コンビニ利用にオススメの電子マネー4選!

「気軽に利用するコンビニではキャッシュレスで支払いがしたい!」そう考えて電子マネーの利用を検討している人は多いでしょう。

しかしあなたは以下の疑問や悩みから電子マネーの利用に踏み切れていないのではないでしょうか?

「私がよく使うコンビニで使える電子マネーはどれ?」
「私が使うコンビニではどの電子マネーがお得?」

結論から言えば、コンビニ全般をよく利用するならiDの利用がオススメですが、1つのコンビニを集中して使っているなら他の電子マネーをオススメします

本記事ではコンビニごとにオススメの電子マネーを紹介していきます。

あなたは本記事を読むことで、あなたに最適な電子マネーをコンビニで利用できるようになります。

オススメの電子マネー

※今回の記事は正確な情報を発信するために、トータルマネーコンサルタントの新井 智美先生に監修していただきました(この記事の制作スタッフを見る

コンビニでは現金よりも電子マネー決済がオススメな2つの理由

以下の2つの理由から、コンビニにおける決済は現金よりも電子マネーがオススメです。

ここでは、まずコンビニでは電子マネー決済を使うべき理由として、上記2点を詳しく解説していきます。

スピーディかつストレスフリーな決済で時短が可能

電子マネーは現金よりもスピーディかつストレスフリーな決済ができるため、コンビニ決済の時短が可能となります

というのも電子マネー決済は、会計時にレジで「○○で」と使う電子マネーを伝え、専用の端末にカードやスマホをかざす(orタッチする)だけで完了するからです。

現金決済のように紙幣・硬貨をやり取りする必要はありません。

またクレジットカードのようにカードを店員とやり取りしたり、サインを記入したりする必要もありません。

コンビニは気軽かつ頻繁に使う場所なので、電子マネーを利用することで、多くの時間を節約し、ストレスを減らすことが可能です。

利用額に応じてポイント還元が受けられる

電子マネーは支払い額に応じたポイント還元を受けられるため、現金決済よりもお得です

というのも多くの電子マネーは支払い200円ごとに1ポイントが貯まり、1ポイントは1円分としてその電子マネーの支払いに使えるのです。

たとえば電子マネー「nanaco」は200円利用ごとに1nanacoポイントが貯まり、1ポイントは1円分のnananco残額に移行できます。

また電子マネーには「JMB WAON」のように、利用額に応じてマイルが貯まるものもあります。

マイルは航空会社の航空券と交換可能です。

コンビニは少額決済が多いものの、頻繁に利用する人が多いため、年間にするとその金額は少なくありません。

普段からコンビニを利用し、現金決済をしているのであれば、すぐにでも電子マネーの利用を開始するのがオススメです。

コンビニ利用にオススメの電子マネー4選

ここではコンビニ利用にオススメの電子マネーを4つ紹介していきます。

コンビニをよく利用するあなたはチェックしてみることをオススメします。

オススメの電子マネー

【iD】ポイント還元率最大7%!コンビニ全般を利用する人にオススメ!

iDは特定のコンビニに限らず、ポイント還元率が最大で7%となるため、コンビニ全般をよく利用するあなたにオススメです

iDは利用額が登録のクレジットカードから支払われる電子マネーで、登録カードをdカードにすれば、ポイント還元率が最大7%になる「dポイント スーパー還元プログラム」の対象となるのです。

ポイント還元の内訳は1%がdカード利用分として貯まり、残りの6%は以下の条件の達成度に応じます。

条件還元率
dポイントクラブステージプラチナステージ +1%
dポイントをためた回数50~99回/月 +0.5%
100回以上/月 +1%
dカード請求額10万~19万9,999円/月 +1%
20万円以上/月 +2%
dマーケットなどでのネット決済2万~49,999円/月 +1%
5万円以上/月 +2%

たとえばiDで毎月50回以上買い物をして、かつiDとdカードの利用合計が10万円以上になれば、iD決済分のポイント還元率は3.5%になります。

【iD×dカード還元例】

クレジットカードなどのキャッシュレス決済の平均的なポイント還元率は0.5~1%であるため、iDの還元率は高水準と言えます。

iDはセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップ、デイリーヤマザキなどの主要なコンビニで使えて、しかもコンビニに限らず高還元です。

iDはdカードに機能として付帯しているため、dカードを入手すれば利用可能です。

dカードは入会金・年会費無料のため、iDに興味がある人はまず入手してみることをオススメします。

dカード

対応電子マネー

ID
年会費ポイント還元率マイル還元率
無料1%~4%0.4%~1.6%
発行日数海外旅行保険ETC年会費
最短5営業日500円
  • iD決済で最大7%還元
  • ポイントはキャッシュバックに利用可能
  • 最大8,000円分のポイントプレゼント実施中(2020年7月1日時点)

【nanaco】セブンイレブンでボーナスポイントが貯まる

nanacoはセブンイレブンでとくにポイント高還元となるため、セブンイレブンユーザーのあなたにオススメです

というのもnanacoは常時ポイント還元率0.5%でnanacoポイントが貯まるのに加え(200円=1円)、セブンイレブンの対象商品を購入するとボーナスポイントが貯まるのです。

