信用できない!?住友生命の評判について
住友生命は営業さんを多用したローラー作戦的な営業活動や、イメージ先行型のCMや商品名などで、日本生命、第一生命、明治安田生命などと同じく、現在はあまり評判はかんばしくない状態といえるでしょう。
それらの営業経費が保険料に上乗せされている=高い、という印象が大きいためです。
女性営業さん3万人にいっせいにタブレット端末を配布したり、国内大手生命保険のなかでも懸命に営業力を強化するなど、イメージ改善に取り組もうとしています。
しかし、肝心の商品面では「Wステージ 未来デザイン」など現在の主力商品からして、とても複雑で保険金支払い条件も非常に細かく規定されています。
住友生命の苦情の多さは生保業界一?保険加入者の口コミをみてみる
住友生命のライブワンに3年前に加入しました。
3ヶ月前に気管支を患って入院したときに、保険を使うことなったのですが、「こんなに酷い保険なの?」と思うような目に遭ったんです。
加入するとき話を聞いた限りでは、ライブワンに加入していれば、ほとんど支払いがないというイメージを抱いていたのです。
それなのにほとんど給付金がおりずじまいで・・・。
あまりにも頭にきたので、担当者に解約する旨を伝えると、解約手続きはサービスセンターでやってくれという横柄な態度。
売ってしまえば後は知らないよという”商売第一”の姿勢は酷すぎると思います。
(東京都/30代女性)
住友生命、最悪です。
私は40歳時の更新で担当社に今までと同内容の更新を依頼したのですが、全く違うものに変更されてしまったのです。
保険の内容が変わらないので、書類を隅々までチェックせずにサインした私にも落ち度はありますが、一切説明をせずに内容を変更するなんてあり得ないですよね。
終身保障が定期の保障になっていたりと、住友生命に都合のよい内容になっているので、これは景気が良かった頃の保険内容を会社として変えてしまえと考えているしか思えません。
(神奈川県/40代女性)
住友生命の生命保険と個人年金に加入していたものです。
家計が厳しくなったので、保険相談サービスを利用して別の保険に加入することを決めました。
そこで住友生命の担当者に生命保険と個人年金を解約する旨を伝えると、執拗なまでに引き留めをされました。「もう決めたことなので」と伝えると、その担当者は何とキレてきたのです。
こちらをお客とは思っていないような態度を取ってくるのです。
解約の書類について尋ねても「コールセンターに連絡をしてください」の一点張りなのです。
仕方なくコールセンターに連絡をすると「解約は担当者を通さないとできません」と言ってくるし・・・。
加入する時と解約する時の態度があまりに違いすぎで、本当に許せない気持ちでいっぱいです。
さすが、クレームが一番多いと言われている会社だけはありますね。
(東京都/30代男性)
住友生命の外交員の勧誘には辟易します。
いつも忙しい時間帯に銀行にやってきては、保険の勧誘をしてくるのです。
何度も断っても、しつこく勧誘をしてきます。私だけではなく、周りの先輩も同じ状況です。
人の仕事の邪魔をしてまで勧誘をするのって、どうなのかと思います。
カスタマーセンターにクレームを言った先輩もいるらしいのですが、全く取り合ってくれなかったようです。
こんな酷い勧誘をする会社の保険には絶対に入りたくありません。
(群馬県/20代男性)
住友生命ってどんな会社?
略称はスミセイ、正式には「住友生命保険相互会社」です。
ニッセイ、第一生命、明治安田生命とともに大手生保4社のひとつで、2017年3月期の総資産は30兆0296億円です。
営業手法としては、昔ながらの対面型セールスにもまだまだ伸びる余地はあるというスタンスを維持してます。
近年は、中国の損保最大手PICCと組んで合弁会社をつくったり、ベトナムの大手銀行と業務提携したとニュースになったり、アジア市場に向けて力を入れている印象も。
ちなみに住友生命が三井生命と一緒に運営している生命保険子会社が「メディケア生命」です。
全方位で事業を展開してるんですね。
やっぱりムダに高い!?住友生命の主力商品をチェック!
もちろん保険商品も全方位で展開されていますが、特にパッケージ型の総合保障保険が人気です。
就労不能・介護保障に加え、ライフサイクルの変化に合わせた死亡保障、医療保障、資産形成・老後保障を準備できる生活保険として売り出している「1UP」という新商品が話題です。
ではこの“ライフサイクルにあわせて合理的に保障を準備したい、生活責任世代の方にオススメの保険”と謳われている、生活保険「1UP」の契約例を見てみましょう。
ライブワン 未来デザイン1UP/3年ごと配当タイプ
主契約(保険ファンド[06])1,000円(保険期間・払込期間:終身)
<特約>
・生活障害収入保障特約(65歳満了・5回保証逓減型):年金年額180万円(保障期間・払込期間:65歳満了)
・特定重度生活習慣病保障特約:200万円(保険期間・払込期間:(※)・80歳まで)
・総合医療特約(180日型):日額10,000円(保険期間・払込期間:80歳まで)
・入院保障充実特約(09):入院保障充実給付金額100,000円(保険期間・払込期間:80歳まで)
・保険料払込免除特約(15)[総合型]付加
(※)20~40歳は20年更新、45歳は10年更新
盛りだくさんですが、おおむね以上の内容で、
30歳男性;15,424円/月
30歳女性;14,544円/月
ただし一部は更新までの10年間の保険料です。
同じ保障内容を保ちたければ10年ごとに保険料はどんどん値上がりしていきますし、
保険料を大きくしたくなければ特約の内容を減らしていかなくてはならなくなります。
一生涯の保障を出来る限り低コストで持ちたい!という方には、1UPはおすすめできません。
このように医療保険・介護保険・死亡保険を同時に備えようとすると、保険料ばかりが高くなるどころか、複雑すぎる保険内容を加入者自身が理解できなくなります。
心配になってきたら、損しない保険探しを!
数年前までは保険会社の営業マンや生保レディからの保険加入が一般的でしたが、今や保険は自分で比較検討したり、保険相談サービスを使ってよりお得なものを探していく加入の仕方が主流になりつつあります。
住友生命よりずっとリーズナブルで十分な保障を備えた保険をランキング形式でご紹介しているので、こちらも保険探しの参考にしてみてください。