即日融資も対応可能な銀行系カードローン
すぐにお金を借りたいと思った時に「銀行」からお金を借りようと考えていませんか?
銀行カードローンで即日融資を希望している人の中には、
- 銀行の方が安心感がある
- 金利で借金返済ができなくなりそう
- 電話など変な勧誘をされそう
というイメージを抱いている人が多いです。
結論から言うと、銀行では即日融資を受ける事ができません。
ただし、銀行系カードローンであれば即日融資に対応している会社があります。
現在、大手消費者金融各社は大手銀行の傘下に入っているため、「銀行系カードローン」と呼ばれることもあり、クリーンで安全なイメージを持たれる人も多くなっています。
この記事では、銀行系カードローンで即日融資する方法と、銀行カードローンが即日融資に対応していない理由について紹介します。
銀行系カードローンは即日融資に対応
銀行系カードローンであれば即日融資に対応しています。
なぜなら、警視庁への照会が義務付けられていないことと、自社で審査を行うことができるので、審査時間が短縮され、即日融資に対応ができるからです。
例えば、プロミスは三井住友銀行を中心とするSMBCグループ、アコムであれば三菱UFJ銀行を中心とするMUFGグループに属しています。
現在は、アイフルを除く大手消費者金融4社は全て銀行系カードローンとなっています。
誰もが知っている大手銀行グループの傘下に入ることで、クリーンなイメージがあり安心して利用できるという人も多いです。
消費者金融 | 銀行グループ |
プロミス | SMBCグループ |
アコム | MUFJグループ |
SMBCモビット | SMBCグループ |
レイクALSA | 新生銀行グループ |
銀行系カードローンで即日融資を受ける3つのコツ
銀行系カードローンで即日融資を受けるためには
・20時までに申し込みを終わらせる
・必要書類をあらかじめ用意しておく
・申し込み金額を50万円以下にする
必要があります。
20時までに申し込みを終わらせる
プロミスやアコムなどの銀行系カードローンは最短30分で審査終了しますが、審査終了から契約して実際にお金を借りるまでには、最短でも1時間はかかります。
カードローン会社の営業時間は21時が審査終了時間なので、最低でも1時間前の20時までに申し込みを完了し、契約を終えなければ即日融資することは出来ません。
大手消費者金融 | 即日対応時間 | 審査時間 |
プロミス | 20時まで | 9:00~21:00 |
アコム | 20時まで | 9:00~21:00 |
アイフル | 20時まで | 9:00~21:00 |
SMBCモビット | 20時まで | 8:00~21:00 |
※申し込み状況によっては即日対応できない場合があります。
審査の混雑状況などにより、20時までに申し込みをしても即日融資を受けられないケースもあるので、余裕を持って審査申し込みしておくことが大切です。
夜間に借入をしたいという人は以下で解説をしています。
申し込みの際に必要な書類
本人確認書類等の必要書類は、申し込み完了する一番最後に必ず提出を求められます。
いざ審査申し込みして、時間をかけて最後まで申告したのにも関わらず、必要書類が手元になく審査完了出来ないことが無いように、申し込みで必要になる書類はあらかじめ用意しておくようにしましょう。
本人確認書類 | 収入確認書類 |
・運転免許証 ・マイナンバーカード ・パスポート ・健康保険証+住民票 など | ・源泉徴収票 ・給与明細 ・確定申告書 ・納税通知書 ・所得証明書 など |
申し込み金額を50万円以下にする
収入確認書類は貸金業法によって以下の条件に当てはまる場合は提出が不要になります。
・利用限度額が50万円を超えない場合
・利用限度額と他の貸金業者からの借入の合計額が100万円を超えない場合
以上の条件を満たすことで申し込みにかかる時間を短縮することができます。
収入証明書が不要なカードローン会社については以下を参考にしてみて下さい。
銀行カードローンでは即日融資できない
銀行カードローンでは即日融資に対応することが出来ません。
その理由として以下の2点が挙げられます。
- ・警察庁のデータベースの照会に時間がかかる
- ・銀行審査の外に保証会社審査があり時間がかかる
昔は警察庁のデータベースへの照会は義務化されていなかったため、銀行カードローンも即日融資に対応していました。
しかし、2013年にみずほ銀行から暴力団関係者への融資が発覚し、資金が不正に利用されていたことが社会問題となったことから、銀行で融資をする際には警察庁のデータベースへの照会が義務化されてしまいました。
警察庁のデータベースへの照会は最短でも翌営業日の回答となるため、現在では銀行カードローンで即日融資に対応出来るものはありません。
また、銀行カードローンには一般的に保証会社が付いているため、銀行審査の外に保証会社の審査も通過する必要があり、審査回答までに時間がかかってしまうの即日融資が出来ない原因の一つです。
銀行カードローンと保証会社
銀行名 | 保証会社名 |
三菱UFJ銀行 「バンクイック」 | アコム株式会社 |
