働く女性に人気の電子マネーは?OLならではのお得な使い方も紹介
調査背景
- オフィス内の自動販売機や食堂などにキャッシュレス決済を取り入れる会社も増えてきました。女性の社会進出も増え、以前のようにお財布片手にランチに行くのではなく、スマホだけを持ってランチに行くOLが増えてきていることでしょう。そんな働く女性たちは、会社でのランチだけでなく、休日のカフェ、美容やショッピングなど、キャッシュレスを利用して少しでもお得に楽しみたいと考える女性も多いのではないでしょうか。
まねーぶの調査ページ「まねーぶ調べ」では、20代から60代の電子マネーを利用しているOL100人に意識調査を行い、OLに人気の電子マネー、利用店や頻度、OLだけが知る電子マネーのおすすめの使い方を明らかにし、まねーぶディレクターの最上天晴が総評しました。
調査内容
調査回答者の属性(n=100)
調査対象:全国OL電子マネー利用者
- 年代:20代28.0%/30代53.0%/40代17.0%/50代1.0%/60代1.0%
- 職業:正社員47.0%/契約社員・嘱託社員10.0%/派遣社員5.0%/パート・アルバイト38.0%
- 職種:営業4.0%/一般事務・受付31.0%/営業事務・アシスタント4.0%/管理事務(総務・人事・労務・採用・経理・財務等)8.0%/医療事務3.0%/販売16.0%/医療・福祉11.0%/ITエンジニア4.0%/クリエイティブ3.0%/保育2.0%/教育2.0%/WEB・インターネット・ゲーム3.0%/交通(ドライバー・CA等)2.0%/ブライダル1.0%/旅行・ホテル(コーディネーター・宿泊施設サービス等)3.0%/団体・学校法人職員1.0%/コーディネーター・カウンセラー1.0%/編集・制作1.0%
- 婚姻・子供:未婚・子なし44.0%/未婚・子あり4.0%/既婚・子なし24.0%/既婚・子あり28.0%
- 年収:100万円未満19.0%/100万円以上~150万円未満11.0%/150万円以上~300万円未満41.0%/300万円以上~500万円未満19.0%/500万円以上~700万円未満10.0%
調査1:OLの電子マネー利用状況(場所・頻度・金額)
OLが最も利用している電子マネーは「PayPay」
利用店は「コンビニ」、頻度は「週に1〜2回」、毎月の利用金額は「1,000円以上5,000円未満」と「10,000円以上30,000円未満」が一番多い
利用店は「コンビニ」、頻度は「週に1〜2回」、毎月の利用金額は「1,000円以上5,000円未満」と「10,000円以上30,000円未満」が一番多い
全国OL100人の電子マネーの利用調査をしたところ、最も利用している決済方法は、1位が「PayPay」22人、2位が「交通系電子マネー(Suica、PASMO)」17人、3位が「WAON」11人という結果でした。どのサービスも利用店が多いことが人気の理由として考えられます。
また、電子マネーを利用しているお店やサービスでは、「コンビニ」が83人と突出した結果となり、通勤の前後やランチ時に多く利用することが見受けられます。
電子マネーでの買い物頻度は、「週に1〜2回」と回答した人が44人と一番多く、「週3〜4日」が31人と続きました。電子マネーでの毎月の利用額は、「1,000円以上5,000円未満」、「10,000円以上30,000円未満」がともに27人と1番多い結果となりました。
調査2:【OL】電子マネー利用時に重視する点
電子マネー利用時に、6割のOLが「ポイント還元率が良い」、「使えるお店、サービスが多い」点を重視
電子マネー利用時に重視する点については、クレジットカード発行時期については、1位が「ポイント還元率が良い」61人、2位が「使えるお店、サービスが多い」59人、3位が「チャージして利用できる」45人という結果でした。ポイントの還元率や利用店の多さといった点に加え、チャージして利用することで使いすぎないよう工夫している様子が伺える結果となりました。
調査3:OLだけが知る電子マネーのおすすめの使い方
社内だけでなく、交通機関や美容院、給与振込口座まで、さまざまな場所でコツコツポイントを貯めるOLたち
OL達は電子マネーをお得に活用するために、どのような工夫をしているのでしょうか。OLに電子マネーのおすすめの使い方について聞いてみました。
OLたちのおすすめの使い方
会社の自動販売機やお菓子販売の支払い方法も電子マネーが使えて、さらにポイントもたまる。PASMOの残高照会アプリがあり、スマホをパスモにかざすだけで今の残高が分かって便利。バスの支払いをパスモで乗車すると、5回に1回くらいチケットが付き、次回半額で乗れる。(20代/WEB・インターネット・ゲーム職/交通系電子マネー)
