VISAのクレジットカードの作り方とおすすめカードを紹介
これから初めてVISAのクレジットカードを申し込もうと思っている人のなかには以下のように考えている人も多いのではないでしょうか?
「有名だからVISAカードを作りたいと思ったけど、VISAってそもそもなんなのかがよくわからない…」
「VISAカードを作りたいけど作り方がよくわからない…」
そこで本記事ではVISAの基本をやさしく解説し、タイプ別にオススメのVISAカードを紹介していきます。
また、手に入れるべきカードが決まった人のためにVISAカードの作り方もやさしく丁寧に紹介していきます。
すでにVISAカードについての知識があるのでオススメのVISAカードだけ知りたい、という人は以下が本記事で紹介しているおすすめのVISAカードなので、気になるものからチェックしてみてください。
目次
VISAカードの数は300種類以上!~国際ブランド「VISA」を解説~
「VISA」はカードの名前ではなく、決済手段(VISA加盟店ならVISAマークのカードで買い物ができるシステムのこと)のことですが、日本では「VISA」の運営会社であるVisa Inc.からライセンスを受けた企業によって、300種類以上のVISAカードが発行されています。
なぜこれほど多くのVISAカードが発行されているかというと、VISAは世界で約3,810万以上の加盟店を持っているため、消費者からのVISAを利用できるカードへの需要が高いためです。
消費者がVISAカードを利用するとVisa Inc.とライセンスを受けてカードを発行したカード会社には加盟店からの手数料が入ります。
そのためVisa Inc.は積極的にライセンスを提供し、カード会社は積極的にVISAカードを発行しているのです。
VISAカードの加盟店数の3,810万という数字はJCBやアメリカン・エキスプレスなどといった主要な国際ブランド(VISAなどの決済手段のこと)群の中でも抜きんでています。
国際ブランド名 | 加盟店数 |
VISA、MasterCard | 約3,810万店 |
JCB、DinersClub、AMRICAN EXPRESS | 約2,300万店 |
初めてのカードならVISAカードと言われるのはこの加盟店の多さゆえの利便性があるからなのです。
初心者にオススメのVISAカード3選
VISAカードは日本に300種類以上あるため、VISAカードが欲しくても「どのカードを選べば良いかわからない…」という人も多いでしょう。
そこで、ここではおすすめのVISAカードをとして以下の3枚を紹介していきます。
何れも選り抜きの優良カードなので、どのVISAカードを選ぶかで悩んでいる人は以下の4枚から選ぶようにすることをおすすめします。
三井住友カードは年会費が1,250円(税別、初年度年会費無料)かかる年会費有料カードですが、コンビニ利用で超高還元を実現できるお得なクレジットカードです。
三井住友カードはポイント還元率が0.5%で、1000円利用ごとに5円相当のポイントが1ポイント貯まります。
さらに、コンビニ(セブンイレブン・ローソン・ファミリーマート)・マクドナルドの利用なら5倍のポイントが貯まるので、コンビニ常連の人には特におすすめです。
三井住友カードで貯めたポイントはベルメゾンポイントなどのポイント類に交換するなど、様々な形で利用できます。
楽天カードは年会費が無料なのにポイント還元率が1%と高還元なので、ポイント重視で節約志向の人におすすめのカードです。
楽天カードは100円利用するごとに楽天スーパーポイントが1ポイント(1円相当)貯まり、さらに楽天市場や楽天ポイント加盟店での利用ならポイントは最大3倍になります。
貯まった楽天スーパーポイントには以下のような用途があるため、ネット通販でもリアル店舗でも抜群に使いやすいのが特徴です。
三井住友カード デビュープラス(学生)は学生限定で発行可能なクレジットカードで、実質年会費は無料(年1回以上の利用で翌年無料)となっています。
ポイント還元率が1%と高還元で、1,000円利用につき10ポイント(10円相当)が貯まります。
さらにセブンイレブン、ファミリーマート、ローソン、マクドナルドでの利用なら還元率は3%となります。
