やポイント還元率が手厚いので、一般のクレジットカードを作るより、学生向けのカードを申込したほうがお得です。

学生限定!三井住友カード デビュープラス

三井住友カード デビュープラスは25歳以下の若者限定カードで、「最短翌営業日」発行が可能です。

年会費は実質無料(年1回の利用で翌年度無料)となっています。

ポイント還元率は常に1%で入会後3ヶ月間は2.5%となります。

三井住友のポイントは1,000円で1ポイントなのですが、楽天ポイントやヨドバシカメラのポイントに交換すると

「三井住友1ポイント=楽天・ヨドバシカメラポイント、5ポイント」

に交換ができます。つまり、1ポイントが5円相当にあたります!

クレジットカード審査でもっとも有利なのが学生!

クレジットカード審査基準では

・安定した収入
・クレジット利用歴(クレジットヒストリー)

が重要な判断材料になります。

学生の場合は、普通どちらもほとんどありません。

それではなぜクレジットカード会社は学生専用クレジットカードを発行するほど学生を優遇しているのでしょうか?

クレジットカード会社は将来を見越して、なるべく若いカード会員を集めることが重要と考えています。

クレジットカードを作ることができる最も若い世代が学生なのです。

そのためアルバイトをしていなくても、親と一緒に住んでいたり、親から家賃や仕送りをもらっている学生には積極的にクレジットカードを発行しています。

クレジットカードを最も作りやすいのが学生と言っても言い過ぎではありません。

内定先やアルバイト先も申込書に記入した方が良い

学生としてクレジットカードを申し込むときに、内定先企業が決まっていた場合、勤務先欄にその会社名を記入しておくと審査では有利になります。

審査が通りやすいという点では学生という身分だけで十分ですが、ここを記入しておくことでカード利用枠に影響があります。

学生専用クレジットカードは10万~30万円という利用枠が標準ですが、大きなカード利用枠が欲しい場合はアルバイト先や内定先を記入しておくと、最大の利用枠になる可能性が高くなります。

今しか作れないおすすめの学生専用クレジットカード

就職が内定してから卒業までの間に海外旅行を計画している学生も多いかと思います。

社会人になってからは長期休暇をとるのは難しくなるので、ぜひ今しかできないことを経験しておいてください!

海外旅行先では日本よりもクレジットカードが普及していることが多く、海外のホテルのチェックインではカードを要求されたり、少額でもクレジットカード決済が定着しています。

クレジットカードを持っていないと、社会的信用能力がない人と見られてしまいます。

この機会に海外旅行でお得な学生専用クレジットカードを作っておきましょう。
※学生専用クレジットカードは社会人になると自動的に一般カードに切り替わります。

そこで、学生が発行しやすい海外旅行傷害保険の付いたクレジットカードをおススメします。

学生専用ライフカード

VISAブランドなので、海外でも幅広く利用する事ができ、信用が高いクレジットカードです。

学生専用ライフカードは年会費無料で海外旅行傷害保険も自動付帯(カードを持っているだけで保険が適用される)されているので、海外旅行時のトラブルを補償してくれます。

卒業旅行などで海外に行くという学生に向いているクレジットカードです。

ポイントプログラムのメリット

ライフカード最大のメリットとしては「誕生月ポイント5倍」のサービスがあります。

ポイント還元率は0.5%と標準的ですが、誕生月に買い物を集中させると還元率2.5%(例えば1万円の買い物で250円が還元)になるのでお得です。

さらに年間利用額50万円以上で300ポイント(1500円相当)がプレゼントされ、次年度のポイント付与が1.5倍になります。

ポイント有効期限も一般的には2年ですがライフカードは最長5年となるので、社会人になってからも長く使えるクレジットカードです。

学生専用ライフカードだけの特典

学生専用ライフカード最大の特長は海外でのショッピング金額の5%がキャッシュバックされるサービスです。

ほかのライフカードはもちろん他社のクレジットカードにもない特典なので、学生時代に海外旅行する場合は必須のクレジットカードと言えます。

ポイント還元率の標準が0.5%であることを考えると破格のサービスなのです。

ただし海外利用でもネットショッピングは対象外なので注意しましょう。

また毎月支払っている携帯・スマートフォンの料金を学生専用ライフカード決済にするだけで、毎月抽選でAmazonギフト券500円がプレゼントされます。

毎月1/10の確率で当たるので、運が良ければ学生時代に数回当たるかもしれません。

卒業後のクレジットカード切り替え

学生専用ライフカードは卒業後に一般のライフカードに切り替わります。

この時点で学生専用カードとしてのサービス、海外利用5%キャッシュバックや携帯料金決済での抽選、海外旅行傷害保険の自動付帯のサービスはなくなります。

しかし海外旅行傷害保険なしのライフカードを選択すればそのまま年会費無料で利用することができます。

やはりクレジットカードを作るなら学生時代がお得

クレジットカードの作りやすさという点では学生時代も新卒社会人でもほぼ同じです。

しかし、学生時代に学生専用クレジットカードを作っておけば、社会人になってからでは利用できない特典が数多くあります。

特に卒業旅行を計画しているのであれば短い期間であっても学生専用クレジットカードを作っておくとお得に利用することができます。

卒業後は新たにクレジットカードの申し込みをすることなく一般カードとして継続利用できるのもメリットです。

学生専用ライフカードをおすすめしたのは学生時代のメリットが、より大きいクレジットカードだからです。

一般的なクレジットカードでは海外利用ポイント2倍(還元率1%)というサービスはあっても、5%キャッシュバックというサービスはありません。

この特典だけでも十分に作る価値があります。

クレジットカード選びに迷っている学生は最優先で選択肢の一つに加えておきましょう。


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