陸マイラーの基本カードANA To Me CARD PASMO JCB(ソラチカカード)
ANA To Me CARD PASMO JCB
- マイルがたまりやすい陸マイラーの基本カード
- 東京メトロ乗車&Pasno利用でメトロポイント加算
- Pasmoの定期券と一体化して使える
- 最高1000万円までの海外旅行保険が付帯
- マイルがたまる
- 国内旅行保険
- 盗難補償
- キャッシング
- 家族カード
- 海外旅行保険
- 学生可能
- ショッピング保険
- ETCカード
年会費 | 初年度:無料 2年以降:2,000円(税別) |
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国際ブランド | JCB |
ポイント還元率 | 0.5%~ |
電子マネー | IC チップ:PASMO、QUICPay チャージ:nanaco、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA |
発行期間 | 最短3営業日 |
申込資格 | ・本人・配偶者に継続安定収入のある18歳以上 ・高校生を除く18歳以上の学生 |
家族カード | あり/年会費(税別): 1,000円(初年度無料) |
ETCカード | あり/無料 |
入会キャンペーン
●初年度年会費無料
●入会すれば1,000マイルプレゼント
マイルを貯める方法としては、飛行機に乗って貯める以外に、クレジットカードを利用して貯まったポイントをマイルに交換する方法があります。
後者の方法でマイルを貯める人のことを「陸マイラー」と呼び、陸マイラーがよく使っているカードが「ソラチカカード」です。
ここでは、ソラチカカードの基本情報、最大限の活用法、魅力などを解説します。
目次
マイルがたまりやすい陸マイラーの基本カード
ソラチカカードは、通常の買い物1,000円につき「Oki Dokiポイントプログラム」が1ポイント貯まり、貯まったポイントを「1ポイント→ANAマイル5マイル」に移行できます。通常の買い物におけるマイル付与率は0.5%となり、さほど高くはありません。
しかし、ボーナスマイル獲得、有料でのマイル付与率アップシステム、メトロポイントからANAマイルへの移行など、ソラチカカードには通常の買い物以外にも、ANAマイルを貯める手段が豊富です。ここでは、様々なマイル獲得方法を説明しましょう。
①実質年会費無料にする1,000マイルのボーナス特典
ソラチカカードの年会費は、入会初年度こそ無料なものの、2年目以降は2,000円(税別)の年会費が発生します。
一見高額に感じられますが、毎年カード継続のたびに、1,000マイルをボーナスマイルとしてもらえます。1マイル=2円の価値と考えれば、実質2,000円分のマイルがもらえるため、実質年会費無料となります。
②搭乗ボーナスマイル積算率10%
ソラチカカードを含むANAカード会員は、ANA便に搭乗のたびに、10%のボーナスマイルが付与されます。
ただし、10%の基本となるマイルについては、「区間基本マイル」に「クラス・運賃倍率」を乗じて決定されます。
例えば、東京~沖縄間(区間基本マイル:984マイル)の場合、クラス・運賃倍率の違いにより、10%の基本となるマイルが以下のように変動します。
マイルの割合 | マイル数 | 対象クラス・運賃など |
100% | 984マイル | ・片道運賃 ・プレミアムクラスをパッケージツアーで利用など |
75% | 738マイル | ・旅割21 ・株主優待割引など |
50% | 492マイル | パッケージツアーなど |
ソラチカカードを使い、東京~沖縄間の片道航空券を通常期に「片道運賃」で購入した場合、ボーナスマイルは98マイルとなり、984+98=1082マイルを獲得できます。
③マイル付与率が2倍の1%になる10マイルコース(税別5,000円)
通常、1ポイント→5マイルのレートで移行できるところ、「10マイルコース」を選択すると、1ポイント→10マイルのレートで移行可能です。
年間50万円のカード利用では、以下のように違いが出てきます。
1ポイント→5マイル | 1ポイント→10マイル | |
Oki Dokiポイント | 500ポイント | |
