保険マンモスの本社に訪問インタビュー!
なんと今回、当サイトでおすすめしている保険見直しサービス「保険マンモス」さんの本社に訪問し、担当の方にお話をうかがえるチャンスをいただきました!
今まで、比較検討も兼ねていろんな保険相談サービスの保険相談体験をしてきましたが、保険相談サービスの会社に取材させてもらうのは初めてです・・・!
保険マンモスってどんな会社?
保険マンモスは主にファイナンシャルプランナー(FP)を無料で紹介してくれる「家計&保険サービス」の申し込みを行っています。
また、HPでは「家計&保険サービス」の申し込みとライフプランと保険の考え方や保険の選び方に関する情報が掲載されています。
保険マンモスが紹介してくれるファイナンシャルプランナーは保険会社専属の営業担当ではなく、複数の保険会社を扱える独立系ファイナンシャルプランナーなのでコマーシャルなどの宣伝を行っていないために普及していない優良な保険商品を紹介してもらえます。
保険マンモスは保険の相談者とFPの橋渡しをしています
では、実際に保険マンモスに潜入!
保険マンモスの本社は品川駅近くの高層ビルにありました。
今回お話を伺わせていただいたのは、飯泉さん。
まずは保険マンモスのサービスについて説明してもらいました。
飯泉さん:「今、保険関連のサービスってたくさんあって混乱しやすいですよね。
保険マンモスは保険の相談をしたい方々をFP(保険のプロ)に紹介する仲介業者です。
保険マンモスは保険代理店ではないので、保険の販売はしませんし、特定の保険商品への誘導もしていません。」
なるほど。CMなどで良く目にする「ほけんの窓口」や「保険見直し本舗」が保険を販売する代理店なのに対して、「保険マンモス」はあくまで保険の相談者とFPの橋渡し、ということ。
――そうすると、どんなFPさんを紹介するか、ということが重要になってきそうですね。
飯泉さん:「そうですね。保険マンモスが大きなビジョンとして考えているのは、全体的にFPのレベルを底上げしていく、ということです。
もともと弊社の代表もソニー生命で長年保険営業をやって来た人間なので、FPの質にはとことんこだわっています。FPの質や提案スキルがあがること=弊社サービスの質が上がることだと思っています。」
保険マンモスのこだわり「質の高いFP、サービス向上の秘訣」
――FPの質やサービス向上のためにどんな努力をされているんですか?
飯泉さん:「保険相談の面談後に、相談者様に事後アンケートをとらせていただいています。良いことも悪いこともすべて、こういう傾向がありましたよ、とFPさんにフィードバックさせてもらっています。」
――アンケートはどのように活用を?
飯泉さん:「アンケート結果の上位にあがるFPさんを、保険マンモスのサイト内の『品質基準(FPQ)』というページで紹介させていただいてます。
保険だけでなく不動産や相続、法人関連の話など、広く金融領域について相談対応した経験や実績があるのか、というところまでまとめて点数をつけさせていただいてます。
そこで上位100位の方まで紹介されますで、より高い点数を得よう!そのためにより高い営業のスキルを磨いていこう!とFP自身のモチベーションに繋がるんですね。」
FPQというサイト、FPさんたちのフルネームと各評価項目(マナーや専門知識力など、10項目以上!)が点数づけ&ランキング付され、上位100位の方まで公開されています。
なかなかシビアな感じもしますが、FPさんの気概が感じられるし、本気モード全開になりそう。
とはいえ、FPの方もたくさんいるわけで、申込者側としては、相談を申し込んだらどんな人が来るのかわからなくて不安なところです。そこで質問。
――保険マンモス提携のFPさんたちに共通するところはありますか?
飯泉さん:「相談者の方に、本当に必要な保険をしっかりと提案する、という姿勢ですね。
本当に必要な保険というのは一人一人違いますので、提案の際には相談者様の家計の状況や将来の希望など、しっかり細かくヒアリングしていきます。
それから、『いい商品を世の中に広めたい』という気持ちがあるか、また『保険加入者の知識・情報不足によるお金の失敗を未然に防いでいきたい』という理念があるかどうかというところは、FP採用時にしっかり確認するようにしています。
ですので、相談者様が本当に納得の行くまできちんと説明する、という部分も保険マンモスのFPさんたちに共通する部分ですね。」
この他にも、保険マンモスでは「イエローカード制」という制度があり、しつこい勧誘や万が一失礼な対応があった場合はHPまたは電話にて担当FPの変更をお願いすることができるそうです。
相談件数もグングン上がってます
――相談に来られるのはどのような方が多いんですか?
飯泉さん:「やはり保険料の更新のタイミングで相談に来られる方が一番多いですね。
次に結婚や子どもが産まれるのを機に、家を購入して、家計や保険を見直したいという方。
それから情報番組なんかで『がんの入院期間は実際は短い』といった特集をご覧になって、『あれ?うちの保険どうだったっけ?』と慌てて相談に来られる方も増えますね。」
――相談件数は月にどれくらいですか?
飯泉さん:「月に5000件ほどですね。」
5000件も!これだけ多くの保険相談サービスがある中で、かなりの数字。
保険相談サービスの申し込みといえば、個人情報を記入しないといけないのがネックなところ。
――申し込み時に個人情報を入力するのに抵抗がある人も多いと思うんですが、そのあたりはどうですか?
飯泉さん:「個人情報に関しては、保険マンモスとしては極力取らない、というスタンスにしています。年収、病気に関しても細かく入力いただかないですし。他社に比べて申し込み時の必須記入項目は圧倒的に少ないです。」
確認してみると、確かに住所や生年月日などの基本的なもの以外には、職業・配偶者・こどもの有無のみ。他社のものに比べてだいