審査なしでカードローンの借入をしたい人がすべき方法
審査のなしのカードローンを探している人は、
- 1度カードローン審査に落ちた経験がある
- すでに何社かカードローンを利用している
- 家族や友人、会社の人に知られたくない
といった悩みを抱える人が多いです。
実際、カードローン会社は申し込み者の返済能力を確認するため、必ず審査をしているので、審査なしでカードローンを契約する事はできません。
とはいうもののカードローン会社は、カードローンを利用してもらい、利息によって利益を出しているため、さまざまなサービスを提供しより多くの人に利用してもらおうとしています。
無職や信用情報に問題がありカードローンの契約ができないという人でも、カードローン以外の方法で現金を受け取る方法があります。
この記事では、審査なしのカードローンを探している人の状況別に解決策を解説しているので参考にしてみてください。
審査なしのカードローンは存在しない
カードローン会社は、申込者の返済能力と信用情報を必ず確認しているので、審査をなしのカードローンはありません。
カードローン会社は、賃金業法という法律において、信用情報の確認を必ず行うようになっているので必ず審査があります。
個人向け貸付けを行う貸金業者は、必ず指定信用情報機関に加入し、指定信用情報機関の保有する信用情報を使用することが義務化されました。
審査に不安があるという人は以下で審査に通った人の多いカードローン会社について解説しています。
審査なしでカードローンを探す人の解決策
審査なしのカードローンを探している人は状況によって違います。
自分の状況に適した解決策を探してみてください。
今の状況 | 解決策 |
今日中にお金を借りたい | 即日融資に対応している 大手消費者金融の利用を検討 |
過去に金融事故を起こし信用情報に問題がある | カードローンの審査に通らないので 債務整理や質屋を利用 |
会社への在籍確認の電話連絡が嫌 | 書類で在籍確認ができる 大手消費者金融を検討 |
他社借り入れ額が多い | おまとめローンを利用して1社にまとめる |
書類の準備ができない | 原則収入証明書が不要のカードローン会社を検討 |
学生だけどお金を借りたい | 20歳以上でアルバイトなどの収入が必要 |
無職だけど現金が欲しい | 質屋を利用、モノを売る |
無職の人はカードローン会社に返済能力を認めてもらえないため、カードローンを利用する事ができません。
ここでは、「無職の人でもお金を借りる方法」として解説をしているので、参考にしてみてください。
今日中にお金を借りたい人は大手消費者金融
大手消費者金融は即日融資に対応しているので、申し込み当日に融資を受けることができます。
大手消費者金融のカードローンは、審査時間を最短3分で行えるからです。
銀行カードローンを選んでしまうと、審査に1日以上かかり、今日中にお金を借りられません。
たとえば、大手消費者金融のプロミスは、審査申込から最短3分で審査が完了し、最短3分で融資を受けることも可能です。
平日はもちろん土日祝日でも、三井住友銀行やジャパンネット銀行をはじめとした、全国約200の金融機関で24時間365日土日・夜間でも振込みが可能です。
- 最短3分で融資を受けることができる
- 審査に通った割合「46.6%」と一番高く、審査に通りやすい
- パート・アルバイトの人も申し込みができる
金利 | 借入限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
4.5%~17.8% | 最大500万円 | 最短3分 |
※メールアドレスとWeb明細利用の登録が必要です。
※お申込み時間や審査によりご希望に添えない場合がございます。
金融事故記録は5年~10年残る
信用情報機関に異動情報として記録される金融事故記録は5年~10年残るため、その間はカードローンを利用する事ができないので記録が消えるまで待つしかありません。
カードローン審査の際には、カードローン会社は個人信用情報機関へ申し込み者の信用情報の確認をします。
ここで信用情報に異動情報(ブラック)があると審査に落ちてしまうわけです。
それぞれの異動情報が信用機関に残る内容は以下の通りです。
クレジット契約の代金を61日以上または3ヶ月以上の支払い遅延が起きた場合
クレジット契約の代金を61日以上または3ヶ月以上の支払い遅延が起きた場合
長期遅延や規約違反で強制解約となった場合
債権整理で借金の減免をした場合、任意整理、個人再生、自己破産など
異動情報の記録は、CIC(指定信用情報機関)、JICC(日本信用情報機構)、JBA(全国銀行協会)という3つの信用情報機関で共有されています。
共有された異動情報の記録は、カードローン会社の借入審査の際に利用されます。
下記の表は金融事故を起こした状況と異動情報の記録されている期間を表したものです。
金融事故情報 | CIC | JICC | JBA |
延滞・遅延 | 5年 | 1年 | 5年 |
代位弁済 | 5年 | 5年 | 5年 |
強制解約 | 5年 | 5年 | 5年 |
自己破産 | 5年 | 5年 | 10年 |
個人再生 | - | 5年 | 10年 |
任意整理 | - | 5年 | 5年 |
異動情報が残っている5年~10年間は、大手消費者金融にカードローンの申し込みをしても審査に通過できません。