移行後のANAマイル | 2,500マイ ル | 5,000マイル |
ただし、10マイルコースには、5000円(税別)のマイル移行手数料がかかります。
1マイル=2円相当と考えると、税込5,400円の移行手数料の元を取るには、10マイルコースの選択によって最低2,700マイルは得をしなければなりません。
2,700マイルはOkiDokiポイント540ポイントに相当しますので、年間54万円以上カード利用することで、この移行手数料は相殺できます。つまり、一年のカード年間利用額が54万円以上、月平均45,000円以上のカード利用があるならば、10マイルコースがお得ということになります。
④東京メトロ乗車やPasmo利用でたまるメトロポイントも90%でマイルに交換可能
ソラチカカードは、カード利用で貯まる「Oki Dokiポイント」以外に、東京メトロ乗車や交通系ICカード「PASMO」利用で、「メトロポイント」が貯まります。
貯め方は後ほど説明しますが、貯まったメトロポイントは、「100メトロポイント→90マイル」のレートで、ANAマイルに移行できます。
ANA To Me CARD会員専用サイトからマイルと交換することができます。交換申込から実際にマイル口座に反映されるまでに1~2か月ほどかかり、毎月マイルに移行できる上限は2万メトロポイントです。
➄ポイントモール利用でマイルを獲得!
以下の2つのポイントモールを利用して買い物をすれば、ANAマイルがためられます。
1.ANAマイレージモール
まずは、「ANAマイレージモール」です。利用条件に応じて、以下のような店舗の利用で直接マイルが貯まります。
店舗名 | マイル付与率 |
楽天市場 | 200円→1マイル 0.5% |
Yahoo!ショッピング | 300円→1マイル 0.33% |
エクスペディア | 200円→1マイル 0.5% |
ユニクロオンラインストア | 300円→1マイル 0.33% |
ニッポンレンタカー | 100円→1マイル 1% |
じゃらんnet | 200円→1マイル 0.5% |
キャンペーンでマイル付与率がアップするショップもあるので、こまめにサイトをチェックするといいでしょう。ただし、買い物してからマイル付与までには、2~3か月程度かかる場合があります。
2.Oki Dokiランド
Oki Dokiランドのモールを経由してソラチカカードで買い物をすれば、Oki Dokiポイントの通常ポイントに加え、ボーナスポイントが貯まります。通常ポイントは5マイルコースの場合1P=5マイルで交換できますが、ボーナスポイントは1ポイント=3マイルで交換できます。通常ポイントに比べるとボーナスポイントは交換率が悪くなるので要注意です。
主な店舗で購入した場合、以下のようなポイントがつき、マイルに交換できます。
店舗名/ポイント倍率 | 通常ポイント(5マイルコース) | ボーナスポイント | 合計獲得マイル(マイル付与率) |
楽天市場 / 2倍 | (1,000円あたり) 1P=5M | 1P=3M | 8M(0.8%) |
Amazon / 2倍 | (3,000円あたり) 3P=15M | 3P=9M | 24M(0.8%) |
Yahoo!ショッピング / 2倍 | (9,000円あたり) 9P=45M | 9P=27M | 72M(0.8%) |
DELL / 10倍 | (5,000円あたり) 5P=45M | 45P=135M | 180M(3.6%) |
シマンテック / 20倍 | (1万円あたり) 10P=50M | 190P=570M | 620M(6.2%) |
JTB国内宿泊オンライン / 3倍 | (5,000円あたり) 5P=25M | 10P=30M | 55M(1.1%) |
タイムズカーレンタル | 1回の利用で一律15ポイント |
※P=ポイント、M=マイル
※こちらのデータは2017年12月現在のもので、期間によってはポイントの倍率が変動します。
ただし、「マイル自動移行コース」に設定している場合は、Oki Dokiポイントを貯められないので、「マイル都度以降コース」に設定しておきましょう。
⑥LINEPAYとの組み合わせで、マイル付与率1.62%に!