また、入会後3ヶ月間はポイントが5倍になります。
貯めたポイントは楽天ポイントやdポイントなどのポイント類と交換などできます。
満26歳以降の最初のカード更新では若者向けゴールドカード「三井住友カード プライムゴールド」にランクアップするので、将来ゴールドカードを視野に入れている学生にもおすすめです。
VISAカードはネットで簡単に作ることができる
VISAカードはWEBページでの必要情報の記入だけで必要な作業が完了するネット申込みに対応しているため、簡単に作成することができます。
というのも、ネット申込みは郵送申込みのような書類の手書きや郵送といった手間がかからないからです。
例えば、三井住友カードをネットで完結する申込み方法で作成した場合は、以下の4ステップでカードを入手することができます。
1 | 申込内容を入力する | ・本人情報(氏名など) ・引き落とし口座 ・勤務先情報 ・カードの希望(国際ブランド・追加カードなど) などの情報を入力する。 |
2 | 引き落とし口座の設定 | インターネットで設定可能な引き落とし口座の金融機関を設定する |
3 | カード審査 | 申込内容に基づいた審査が行なわれる(在籍確認の電話も含む)。 |
4 | カードの発送 | 審査が完了すると、申込先の住所にカードが簡易書留で発送される。 |
申込者がするべきことは銀行口座の用意とカードの公式サイトにある申込ページで必要情報を入力するだけです(所要時間:30分程度)。
後はカード会社による審査とカードの発行、郵送を待つだけでカードが手に入ります。
ただし、キャッシング機能を希望する人や未成年の人などはVISAカードの申込みをネットで完結させることができず、収入証明書類などの書類郵送が必要になる場合もあります。
カード全般の作り方については以下の記事に詳しくまとめてありますので、気になる人はチェックすることをおすすめします。
VISAカードの審査に通過するための3つのコツ
VISAのクレジットカードに申し込むと必ずカード会社によるカード審査が行われますが、審査に通らなければカードを入手することはできません。
そこで、ここではVISAカードをより確実に入手することができる、カード審査通過の3つのコツを紹介していきます。
審査基準の低いVISAカードに申し込む
クレジットカードはカードを発行する会社の種類によって審査基準の高いものと低いものに分かれるため、審査基準の低いカードに申し込むとその通過率は上がります。
具体的にはイオンカードなどの小売り業系の会社発行の流通系カードと楽天カードなどのネット系企業発行のネット系カードが審査基準が低いと言われています。
なぜなら、流通系カードやネット系カードを発行するカード会社は、自社の系列店舗や自社サイトで買い物をしてくれる顧客の囲い込みを目的として、カードを発行しているからです。
※発行会社ごとのクレジットカードの審査難易度イメージ図
通常、銀行や信販会社の発行するクレジットカードは、カード利用者からの年会費や分割払い手数料といった各種手数料と、カード利用を受けたお店からの加盟店手数料の2つを収益の柱としています。
しかし、イオン銀行などの流通系カード会社や楽天カードなどのネット系カード会社は、これらに加えて系列会社の店舗や自社サイトの売上増加も意図してカード発行を行っています。
例えば、楽天カードなら楽天市場の顧客を増やすために、楽天市場での楽天カード利用に対してポイント還元率を3倍にするなどの優遇を行っています。
そのため、流通系カードやネット系カードはECサイトやスーパーでの買い物客もターゲットにするので、結果的に審査基準が低くなるのです。
ネット系・流通系のVISAカードでおすすめなのは楽天カードです。
楽天カードはポイント還元率1%の高還元カードなのに、審査は年収10万円台でも通過できるほど審査基準が低いカードであるためです。
俺とか年収のところ月収入だと勘違いして12万にしたけど楽天カード通ったぞ
— 初代更年期粛清拳師範代 (@rj__adaw) 2015年2月1日
- ✅年会費無料
- ✅ポイント還元率1%
- ✅審査基準の低いネット系カード
- ✅最高2,000万円の海外旅行傷害保険付帯