ボーナスの対象商品は毎月変わり、食品や缶コーヒーなど幅広い商品が対象となります。

【nanacoボーナス画像例】

貯まったnanacoポイントは1ポイント1円でnanaco残高に移行できます。

nanacoは発行手数料300円がかかるものの、年会費無料であるため、気軽に利用できますよ。

ちなみにスマホでnanaco決済ができるnanacoモバイルなら、発行手数料も無料となります。

nanacoは入手後、セブンイレブンのレジなどでチャージでき、チャージ残高の範囲内で買い物ができます。

nanacoユーザーならセブンカード・プラスの併用がオススメ

nanacoを利用するのであれば、クレジットカードの「セブンカード・プラス」を併用することで、より高還元を実現できます

というのもnanacoはセブンカード・プラスのカード払いでチャージすることで、チャージ額に対しポイント還元率0.5%でnanacoポイントが貯まるからです。

nanacoの支払いによるポイント還元と合わせると、その合計の還元率は1%となります。

セブンカード・プラスは入会金・年会費無料で利用できますし、nanaco搭載型も発行可能です。

むしろ発行手数料300円のnanaco(カードタイプ)を発行するよりも負担が少なく済みます。

nanacoを利用するならセブンカード・プラスは必ず検討しておきましょう。

セブンカード・プラス

対応電子マネー

nanaco
年会費ポイント還元率マイル還元率
無料0.5~1.5%0.25~0.75%
発行日数海外旅行傷害保険ETC年会費
2週間程度無料
  • nanacoチャージでポイント還元率0.5%(200円=1Pt)
  • 1ポイントは1円分のnanaco残高に移行可能
  • nanacoへのオートチャージが可能

【JMB WAON】ファミリーマートでJALマイルが1%還元

ファミリーマートをよく利用する人には、JALカードとの提携電子マネーで、イオンが発行する「JMB WAON」をオススメします

というのもJMB WAONは200円利用ごとに1JALマイルが貯まるのですが、ファミリーマートでは2倍の2マイルが貯まるからです。

JMB WOANはネットから申し込むことで入手でき、チャージすればその残高の範囲内で支払いができます

JALのフライトを利用する人であれば、ファミリーマートの決済にはJMB WAONを使うようにしましょう。

ただしJALマイルはANA等の一部航空会社では利用できないマイルなので、その点は注意が必要です。

JMB WAONのチャージにはJALカードの利用がオススメ

JMB WAONのチャージには、JALのクレジットカード「JALカード」を利用するのがオススメです

というのもJALカードのカード払いでJMB WAONにチャージすると、200円につき1JALマイルが貯まるのです。

JMB WAONはファミリーマートでの支払いで、200円につき2マイル貯まるので、JMB WAONとJALカードの併用なら、200円あたり3マイルが貯まります。

JALマイルは6,000マイルからJALの国内旅行用の往復航空券に交換できるため、40万円利用すれば、飛行機代を無料にすることも可能です。

しかもJALカードはJALのフライト利用で、毎年初回搭乗ボーナスが1,000マイル貯まるなど、ボーナスマイルも充実しています。

JMB WOANを利用するならJALカードはぜひとも手に入れておきたいところです。

JALカード

対応電子マネー

QUICPay(クイックペイ)
年会費ポイント還元率マイル還元率
2,000円0.5~2%0.5~2%
発行日数海外旅行保険ETC年会費
2~3週間程度最高1,000万円無料
  • JMB WAONへのチャージで200円につき1マイル貯まる
  • JALのフライトでボーナスマイルが貯まる
  • マイルはJALの航空券へ交換可能

【Suica】NewDays&NewDays KIOSKで2%還元

「朝食はいつもNewDaysで買っている」なんて人なら、メインの電子マネーはSuicaがオススメです

というのもSuicaはクレジットカードの「JRE CARD」を使うことで、NewDaysとNewDays KIOSKでいつでも2%還元を実現できるからです。

SuicaはNewDaysとNewDays KIOSKで利用すると、ポイント還元率0.5%でJRE POINTが貯まります。

またSuicaのチャージにJRE CARDのカード払いを利用すれば、さらにポイント還元率1.5%の高還元でJRE POINTが貯まるのです。

具体的には1,000円利用あたり20ポイントが貯まり、1ポイントは1円分のSuica残高に移行できます。

またJRE CARDはSuica定期券の購入でも、ポイント還元率1.5%でJRE POINTが貯まります。

JRE CARDは年会費が477円かかるものの、WEB明細の利用で毎月50ポイントのプレゼントをもらえるため、実質は無料です。

またSuica機能、定期券機能を搭載できるため、別途Suicaを持つ必要もありません。

NewDaysユーザーならJRE CARDでチャージしたSuicaで決済をするようにしましょう。

JRE CARD

対応電子マネー

Suica
年会費ポイント還元率マイル還元率
477円(税別)0.5%~3.5%
発行日数海外旅行傷害保険ETC年会費
7営業日程度最高500万円477円(税別)
  • Suicaチャージで1.5%還元
  • 駅ビルで3.5%の超高還元
  • Suica&定期券機能搭載可能

この記事の制作メンバー
最上天晴

2012年に株式会社GVのメディアディレクターに就任。
ユーザーファーストなお金のWEBメデイアとして「まねーぶ」を2018年に立ち上げる。
電子マネー、クレジットカードの情報を”とことん”分かりやすく発信します。

新井 智美先生

1級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)、CFP(R)認定者、DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

個人向け相談(資産運用・保険診断・税金相談・相続対策・家計診断・ローン・住宅購入のアドバイス)、資産運用などにまつわるセミナー講師(企業向け・サークル、団体向け)を行う傍ら、執筆・監修業も手掛ける。


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