「LINE Pay」とはSNSアプリ「LINE」が運営するプリペイドの支払い方式で、国内外のJCB加盟店、アマゾンなどのネットショッピング、友だちへの送金などで利用可能です。年会費無料で、LINEアプリやプリペイドカードを使って利用できます。
「LINE Pay」は利用ごとに2%のLINEポイントがつきますが、このLINEポイントをANAマイルに高還元率で代えるルートがあります。
それは、ソラチカカードのメトロポイントを介したルート。
LINEポイントは、メトロポイントに交換でき、メトロポイントからANAマイルに移行できます。
交換ルートは以下の通りです。
①LINEポイント | ②メトロポイント | ③ANAマイル |
15,000円の利用で300P | 交換レート0.9%=270P | 交換レート0.9% 243M |
LINEアプリのLINEポインから交換。反映期間:3週間~2か月 | To Me CARD会員専用サイトから、ANAマイルに移行。交換期間は1~2か月程度 |
この交換ルートでいえば、マイル付与率は
2%×0.9×0.9=1.62%
となり、1.62%という高還元率でANAマイルに移行できるのです。
1万円のLINE Pay利用で、162マイルが獲得できます。ただし、交換する期間が最短で2か月弱、最大で4カ月もかかるので、急いでマイルを貯めたい場合にはおすすめできません。
LINE Payは、銀行口座、ローソンのレジ、コンビニ(ローソン以外)からチャージが可能です。
➆ポイントサイトでポイントをためてソラチカルートでマイルに交換
クレジットカードを使わず、ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに移行することもできます。
代表的なのは「Gポイント」で、保険の申込や見積もり、広告の閲覧やアンケートの回答などで「Gポイント」が貯まり、Gポイントをメトロポイントに移行します。
メトロポイントは、多くのポイントから移行可能なため、「他のポイント→ソラチカカードのメトロポイント→ANAマイル」という移行ルートは、俗に「ソラチカルート」と呼ばれており、陸マイラーの間では王道の移行方法です。メトロポイントからANAマイルの交換レートは0.9となります。
ポイントサイト名 | 主なポイント獲得法 | メトロポイントへのポイント交換率 |
Gポイント | 会員登録、アンケート回答、資料請求など | 100Gポイント→95メトロポイント→85.5 ANAマイル ※Gポイントからメトロポイント交換するのに別途5%の手数料がとられる |
ネットマイル | ショッピング、見積もり、アンケートなど | 200ネットマイル→100メトロポイント→90 ANAマイル ※交換手数料1回につき100ネットマイル必要 ※1ネットマイル=0.5円相当 |
げん玉 | バナークリック、ゲーム参加、web検索など | 5000ポイント→500メトロポイント→450 ANAマイル ※1げん玉ポイント=0.1円相当 |
PeX | 提携企業からのポイント移行、ゲーム、クイズなど | 1000PeXポイント→100メトロポイント→90 ANAマイル ※1PeXポイント=0.1円相当 |
ANAマイルへの交換率が高いソラチカルートを利用するためには、ソラチカカードを持っていなければなりません。
ANA JCB一般カード、ANA JCBカードZEROなど20種類以上あるANAカードの中で、ソラチカルートを利用できる対象カードは、ソラチカカードだけです。
ソラチカカードからANAマイルに移行できるメトロポイントは、月2万メトロポイント(年間24万メトロポイント)と限りがあるので注意が必要です。
東京メトロ乗車&Pasno利用でメトロポイント加算
メトロポイントは、乗車や自販機での商品購入など、身近な利用でポイントを貯めることができるので、非常に貯まりやすいポイントです。
ポイントの貯め方は、主に「東京メトロの乗車」と「PASMOの利用」です。
(1) 東京メトロ乗車