どうしてもお金に困っている場合は、身内に借りる、モノを売る、といった方法でお金を作ることを考えてください。
在籍確認の電話連絡を書類で行う
書類で在籍確認をする場合、Web完結に対応したカードローン会社で申し込みをする必要があります。
アイフルやSMBCモビットは書類で在籍確認に対応しているカードローン会社です。
在籍確認の電話連絡をなしにするためには一定の条件を設けています。
カードローン会社は申込者の返済能力を確認する目的で行われるので、在籍確認は電話連絡である必要がありません。
一定の条件を満たしていれば、書類による在籍確認ができるからです。
- 社会保険証か組合保険証のどちらかの保険証
- 収入を証明する源泉徴収票か会社名入りの直近1ヶ月分の給与明細
- 会社で支給されている社員証
- 雇用契約書
上記のいずれかを満たし、勤務先の在籍を証明する書類を提出することができれば、書類での在籍確認を受ける事ができます。
- 社会保険証か組合保険証のどちらかの保険証を提出
- 収入を証明する源泉徴収票か直近2ヶ月分の給与明細が必要
- 三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、ゆうちょ銀行いずれかの普通預金口座が必要
書類で在籍確認を行っても審査に影響はありません。
金利 | 借入限度額 | 審査時間 |
---|---|---|
3.0%~18.0% | 最大800万円 | 10秒簡易審査 |
※申込の曜日、時間帯によっては翌日以降の取扱となる場合があります。
借入額が年収3分の1以上あると審査に落ちる
すでにカードローンの借入が年収の3分の1以上ある人は、カードローン会社の貸し倒れリスクが高くなってしまうため、カードローン審査に通過する事ができません。
借入には、年収の3分の1以上借り入れできないという「総量規制」という法律があります。
借入額が年収の3分の1に達している人は、総量規制に触れてしまう恐れがあることから、カードローンの利用ができなくなるのです。
カードローンの利用限度額について知りたい人は以下で解説をしています。
例えば、年収300万円の人がA社に50万円、B社から50万円の借入があるとします。
C社から新たに借入を行おうとしても、すでに合計で100万円の借入があるので、カードローンの利用ができません。
(1社のみの借入でも100万円を借りていた場合は、2社目に申し込みすることはできません。)
ただし、総量規制ギリギリの借入となってしまうと、申込者はカード会社に返済能力を疑われ、審査に落ちるケースが多いです。
もしも複数社から借入があり、年収の3分の1の借入をしている人は、おまとめローンを検討するなど、返済計画を立て直す必要があります。
総量規制ギリギリの人はおまとめローンを検討
おまとめローンを利用する事で借入件数を1つにまとめる事ができるので、返済の計画がたてやすくなります。
おまとめローンは総量規制の例外貸付にあたるため、年収の3分の1をこえる一時的な総量規制を超える融資が可能です。
例えば、年収300万円の人がA社に50万、B社30万、C社20万円、3社から合計100万円の借入をしていたとします。
すでに年収の3分の1である100万円の借入があるので、新規のカードローン会社から借入できません。
しかし、A社でおまとめローンを利用した場合、B社・C社の借入額を全額返済することを条件として一時的に総量規制を超えた融資を受ける事ができます。
1.A社に100万円を借りる(一時的に借入額合計200万円)
2.B社30万・C社20万円の借入額を返済して完済証明書をA社に提出(借入合計150万円)
3.借入金額150万円をA社に返済していく
おまとめローンで借入件数を減らしていく事で、各社に対する金利による負担も減り、一時的に総量規制を超える融資が可能です。
おまとめローンについて詳しく知りたい人は以下で解説をしています。
50万円以下の借入は本人確認書類だけでOK
50万円以下の借入であれば、原則本人確認書類のみでカードローンに申し込みができます。
なぜなら、給与明細書や源泉徴収票などの書類が必要となるケースは貸金業の規制等に関する法律上、
・50万円を超える契約を行う場合
・他社を含めた借入総額が100万円を超える場合
に限られるからです。
そのため、50万円以下の借入であれば、本人確認書類があればカードローンの借入ができます。
本人確認書類は顔写真付きであれば1種類、顔写真がないものは2種類のいずれかが必要です。
- 運転免許証
- 個人番号カード
- パスポート
- 健康保険証+住民票
- 健康保険証+公共料金領収書(3ヶ月以内)
- 健康保険証+納税証明書
収入証明書不要で融資を受けられるカードローン会社についての詳しい解説は、以下で行っています。
20歳以上の学生も継続的な収入が必要
学生の人がお金を借りる場合、奨学金制度の利用を検討してください。
奨学金であれば、第一種(無利息)または第二種(利息年3%を上限)でお金を借りることができます。
カードローンや学生ローンを利用するよりも低金利でお金が借りられます。
申し込み方法は、在学している高等学校等や大学を通じて申し込む必要があります。
具体的な申し込み受付については学校により異なるので、在学している学校に相談してください。
奨学金については、日本学生支援機構が電話でも相談を受け付けています。
奨学金相談センター電話:0570‐666‐301(ナビダイヤル)