みずほ銀行 「みずほ銀行カードローン」 | 株式会社オリエントコーポレーション |
三井住友銀行 「三井住友銀行カードローン」 | SMBCコンシューマーファイナンス株式会社 |
新生銀行 「新生銀行スマートカードローン プラス」 | 新生フィナンシャル株式会社 |
銀行カードローンによる過度な貸付が問題となる
近年銀行カードローンによる過度な貸付が社会問題となり、銀行審査も慎重に行うように変化しているのも審査に時間がかかる原因となっています。
銀行カードローンが過度な貸付を指摘された原因として
- ・年収証明書の提出が不要のため、債務者の実態を把握せず貸付を行っている
- ・保証会社に依存していること(貸し倒れしても保証会社が負担してくれるため貸付が増える傾向にある)
などが挙げられます。
銀行は貸金業法の規制を受けないため、利用限度額50万円以上で収入確認書類を求める必要なく、年収の3分の1を超える貸付を制限する総量規制も対象外です。
また、銀行カードローンは貸し倒れとなった場合全額保証会社が保証してくれるため、保証会社の審査が通れば個人の返済能力を超える場合でも貸付を行うことが可能です。
収入が全くなかった人が、300万円の利用枠のあるカードローンの契約が出来た事例もあり、多重債務者の増加を懸念した金融庁が2017年より実態把握を行い、銀行に対し過度な貸付の是正を求めたため審査に時間がかかるようになりました。
金融庁の指摘もあり、銀行には慎重な審査体制の構築を求められたことから、銀行カードローンでは即日融資の対応が出来なくなりました。
最短で翌営業日に融資可能な銀行カードローン
ネット銀行や大手銀行では最短で翌営業日の融資が可能です。
カードローン名 | 利用限度額 | 金利 | 利用できる人 |
楽天銀行カードローン | 最高800万円 | 1.9%~14.5% | 満20歳以上満62歳以下の人 安定した収入がある人、または専業主婦 |
住信SBIネット銀行カードローン | 最高1200万円 | 年1.59%~14.79% | 満20歳以上満65歳以下の人 安定した収入がある人 |
三井住友銀行カードローン | 10~800万円 | 年1.5%~14.5% | 満20歳以上満69歳以下の人 原則として安定した収入がある人 |
三菱UFJ銀行カードローン | 最高500万円 | 年1.8%~14.6% | 満20歳以上満64歳以下の人 原則として安定した収入がある人 |
銀行カードローンは、消費者金融と比べて上限金利が低めなのが特徴です。
即日でなくてもいいけどできるだけ早く借り入れをしたい、できれば金利の負担も抑えたいという人には、最短翌日融資に対応している銀行カードローンが向いているといえるでしょう。
三井住友銀行のカードローンでは普通預金口座を持っていてもいなくても本人確認をオンラインでされた方は、WEB完結が可能です。
※ご契約後にローン専用カード等をご自宅へ郵送します。
なお、ローン契約機でローン専用カードを受け取る場合、もしくはカードレスを選択される場合は郵送物はありません。
銀行系カードローンと銀行カードローンの金利
銀行カードローンは消費者金融と比較すると金利は低いですが、無利息サービスを上手に活用すれば銀行カードローンよりお得に利用できるケースもあります。
カードローンで10万円借り入れした場合の金利を比較してみましょう。
カードローン名 | 10万円借入時の金利 |
プロミス | 17.8% |
アコム | 18.0% |
楽天銀行カードローン | 14.5% |
三菱UFJ銀行カードローン | 14.6% |
・消費者金融の金利は18%程度
・銀行カードローンの金利は14.5%前後
ですから、金利だけ見れば銀行カードローンの方がお得だと感じます。
それぞれのカードローンで10万円を借りて上記の金利を適用した場合、1ヶ月で返済するときの支払利息と1年間で返済する時の支払利息を計算すると、当然、金利の高い消費者金融の方が支払利息は多くなります。
カードローン名 | 1ヶ月で返済する場合の支払利息 | 1年間で返済する場合の支払利息 |
プロミス | 1,463円 | 9,894円 |
アコム | 1,500円 | 10,011円 |
楽天銀行カードローン | 1,191円 | 8,020円 |
三菱UFJ銀行カードローン | 1,216円 | 8,077円 |
銀行系カードローンである大手消費者金融の無利息サービスを活用し、30日以内に完済してしまえば、返済するのは元本のみなので、銀行カードローンよりも少ない金利で借入できます。
無利息サービスを利用すれば1ヶ月分の利息が0円で済むため、2ヶ月~3ヶ月以内に完済できるのであれば、銀行カードローンを利用するより消費者金融で借入をする方が金利を抑えられる可能性が高いです。
ただ、返済期間が半年以上に及ぶような場合は金利の低い銀行カードローンを利用する方がいいでしょう。
プロミスの30日間無利息サービスは、初回借入日から30日間無利息サービスが適用されます。
同じ無利息サービスを提供しているカードローン会社では、契約日から30日間となる場合が多いので、自分のタイミングで利用ができます。