ソラチカカード(一般カード)の場合、1乗車につき、平日は5ポイント(1ポイント=1円相当)、土日休日は15ポイントのメトロポイントが貯まります。
週5日、会社へ行くのに利用した場合、1日往復2乗車で10ポイント、月20日出勤で200ポイントのポイントサービスです。
初乗り運賃でも最高運賃でも、1乗車で貯まるメトロポイントに違いはありませんので、初乗り運賃の利用ほど、ポイントの還元率がよくなります。
また、休日に仕事がある人は、さらにポイントが多く貯まります。
ただし、乗車ポイント付与にはメトロポイントPlusへの登録が必要です。
(2) Pasmo利用
Pasmoとは、全国の鉄道・バスで利用できるICカードで、提携店舗では、電子マネーとして利用できます。
Pasmoにソラチカカードでチャージすれば、1,000円ごとにOki Dokiポイントが1ポイント貯まります。
さらに、メトロポイントPlusロゴの掲示してあるメトロポイントPlus加盟店舗では200円(税込)利用で1ポイント、自販機では100円(税込)の利用で1ポイントが貯まるので、ポイント二重取りが可能です。
Pasmo利用で貯まったメトロポイントは、Pasmoに1ポイント=1円でチャージできる他、ANAマイルにも交換できます。
例えば、1,000円をPASMOチャージして駅の売店で1,000円の買物をすると、Oki Dokiポイントが1ポイント、Metroポイント5ポイント(利用時)が貯まります。この両方をANAマイルに移行すると、5マイル(Oki Dokiポイントからの移行)+4.5マイル(メトロポイントからの移行)=9.5マイルを獲得できます。
オートチャージが便利
PASMOへのチャージは、PASMOオートチャージサービスが便利です。
オートチャージとは、改札を通る際にPASMOに自動入金されるサービスで、チャージ実行するPASMO残高、チャージする金額は券売機で設定できます。
東京メトロなどPASMOエリアだけでなく、首都圏などのSuicaエリアでも、改札入場時にオートチャージが可能ですので、残高不足で改札から出られないなんてことはありません。
オートチャージでももちろんOki Dokiポイントが付きます。
マイルだけじゃない 東京メトロポイントの使い方
メトロポイントは、ANAマイル移行だけが使い道ではありません。
特におススメなのが、以下の3つです。
移行先 | 必要なメトロポイント | 移行先のポイント |
PASMOへのチャージ | 10ポイント | 10円分 |
楽天ポイント | 100ポイント | 100ポイント |
nanacoポイント | 100ポイント | 100ポイント |
メトロポイントをPASMOチャージするためには券売機から行う必要があります。その際に、確認番号(メトロポイントの手続きに必要な、カードの暗証番号とは別の4桁の数字)を入力するのを忘れないでください。
楽天ポイント、nanacoポイントへの移行は、To Me CARD会員専用サイトへログインしてから行ないますが、毎月1回までしか移行できませんので、まとめて行った方が賢明です。
Pasmoの定期券と一体化して使える
ソラチカカードは、PASMOの定期券を付帯することができます。
PASMOを利用するにはデポジット料金として500円が必要なのですが、PASMO定期券一体型のソラチカカードは、デポジット料金は必要ありません。
また、東京メトロの定期券券売機や定期券の売り場で定期券を購入すると、下の図のように、Oki Dokiポイント(ポイント還元率0.5%)に加えて、メトロポイント(ポイント還元率0.5%)ももらえますので、カードポイントの二重取りが可能です。
定期券との一体化を申し込む方法は、WEBか申込書を使った郵送ですが、すでに持っているカードの種類によって、手続きが若干異なります。
・定期券付きPASMOを持っている方→定期券付きPASMO返却の必要なし
・定期券なしPASMOを持っている方→持っているPASMOは残高をゼロにした上で返却、後ほど購入する定期券情報はソラチカカードに載せ換える
・磁気定期券を持っている方→定期券売り場や多機能券売機で、ソラチカカードに定期券情報を載せ換える
