おすすめ電子マネー×チャージ用最強クレジットカード3選

電子マネーの入金にクレジットカード払いを利用するとクレカのポイントが貯まるため、多くの人が電子マネーのチャージ用にクレカの発行を検討しているのではないでしょうか。

しかし、何の知識もないところから自分と相性の良い電子マネーとそれに合ったクレカ探すのは大変です。

そこでクレカと電子マネーの双方に知識を持つ筆者が、おすすめの電子マネーと相性の良いチャージ用クレカを合わせて紹介していきます。

また、チャージ用にクレカを持つメリット・デメリットやクレカを使った電子マネーのチャージ方法も紹介していくので、安心して電子マネーのクレカチャージを始められます。

特におすすめの電子マネーチャージ用のクレジットカードは以下の2枚なので、すぐにおすすめのクレカを知りたい人は「詳しく見る」よりチェックしてみてください。

本記事で紹介するおすすめのクレカ

電子マネーのチャージ(入金)用にクレジットカードを作るメリットとデメリット

電子マネーのチャージ(入金)用にクレジットカードを申し込む前に、まずは電子マネーとクレカの両方を持つメリットとデメリットを確認しておくことが大切です。

ここでは電子マネーのチャージ(入金)用にクレジットカードを持つメリット、デメリットについて解説していきます。

●メリット
電子マネーはクレカと組み合わせるとポイント還元率が増加する
クレカで電子マネーのチャージを自動化できる
●デメリット
所有のカード枚数が多くなってしまう

電子マネーはクレカと組み合わせるとポイント還元率が増加する

電子マネーは入金残高で買い物をすると、加盟店の買い物代金に使える独自ポイントが付与されますが、入金にクレジットカードを使うと、さらにクレカのポイントも稼ぐことができます

というのも、クレジットカードを利用すると、利用額に応じたカード会社独自のポイントが付与されるからです。

例えば、電子マネーの「nanaco」にクレカの「セブンカード・プラス」でチャージして、「nanaco」で買い物をすると、以下のようにポイントが付与されます。

セブンカード・プラスのチャージ分200円につき1nanacoポイント
nanacoでの買い物分200円につき1nanacoポイント

現金でチャージしたnanaco利用時と比較すると、2倍のポイントが貯まることになります。

より電子マネー決済をお得にするならクレジットカードによるチャージは外せません。

クレカで電子マネーのチャージを自動化できる

電子マネーはクレジットカードによるオートチャージ機能を利用できるため、クレカがあれば電子マネーのチャージが不要になります

というのも、オートチャージ機能を使えば、電子マネーの残額が設定額以下になると、自動的にクレジットカードから任意の金額がチャージされるからです。

例えば、電子マネー「Suica」にクレカの「JRE CARD」を紐づけて、以下の設定でオートチャージ機能を利用したとしましょう。

オートチャージ実行入金金額3,000円
オートチャージ実行判定金額 1,000円

この場合、Suicaの残額が1,000円以下になると、3,000円がJRE CARDからSuicaに自動入金されます。

入金分の金額は、後日JRE CARDの発行会社より、銀行口座から引き落とされます。

※オートチャージの実行判定と入金は駅の改札通過時に行われますが、他のSuica加盟店での買い物時には行われません

オートチャージは残額不足による決済不能という電子マネー唯一の弱点を克服してくれるので、電子マネーを本格的に利用するなら、オートチャージ対応のクレカはおすすめです。

オートチャージ対応クレカ例
  • JRE CARD(Suica)
  • セブンカード・プラス(nanaco)
  • ヤフーカード(ペイペイ)
  • 楽天カード(楽天Edy)

※()内はクレカのオートチャージに対応した電子マネー

所有のカード枚数が多くなってしまう

電子マネーのチャージ用にクレジットカードを持つことのデメリットは、カードの所有枚数が多くなってしまい、カード管理の手間が増えてしまうことです

というのも、クレジットカードは不正利用を防ぐためにパスワードを定期的に変更したり、利用明細の確認をするのが望ましいので、維持に多少の負担がかかるのです。

ただし、最近ではスマホアプリ型の電子マネーが登場したり、クレジットカードと電子マネーが一体になったカードも出回っているため、電子マネーチャージ用にクレカを持つ負担は軽減されてきています。