- ✅楽天市場ならポイント3倍
入会キャンペーンを行っているVISAカードに申し込む
入会者に対してポイントなどのプレゼントを行う入会キャンペーンを実施しているVISAカードは、審査通過率が一時的に高くなっていると考えられます。
なぜならカード会社にとっては大きなコストのかかる入会キャンペーンは、それだけ顧客を積極的に獲得しようという意図の表れだからです。
例えば、三井住友カードは現在新規入会者に対して利用額の最大10,000円をキャッシュバックする入会キャンペーンを実施しています。
年会費無料のカードに対してここまでの大盤振る舞いをするのは、顧客を獲得することでカード利用を受けた店舗からの加盟店手数料等の売上が増加するからです。
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クレジットヒストリーを作る
クレジットやローンといった返済義務のある商品を利用した場合、その返済履歴はカード会社全体に共有されるので、クレジットやローンの滞りない返済履歴があると審査通過率がアップします。
滞りのない返済履歴は毎月きっちり返済を行うマメで誠実な人の証になり、カード会社からの信用を得る材料となるからです。
では何故クレジットやローンの利用履歴はカード会社全体に共有されることになるのでしょうか?
例えば、ローンカードを作ってお金を借り入れると、カード申込み情報や借入残高、毎月の返済記録などが、ローンカードを発行した会社からJICC(株式会社 日本情報信用機構)などの個人信用情報機関と呼ばれる法人に登録されます。
個人信用情報機関は消費者への過剰な貸し付けを防止することを事業としている法人のことで、加盟する企業から登録された情報を加盟する企業全体に共有する役割を果たしています。
こうした仕組みにより、消費者の返済履歴などの情報はカード会社やローン会社に共有されて審査の材料とされているのです。
具体的にクレジットヒストリーを作る方法ですが、ショッピングクレジット(ショッピングローン)を利用するのが最もおすすめです。
ショッピングクレジットとは店舗やネットで商品を購入する際に分割払いにすることを指します。
分割回数によっては手数料もかかりませんし、家電量販店などで取扱いをしているので、買い物の予定がある人はショッピングクレジットを利用するのがおすすめです。
また、スマホなどの携帯端末(本体)を分割払いで買った人も毎月の返済履歴がクレジットヒストリーとして残ります。
スマホは高価なので分割払いをしている人が圧倒的に多いでしょうが、自分が分割で携帯端末を買ったかどうかが不明な人は携帯料金の料金内訳明細書を確認してみてください。
項目一覧に「端末代 分割支払金/賦払金」というような記載があれば、それは携帯端末を分割払いで購入した証拠となります。
バンドルカードなら18歳未満や高校生でもVISA加盟店でのカード決済ができる
日本ではすべてのクレジットカードで高校生と18歳未満の人には入会資格が与えられていません。
しかし、「バンドルカード」なら、高校生や18歳未満の人でも持つことができ、VISAのクレジットカードと同じ様にVISA加盟店での買い物に利用することができます。
というのも、バンドルカードはクレジットカードではなくプリペイドカードだからです。
入会金・年会費無料で、年齢制限も審査もなく持つことができるバンドルカードは、コンビニや銀行のATMでお金をチャージするだけで、VISAのクレジットカードと同じようにVISA加盟店でカード決済ができます。
バンドルカードの入手は以下の手順でアプリをダウンロードして必要情報を入力するだけです。
あくまでプリペイドカードではありますが、緊急の時は後払いができる「ポチっと」チャージ(有料)も可能なので、いざという時にはクレジットカードのように利用することもできます。
※リアル店舗で利用するには「リアルカード」を発行する必要があるので、アプリ内からの申請をするようにしましょう
- ✅年会費無料のプリペイドカード
- ✅ネットでもリアルでもカード決済可
- ✅VISA加盟店で利用可能
- ✅「ポチっと」チャージで後払いも可
- ✅チャージはコンビニや銀行ATMでできる