一体化したソラチカカードに搭載できる定期券は、東京メトロ、東急電鉄、東武鉄道、京急電鉄、相模鉄道、京王電鉄で販売している定期券のみです。
最高1000万円までの海外旅行保険が付帯
ソラチカカードには、以下のような海外旅行傷害保険が自動付帯しています。
ソラチカカード海外旅行傷害保険自動付帯
補償内容/保証金額
傷害死亡/1,000万円
傷害後遺障害/1,000万円
救援者費用/100万円
国内航空傷害保険も最高1,000万円が自動付帯しています。
実質年会費無料カードながら、海外旅行保険が自動付帯するのは、ANA JCBカードの中ではいいですが、補償金額は最高でも1,000万円と、決して多くありません。
補償額だけでなく補償内容も少なく、高額になりがちな賠償責任、利用頻度が比較的高い傷害治療や疾病治療が付帯していません。
海外での治療費は数百万円することも珍しくないため、特に、傷害治療や疾病治療の付帯は欠かせません。
「エポスカード」など、年会費無料で傷害治療や疾病治療も自動付帯するクレジットカードを持って行った方がいいでしょう。
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海外利用&「支払い名人」定額コースに登録でショッピング保険も付帯
ソラチカカードには、以下の条件をクリアすれば、ショッピング保険が付帯します。
・海外での購入
・リボ払いの「支払い名人」の定額コースに登録している場合(自己負担額3,000円)
年間補償限度額は最高100万円で、補償期間は購入日(配送を伴う商品購入の場合は到着日)より90日間となります。
偶然の事故で商品を壊してしまったり、盗まれたりしたときに補償されます。置き忘れや紛失、品物配送中に生じた損害等では補償されないので要注意です。
基本的な支払い方法
ソラチカカードの主な支払い方法は以下の4つとなります。
支払い方法 | 手数料率(年) | 特長 |
1・2回払い | なし | 全てのJCB加盟店で利用可能(1回) 最長86日間の支払猶予期間(2回) |
ボーナス1回払い | なし | 夏または冬のボーナスで最長237日間の支払猶予期間 |
リボ払い | 8.04%~18% | 選んだ回数で返済できるので確実に期間内に返済できる |
分割払い | 7.92%~18% | 選んだ支払額で返済できるので毎月の返済を調節できる |
1・2回払いとボーナス1回払いは手数料無料となりますので、なるべくこの支払い方法がおすすめです。高額な買い物をする場合やまとまったお金がない場合に、リボ払いや分割払いがおすすめですが、7.92%~18%の高い手数料がつきますので、あくまで最終手段と考えた方がよいでしょう。
支払い2回まで手数料無料
2回払いとは、締め日の翌月10日と翌々月10日の2回に分けて支払う方法で、2回の分割払いの感覚で利用できます。
しかも、分割払いとは異なり手数料がかかりませんので、手持ちがない場合におすすめの支払い方法です。
自分で支払い金額が決められる支払い名人
出展:公式HP
JCBカードには、事前に登録しておくことでショッピング1回払いが自動的にリボ払いになる「支払い名人」という支払方法があります。
通常のリボ払いとは異なり、初回の金利手数料がかかりませんので、その分お得になります(2回目以降は、所定のリボ払い手数料が必要)。
また、毎月のリボ払いの返済金額を自由に変更できますので、お金の苦しい月は少なめに、お金に余裕のある月には多めに返済することも可能です。
JCBで実施している対象キャンペーンの抽選口数が2倍となり、当選確率がアップします。
さらに、支払い名人に登録すると、国内での購入に対しても、最高100万円のショッピング保険が付帯(自己負担3,000円)。
ただし、支払い名人の利用枠は「ショッピングリボ払い利用可能枠」(20万円~100万円程度)の範囲内となり、これを超えた分の利用は、超過分が一括払いとなります。
最長6か月先まで支払いを延期できるショッピングスキップ払い
