将来高ステータスカードが欲しい学生が作るべきクレジットカード
世の中にはポイントカード、クレジットカード、デビットカード、プリペイドカードなどのカードがあふれていて、まさにカード時代と言ってもいいかもしれませんね。でも、クレジットカードだけは誰でも作れるというカードではありません。
日本では少し勘違いされていて、クレジットカードは「お金がないときに使うカード」というイメージを持っている人もいますが、安定した収入がなければクレジットカードは発行されません。
海外では特にクレジットカードが信用を表していると考えます。ステータスの高いクレジットカードほど入会が難しいのです。
日本のクレジットカード会社は学生を優遇しているので、比較的簡単にクレジットカードを作ることができます。最初に作るクレジットカード次第で、今後楽にステータスの高いカードを持つことだって可能なのです。
クレジットカードを作るのであれば今から将来を考えて、よりステータスの高いクレジットカードを選んでみませんか?
クレジットカードのステータスとは?
クレジットカードのステータスとは具体的に何のことを言っているのでしょうか?
世界で初めてクレジットカードを発行したと言われているダイナースクラブは、世界にもステータスの高いクレジットカードを発行しています。ステータスの高いクレジットカードは下記の条件で表すことができます。
❶発行しているクレジットカード会社の歴史が古い
❷誰でも作れるわけではない(審査基準が高い)
❸高い年会費を気にしないほど支払い能力がある(高収入)
こうした基準を満たしたクレジットカードをステータスの高いクレジットカードと言うことができます。では、具体的にはどんなクレジットカードがあるのでしょうか?
銀行系クレジットカードが日本ではステータスが高い
日本では銀行系クレジットカード会社のステータスが高いと言われています。
JCBや三井住友カードは代表的な銀行系クレジットカード会社で、半世紀を超える歴史を持っています。
発行するクレジットカードの審査基準も高く、歴史も古いので、ステータスは高いと言えるでしょう。
三菱UFJニコスも銀行系ですが、母体となっているのは旧日本信販で信販系のクレジットカード会社(ショッピングクレジットを取り扱う信販会社)です。
銀行系のUFJカードとMCカードと合併してできたため銀行系となりましたが、ブランドの「MUFG」は比較的新しいブランドであまりステータスの高さは感じないでしょう。
ステータスの高さはこれから築き上げるブランドです。
銀行系カードとしてステータスの高い三井住友カード デビュープラスは、学生のうちから申し込みができるクレジットカードです。
申し込み対象を18歳(高校生不可)~25歳の学生としているので、バイトをしている人はもちろん、収入がなくても親に収入があればカードを発行する事ができます。
さらに、三井住友カード デビュープラスは26歳以降の最初の更新で20代向けのゴールドカードであるプライムゴールドに自動ランクアップするので早いうちからステータスの高いカードを持つ事ができるのです。
最高峰のクレジットカードとは?
ステータスの高いクレジットカードは単純に入会が難しいクレジットカードと考えていいでしょう。
一般カードに比べると年会費も高く(年税別10000円など)、審査基準も高いのでステータスは高いと言えますが、あくまで一般カードとの比較です。
ゴールドカードよりもステータスの高いプラチナカードも存在します。
プラチナカードは基本的に入会申込すらできないクレジットカードです。
ゴールド会員として実績を積んで、クレジットカード会社から招待状を受け取るというのが一般的な入会方法です。
実績を積むというのはゴールドカードを利用して、支払いをきちんとするということを継続するということ。
そうして招待状を受け取ると晴れてプラチナカードを手にすることができるのです。
プラチナカードは日本のプロパーカード(提携企業がなくクレジットカード会社だけで発行しているクレジットカード)としてはJCBの「JCBプラチナ」しかありません。それ以外は国際ブランドと提携して発行する提携カードのプラチナカードです。ステータスの高い発行会社のオリジナルであるプロパーカードのほうがステータスは高くなります。
さて、それでは最もステータスが高いクレジットカードはどれかというと、アメリカン・エキスプレスの「センチュリオン」、ダイナースクラブの「プレミアムカード」、JCBの「THE CLASS」です。
これらは通称ブラックカードと呼ばれている究極の高ステータスカードで、会員の入会が制限されているともいわれているので、現在会員募集しているかどうかすら定かではありません。
ですが将来はこうした最高峰のクレジットカードを目指すのもありですよ!
将来ステータスカードを持ちたい学生に知っておいて欲しいクレジットカード
ここでは将来ステータスカードを持ちたい学生さんにぜひ知っておいて欲しいカードを紹介します。
三井住友カード デビュープラス(学生)は学生のうちから申し込みができるクレジットカードです。学生専用カードと違って卒業しても一般カードには切り替わりません。
そのまま三井住友カード デビュープラスとして利用できます。
そして三井住友カード デビュープラスは26歳以降の最初の更新で20代向けのゴールドカードであるプライムゴールドカードに自動ランクアップします。
またプライムゴールドカードは満30歳になった後、最初のカード更新時よりゴールドカードにランクアップします。(ただし、何れのランクアップ時にも審査はあります)
JCB CARD EXTAGEも三井住友カード デビュープラス(学生)と同じ学生から申し込みができるエスカレーター方式のクレジットカードです。
JCB CARD EXTAGEは初回更新時(5年後)に自動的にJCB一般カード(ORIGINAL SERIES)へ切り替えとなります。
しかもJCB CARD EXTAGEの年会費は無料!
つまり、学生の間は年会費無料のJCB CARD EXTAGEを使って、卒業後はJCB一般カード(ORIGINAL SERIES)を使う、なんて持ち方ができるのがこのJCB CARD EXTAGEです。
なおJCB一般カードを使い続けることによって、インビテーションにより最終的にブラックカードの「THE CLASS」へランクアップすることもできますよ。
ステータスカードを持つための条件
ステータスカードをゴールドカード以上とすれば、残念ながら学生はすぐには作ることはできません。
本格的なゴールドカードは20歳以上の入会条件というケースもありますが、実際には収入がない学生には発行されることはありません。
ゴールドカードの入会基準は30歳以上、年収500万円が標準です。
当然、ゴールド会員であることが条件の一つとなるプラチナカードも作ることはできません。
ステータスの高いクレジットカードは人を選びます。クレジットカードを作るのに必要なのは支払能力ですが、高ステータスカードほど求められる年収は高くなるのです。
ステータスカードを目指すのであれば、一般カードからスタートして実績を積み重ねてゴールドカードまでたどり着きましょう。
もちろん支払い遅延は絶対にしないという気持ちでないとゴールドカードは手に入りません。
JCBと三井住友カードはどちらがおすすめか
日本のクレジットカード会社としてはJCBと三井住友カードがステータス面で双璧と言えるでしょう。
日本ではJCBカード会員が圧倒的に多いですが、国際カードブランドしてはVISAのほうが海外ではメジャーです。海外での利用頻度が高い人には三井住友カードがおすすめです。
もちろんJCBカードも海外利用に不便はなく、国内ではトップクラスのステータスの高さがあります。
国内で利用できる加盟店の数は三井住友VISAカードに引けを取りません。この二社のクレジットカードに関しては、どちらを選んでも損をするということはありません。
ゴールドカードを手にしてからも、どちらもプラチナカードという最高峰のプレミアムカードを目標にすることができますよ!