損してる?プルデンシャル生命保険の評判は?
外貨建ては為替変動のリスクがあるのでなかなか手を出しにくい、実際損しそうで怖いといった方が多いのではないでしょうか?
実際の所、利率が良いのでプルデンシャル生命保険は悪くないと思います。
貯蓄系の保険を考えている場合は、返戻率の良い最短の10年で払い済みとして組むのがオススメです。
プルデンシャルは「貯蓄系」の保険が買い!
プルデンシャル生命の保険商品は基本的にすべて「オーダーメイド」なんです。
ライフプランナーさんが個人個人に応じてコンサルティングし、終身保険などの保険商品や特約を組み合わせて保障プランを設計していきます。
そんなプルデンシャル生命のもっとも「お宝」な商品が「米国ドル建てリタイアメント・インカム」。
自社の営業マンも加入している人が多いらしく、質の高さがうかがえます。
これは「年金支払型特殊養老保険」とも呼ばれ、簡単にまとめると、
- 掛け捨てでなく、月々支払う保険料がどんどん貯蓄されていく
- 貯蓄された保険料は、あとあと年金として死ぬまでもらい続けられる(or満期保険金として受け取れる)
- 年金受取前に死亡した場合は死亡保険金が受け取れる
というムダのない保険です。
さらに、この商品は「米国ドル建て」という名の通り「外貨建て保険」です。
外貨建て保険を扱う保険会社は他にもいくつかありますが、外貨建て保険は円建ての保険に比べて利率が高いものの、為替リスクがあります。
そのため結局返戻率がそれほどでもない商品ばかりなんですよね。
そんな中、この米国ドル建てリタイアメント・インカムは、為替リスクをカバーし得るほどの返戻率、つまり支払った保険料に対して、後々戻ってくる金額が他社の保険に比べてズバ抜けて大きいのです。
では返戻率は実際にどのくらいなの?ということで、簡単なサンプルを。
■30歳男性の場合
月払保険料 | 108.4ドル |
保険料払込期間 | 60歳満了 |
満期保険金 | 48,182ドル |
年金月額 | 200ドル(60歳から受取開始) |
30歳~60歳までの30年間で払い込む総額=39,024ドル、満期保険金=48,182ドル。
60歳で満期保険金を一括で受け取った場合、返戻率は123.4%。
他社の「貯蓄系保険」に比べても、なかなかの高利です。
⇒プルデンシャル生命以外の、返戻率が高い「人気の生命保険ランキング」を確認する
さらに上記の条件で「60歳満了」を「10年で払い済み」に変更すると、
10年間で払い込む総額=13,008ドル、満期保険金=19,090ドル
満期保険金を一括で受け取った場合、返戻率は約147%!
また、満期保険金でなく年金として受け取るようにすれば返戻率が170%越えするパターンもあるということ。
ご自身のニーズにあうように設計すれば、使い方次第でかなり有益な商品になるはずです。
ただし、プルデンシャル生命は医療保険にはちょっと弱いとの噂。
勧誘がしつこいと有名な営業マン達も、医療保険に関してはあんまり勧めてこないんですね。
医療保険に強い保険会社はまた別に存在しますので、やはり保険会社は一社だけで決定せず、必ず複数社の保険を比較検討することが大切です。
必ず複数社比較してから決めるべし!営業マンを鵜呑みにするのはキケン
勧誘が激しい、という噂は多いものの、プルデンシャルの営業マンたちはみーんな異業界からヘッドハンティングされた超精鋭ぞろい、という話も有名です。
ただし、優秀と言われている営業マンには非常に親身になってこちらの話を聞き、保険を設計してくれるタイプと、完全に能率重視・数字重視の冷たいタイプに2分されるらしい・・・。
ある程度の収入を持つ、いわゆる富裕層の顧客でない場合、あまりちゃんと相手をしてもらえないという話もよく聞きます。
プルデンシャルでは基本的に、顧客から見込み客を紹介してもらう、という紹介獲得の方法をとっているようです。
プルデンシャルに加入した人の多くは、加入前にプルデンシャル以外の保険会社と比較せずに加入しているそうなんです。
その上で「自分の加入している保険内容について深く理解している人」の割合も多いということ。
他社と比較する必要性を感じさせず、保険内容について深く理解させた上で契約に結び付けている、ということでしょうから、営業マンの営業スキルがかなり高いことが予想できます。
しかし逆に、他社の保険と比較検討させる余地を与えない、とも考えられ、それはある意味キケンだと思います。
いくらプルデンシャルの保険商品が良いものだとしても、それが「誰にとってもベストな保険」であるとは言い切れませんからね!
めんどうでも、本当に自分にとってベストな保険に加入するために、少なくとも2社以上の保険は必ず検討しましょう!
余談ですが・・・住友生命・明治安田生命・日本生命なんかの大手保険会社も、同じく他社と比較せず保険加入した人が多いんですよね。
しかし、この3社は「自分の加入している保険内容についてまったく理解していない人」の割合が多いようです。
これは別の意味でキケンですね(笑)
自分の加入する保険内容を誤解していたために、大変な目にあった人も少なくないようですから。
プルデンシャル生命の経営面での信頼性は?
プルデンシャル生命の経営の健全度もチェックしておきましょう。
保険会社が保険金を支払うにあたり、どのくらいの余力があるかを示すソンベルシーマージン比率はプルデンシャル生命の場合、777%(2013年度)です。
生命保険会社42社中33位、どちらかといえば下位ですが、金融庁が基準としている比率は200%。
その倍の400%あれば安全と言われています。
経営の健全度としては、上記の通り今のところ問題なさそうです。
ただし、各保険会社は顧客のための情報開示に積極的になっている傾向をよそに、プルデンシャル生命は「情報開示に消極的」という点で、少しひっかかります。
最近はだいたいどこの保険会社も、保険内容についてウェブ上で公開しているものです。
しかし、プルデンシャル生命は公式ホームページを見て保険商品に興味を持っても、ウェブ上で保険料試算をすることすらできません。
これでは自分で他社の保険との比較がしたくても不可能ですよね。
素人が、なんの準備もなしにコンサルティングに出向いたら、凄腕営業マンの言いなりになってしまいそうです。
プルデンシャル生命の営業マンに話を聞くなら、事前に「コストパフォーマンスに優れた人気の保険」をチェックして、保険料の相場を確認しておいた方が後々後悔しないで済むかもしれませんね。