「ショッピングスキップ払い」とは、ショッピング1回払いの支払い月を最長で6か月先まで先延ばしできるサービスです。急な出費などで返済が難しくなった場合、便利なシステムです。
ショッピングスキップ払いを利用する場合、年15%の手数料がかかります。
例えば、12月1日に5万円の品物をカード購入し、来月末支払い予定を3か月先延ばしした場合、
1,875円の手数料がつきます。
一度支払い日を先延ばしにしたものの、お金に余裕があれば繰上返済することも可能です。繰り上げ返済は口座振替で行うことができ、手数料も抑えることができます。
ショッピングスキップ払いを使用する際の注意点として、一度スキップさせた支払日を再度スキップさせることはできないということがあります。また、支払い方法は一括のみで、リボや分割払いへの変更はできません。
カード審査の難易度はちょい厳しめ、毎月の収入があれば大丈夫
ソラチカカードの公式サイトを見てみると、本会員の申込対象に「18歳以上でご本人または配偶者に安定継続収入のある方。 または高校生を除く18歳以上で学生の方」と書かれています。
これだけを見てみると、簡単に審査を通過できそうに思えます。しかし、ソラチカカードのような航空系クレジットカードは、消費者金融系や流通系カードに比べると審査難易度が若干高くなるので、申込には細心の注意を払う必要があります。
ソラチカカードの審査に通るための条件として、
・勤続年数3年以上で毎月安定した収入がある
・居住年数が長い
・個人信用情報のクレジット履歴に支払い遅滞や金融事故情報がない
・学生や専業主婦の場合、世帯主に安定した収入がある
などが挙げられます。
逆に審査落ちしそうなケースは以下の通りです。
・半年に3件以上のカード申込んでいる。
・他社からの借り入れが年収の1/3近くある。
・個人信用情報に支払いの延滞や金融事故歴がある
審査落ちを避けるために、審査にマイナスとなる要因はできるだけ取り除くよう努めましょう。
申込時は、キャッシング枠を多く希望する人も、カード会社からすれば借金リスクが増えるため、審査通過を重視するなら「ゼロ」にするのが賢明です。
転職間もない人も、勤続年数が短い理由で審査に落とされてしまうので、できれば1年以上の勤続年数を積んでから申し込むといいでしょう。
まとめ
ソラチカカードは、空でも陸でもマイルが貯められ、ポイントモールやPASMOの利用などでもポイントが獲得できます。
マイル付与率は0.5%と決して高くはありませんが、年額5,000円(税別)の10マイルコースに入会すれば、マイル付与率は2倍の1%となります。
また、ソラチカカードを持つことで、メトロポイントからマイルへ最高のレートで交換できるソラチカルートを利用できます。メトロポイントは交換できるポイントの種類も多く、様々なポイントサイトで貯めたポイントを高い還元率のソラチカルートでマイルに交換できます。
メインカードとしては若干物足りないものの、普段Pasmoを利用している人やポイントサイトからマイルを貯める陸マイラーには持っておくべき一枚です。
カードの基本情報・スペックまとめ
【基本情報】
発行会社 | 会社名 住所 電話 | 株式会社ジェーシービー 東京都港区 南青山5丁目1−22 青山ライズスクエア 03-3294-8111 |
公式HP | http://www.jcb.co.jp/ordercard/teikei/ana_tome.html | |
申し込み資格 | ・本人・配偶者に継続安定収入のある18歳以上 ・高校生を除く18歳以上の学生 | |
発行期間 | 最短3営業日 | |
年会費(税別) | 初年度 | 無料 |
2年目以降 | 2,000円 | |
国際ブランド | JCB | |
支払方法 | 一括払い、二回払い、分割払い、リボ払い、ボーナス一回払い、ショッピングスキップ払い | |
引き落とし日 | 毎月15日締め、翌月10日引き落とし | |
口座振替の登録方法 | オンライン、郵送 | |
ショッピング【国内】 | 限度額 | 20万円~100万円 |
支払方法 | 1回、2回、ボーナス1回払い、分割払い、リボ払い、ショッピングスキップ払い | |