給与の振込先をりそな銀行にしている。りそなポイントがあって、それを楽天Edyポイントに変更できるのでお得。他にもWAONポイントやnanacoポイントなど自分の好きなポイントに変更ができる。(30代/営業事務・アシスタント職/交通系電子マネー)
個人で経営している美容院は、電子マネー決済のポイント還元率が高い。会社の中にあるコンビニで電子マネー決済ができるようになり、ポイントが貯まる。月に何度か貰えるボーナスポイントをそのまま資産運用に回すことができる。(40代/クリエイティブ職/d払い)
イオン銀行はクレジットカードやWAONの利用料金に応じて、金利や振り込み無料回数が決定します。そのため、WAONが使えるところはWAONを使うと金利や振り込み無料回がUPするのでおすすめです。ちなみに、私は、今月の無料回数は3回でとても助かっています。(20代/一般事務・受付職/WAON)
総評
最上 天晴
まねーぶディレクター
まねーぶディレクター
PayPayを利用しているOLが多いのですが、これは利用できる店舗が多いことが要因ではないかと思われます。
というのもPayPayは2020年4月から基本の還元率が下がってしまい、以前のような旨味がなくなってしまっているからです。
2位の交通系カードですが、多くの方が通勤で利用していますし、使える店舗・サービスも多いので、この結果には納得できます。
ただし単体の利用ではポイントが還元されませんので、Suica機能が付帯したクレジットカードでチャージしてポイントを貯めているケースが多いのではないでしょうか?
電子マネーは多種多様なキャンペーンを行っていたりもしますので、何種類かを併用することでさらにお得に利用することができますよ。
というのもPayPayは2020年4月から基本の還元率が下がってしまい、以前のような旨味がなくなってしまっているからです。
2位の交通系カードですが、多くの方が通勤で利用していますし、使える店舗・サービスも多いので、この結果には納得できます。
ただし単体の利用ではポイントが還元されませんので、Suica機能が付帯したクレジットカードでチャージしてポイントを貯めているケースが多いのではないでしょうか?
電子マネーは多種多様なキャンペーンを行っていたりもしますので、何種類かを併用することでさらにお得に利用することができますよ。
プロフィール
株式会社GV・メデイアディレクター。
クレジットカード・電子マネーの専門家。
早稲田大学卒業後、日之出出版、扶桑社、主婦の友社で20年に渡り、雑誌・書籍の編集に携わる。
2012年に主婦の友社を退社し、株式会社GVのメディアディレクターに就任。
クレジットカードや引越しをはじめ、様々なジャンルのメディアを立ち上げた。電子マネー、クレジットカード、カードローンなどが高度に複雑化しているにもかかわらず、一般ユーザーに分かりやすい情報を提供するWEBメディアがないことを危惧。ユーザーファーストなお金のWEBメデイアとして「まねーぶ」を2018年に立ち上げる。
クレジットカード、電子マネー、カードローンなどお金周りの情報に強いが、特にクレジットカードと電子マネーの情報に精通している。クレジットカードや電子マネーへの深い知識を活かして、専門家プロファイルでクレジットカードの専門家として活動、オンライン講座「あなたにピッタリのクレジットカードの選び方」も定期的に開催している。
株式会社GV・メデイアディレクター。
クレジットカード・電子マネーの専門家。
早稲田大学卒業後、日之出出版、扶桑社、主婦の友社で20年に渡り、雑誌・書籍の編集に携わる。
2012年に主婦の友社を退社し、株式会社GVのメディアディレクターに就任。
クレジットカードや引越しをはじめ、様々なジャンルのメディアを立ち上げた。電子マネー、クレジットカード、カードローンなどが高度に複雑化しているにもかかわらず、一般ユーザーに分かりやすい情報を提供するWEBメディアがないことを危惧。ユーザーファーストなお金のWEBメデイアとして「まねーぶ」を2018年に立ち上げる。
クレジットカード、電子マネー、カードローンなどお金周りの情報に強いが、特にクレジットカードと電子マネーの情報に精通している。クレジットカードや電子マネーへの深い知識を活かして、専門家プロファイルでクレジットカードの専門家として活動、オンライン講座「あなたにピッタリのクレジットカードの選び方」も定期的に開催している。
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