カードを2枚も所有したくないなら、スマホアプリ型の電子マネーを利用するか、以下のような電子マネー一体型のクレジットカードを利用すると、クレジットカードのみで電子マネー決済ができます。

電子マネー一体型のクレジットカード
  • JRE CARD(Suica)
  • セブンカード・プラス(nanaco)
  • イオンカード(WAON)
  • 楽天カード(楽天Edy)

※()内は付帯の電子マネー

おすすめの電子マネーとチャージ用の最強クレカ3選

ここでは電子マネーとクレカの両方に知識のある筆者が、おすすめの電子マネーと相性の良いクレジットカードの組み合わせを6パターン紹介します。

【ペイペイ×ヤフーカード】ペイペイのキャッシュバックとヤフーカードのTポイント還元で100円決済あたり4円の高還元

ペイペイはチャージ用にヤフーカードを利用すると、100円決済あたり合計4円分の還元を受けられるため、還元率重視ならこの組み合わせがおすすめです

ペイペイは100円の決済につき3円がキャッシュバックされ、ヤフーカードは100円利用につき1円分(1ポイント)のTポイントが付与されるからです。

キャッシュバック分はペイペイの支払いに、TポイントはファミリーマートやヤフーショッピングなどのTポイント加盟店で買い物に使えます。

また、ヤフーカードは入会金・年会費無料なので、ペイペイと組み合わせて利用しても維持コストは0円です。

ヤフーカード

  • ペイペイチャージに利用できる
  • ペイペイチャージで100円利用につきTポイントが1ポイント貯まる
  • Tポイントはファミリーマートなどのお買い物に1ポイント1円で使える
  • 入会金・年会費無料

【nanaco×セブンカード・プラス】200円につき2円分のnanacoポイント還元

セブン&アイ発行のnanacoは決済額200円につき1nanacoポイントが貯まりますが、セブンカード・プラスをチャージに利用すると、2倍のポイントが貯まります

というのも、セブンカード・プラスをnanacoにチャージすると200円につき1nanacoポイントが貯まるからです。

nanacoポイントはnanacoに移行でき(1ポイント→1円分のnanaco)、セブンイレブンなどのnanaco加盟店でのお買い物に使えます。

また、セブンカード・プラスはnanaco機能付帯のものも選べるので、チャージも決済もカード1枚で行うことができます。

セブンカード・プラスは入会金無料で年会費も無料のため、nanacoを発行するよりもコストは少なくなります(nanacoは入会金300円/年会費無料)。

nanacoをよりお得かつ手軽に利用するらならセブンカード・プラスは必須アイテムです。

セブンカード・プラス

  • nanacoチャージに利用できる
  • nanacoチャージ200円につきnanacoポイントが1ポイント貯まる
  • nanaco機能付帯カード発行可能
  • 年会費無料

【Suica×JRE CARD】Suicaチャージや定期券購入で1,000円につき15円分のJRE POINT還元

駅改札をスマホやカードで通過できるSuicaには、Suicaのチャージ残高に移行可能なJRE POINTを貯めることができる、JRE CARDをチャージに使うのがおすすめです

というのも、JRE CARDはJR東日本グループのビューカードが発行するカードのため、利用額1,000円につき5ポイント貯まるJRE POINTを、Suicaにチャージして使えるのです(1ポイント→1円分)。

しかも、Suicaのチャージや定期の購入なら1,000円につき15ポイントと、3倍のポイントが貯まります

JRE CARDはSuica機能を付帯させることもでき、かつSuicaの残額が一定額以下になると、自動的にクレカ(JRE CARD)からのチャージが実行されるオートチャージも利用可能です。

※オートチャージの実行金額、入金金額は任意の金額を設定できます

JRE CARDは入会金無料で年会費も477円とリーズナブルなため、Suica利用者なら必ず持っておくべきクレジットカードです。

JRE CARD

  • Suicaへのチャージや定期券購入でポイント3倍
  • Suica機能付帯
  • Suicaへのオートチャージができる
  • 入会金無料・年会費477円

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