なお、奨学金の申込期限に間に合わなかった場合は、進学後、進学先の大学等において実施する給付奨学金と貸与奨学金の在学採用に申し込みができます。
無職の人はカードローンが利用できない
無職で収入がない人はカードローン会社に返済能力がない人と判断されることから、カードローンの審査に通りません。
収入がない人は返済能力もないので、カードローン会社から貸したお金を回収できない可能性があると判断され審査に落ちます。
また、勤め先がないことから、カードローン審査時に必要な在籍確認をする事ができないのも審査に落ちる原因です。
もし、無職でどうしてもお金を借りる必要がある場合には身内や友人にお金を借してもらうか、3カ月以上アルバイトをしてください。
収入と職場があると証明する事ができれば、カードローンの審査を通過できる可能性があります。
カードローンを利用できない人がお金を借りる方法
カードローンの審査に通らない人は、身内にお金を借りるかブランド品などを担保にお金を借りる事を検討してください。
どうしても売るものすらないという人は、以下で別の解決策を解説しています。
質屋を利用してお金を借りる
質屋では、ブランド品などの腕時計、アクセサリー、バッグ、パソコンやカメラなど電化製品を預ける代わりに、現金を融資してもらえます。
3ヶ月間の返済期限までに元金と利息を返済すれば、預けた品物は返してもらえます。
返済できない場合は、預けた店舗で商品として売りに出されてしまいますが、借入額を返済する必要はありません。
大黒屋など大手の質屋であれば来店からおよそ15分くらいでお金を受け取ることができます。
買取アプリCASHを利用する
売れる物を持っている人は、買取アプリCASHを使うことですぐにお金を作れます。
CASHはスマホから利用できる即時買い取りサービスのアプリです。
スマホで撮影したアイテムの写真を送るだけですぐに査定され、簡単に現金を手にする事ができるので、店舗に行く時間が省け、買取の書類を記入したりする手間がありません。
撮影したアイテムの発送も送料無料かつ宅配業者が自宅に集荷してくれるので、家にいながら直ぐにお金が作れます。
スマホで撮影したアイテムの査定結果は直ぐに返ってきてアプリ上で査定額分がチャージされます。
チャージされた金額は指定した銀行に振り込みにて受け取ることができます。
(銀行の営業時間内(15時まで)であれば即日振込対応)
わざわざ店頭買取に行って身分証の確認や書類の記載をする必要がないので、カードローンは利用できないが、早くお金を借りたいという人におススメです。
CASHを使ったの即金までの流れは非常に簡単です。
- アプリをインストール後、電話番号の登録
- 「アイテムを撮る」を使い写真撮影をする
- 査定開始
- 査定終了後、撮影したアイテムを発送(発送無料)
- 発送後お金を受け取る
現金の受け取り方法は二種類「口座振込」と「コンビニ手渡し」があります。
当日中に即金するためには
- ウォレット受け取り方法「口座振込」を選択
- 当日の午後3時までに査定を行う
- 1万円以下の場合はウォレット受け取り方法「コンビニ手渡し」を選択
コンビニ手渡しで即金希望の場合は、受け取り可能時間の7:00〜21:30を過ぎてしまうと受け取ることができません。
審査なしの金融会社は闇金
審査なしで借入ができる会社は闇金だけです。
ただし、闇金で借入をしてしまうと、返済が困難になり自分の首を絞めてしまうので借入は絶対にしないでください。
なぜなら、闇金は審査せずに個人情報を要求して貸し付けを行うからです。
返済できれば良いと考える人がいますが、個人情報は闇金業者へ共有されてしまい、返済後もしつこい借入の勧誘があります。
また、借金の返済をしようとしてもなかなか元本が減らず金利の支払いに追われることになってしまうのです。
闇金の金利は、年率40~50%のところが多いです。
中には、金利が「10日で1割増し」など法外な金利の業者もいまだ存在します。
消費者金融の場合は、金利が高くても法定金利上20%なので、闇金と消費者金融の金利を比較すると2倍以上の差があります。
更に、1日でも返済が滞ると、夜中の電話、職場への電話、自宅へ押しかける、恐喝など強引な取り立てが続きます。
闇金で一時しのぎをしても事態を悪化させることになり、自分の首を絞めてしまいます。
闇金に借りるぐらいなら、他で借入をできるように努力するか、どうしても無理なら、債権整理も視野に入れて考えてみるべきでしょう。
ソフト闇金に注意
ソフト闇金も絶対に利用すべきではありません。
ソフト闇金は、SNSやネット掲示板などで個人間融資をしたり、消費者金融業者を装って貸付けをする業者のことです。
ソフト闇金も闇金と変わらないので、借入をしてしまうと、違法な金利をかけられ返済を請求されたり、個人情報を悪用されてしまいます。
ただし、従来の闇金業者と異なり、利用者を安心させたり、信頼関係を築いたりすることによって貸付金の回収を図ります。
特に最近多いのがLINEを利用した「LINE闇金」です。
LINE闇金はLINEアプリ上で個人情報のやり取りなどを交わし、返済が滞ると「LINEで友人や職場への取り立てを行う」「身分証をLINEでばらまく」など脅しをして貸付金の回収を行います。
「ソフト」と聞くと何となく利用しやすいイメージを持つかもしれませんが、実態は闇金なので決して利用すべきではありません。