分割手数料(年) | 7.92%~18% 3回~24回 | |
リボ払い手数料(年) | 8.04%~18% 5,000円から1,000円単位で増額可能。 | |
ショッピング【海外】 | 限度額 | 20万円~100万円 |
支払方法 | 1回、分割払い、リボ払い ※為替レートに1.6%の海外事務手数料がつく。 | |
分割手数料(年) | 7.92%~18% 3回~24回 | |
リボ払い手数料(年) | 8.04%~18% 5,000円から( 1,000)円単位で増額可能。 | |
キャッシング【国内】 | 限度額 | 新規は0~40万円、リボ払いは0~50万円) |
手数料(年) | 15%~18% | |
支払方法 | 1回、リボ払い | |
ATM手数料 | 利用額1万円以下は108円、利用額1万円以上は216円 | |
キャッシング【海外】 | 限度額 | 個別に設定(新規は0~40万円) |
手数料(年) | 15%~18% | |
支払方法 | 1回 | |
ATM手数料等の手数料 | ATM手数料 無料 海外利用手数料 無料 ※為替レートに1.6%の海外事務手数料がつく。 | |
家族カードの有無と年会費(税別) | 有 | 年会費(税別): 1,000円(初年度無料) 発行手数料:無料 発行限度枚数:8枚 |
ETCカードの有無と年会費(税別) | 有 | 年会費(税別): 無料 発行手数料:無料 発行限度枚数:8枚(本人カード・家族カード1枚につき1枚の発行) |
電子マネー | 付帯可能 | PASMO、QUICPayカード |
チャージのみ可能 | nanaco、楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCA |
【ポイント情報】
ポイントプログラム | Oki Dokiポイント |
ポイント還元率 | 1,000円利用につき1ポイント 0.5% |
有効期限 | 獲得月より2年間 |
ポイントの交換先 | JCBギフトカード 1,050ポイント→5,000円 還元レート約1:5 nanacoカード 550ポイント→2,000nanacoポイント 還元レート約1:4 楽天スーパーポイント 200ポイント→800楽天スーパーポイント 還元レート1:4 Tポイント 500ポイント→2,000Tポイント分 還元レート1:4 |
マイレージとの交換 | ANA 1ポイント→5マイル 交換手数料無料 |
ポイントアップモール | Oki Dokiランド |
【不正防止対策】
不正防止対策 | ・24時間年中無休の不正検知システム ・本人認証サービス ・ワンタイムパスワード ・不正使用検知お知らせメール |
紛失盗難補償 | 届出から60日前にさかのぼり、それ以降の損害額を全額補償 ※会員に利用規約違反や故意、または過失がある場合は対象外 |
ショッピング保険 | 補償額:100万円 自己免責額:1万円 補償期間:90日間 条件:海外での購入が対象(リボ払い定額コースへの登録で、国内での購入も対象) |
その他の補償 | ・JCBでe安心(オンラインでの不正利用の請求を取り消し) |
【付帯保険】
【海外】 | 本人 | 家族特約゜ |
死亡・後遺障害 | 1,000万円 | なし |
疾病治療 | なし | |
ケガの治療 | なし | |
携行品損害 | なし | |
救護者費用 | 100万円 | |
賠償金 | なし | |
利用条件と補償期間 | 自動付帯 ※補償期間(海外旅行目的で国内住居を出発したとき~住居に帰郷するまで、日本出国翌日から90日間限度) | |
【国内】 | ||
死亡・後遺障害 | 1,000万円 | なし |
利用条件と補償期間 | 自動付帯 ※補償期間(国内の航空機に搭乗~事故日の180日後まで) |
【旅行&空港サービス】
空港ラウンジ利用 | × | プライオリティパス | × |
空港荷物宅配サービス | × | 空港手荷物預かりサービス | × |
海外日本語対応電話サービス | ○ 無料 | 海外におけるカード紛失時の即時仮カードの発行 | ○ 無料 |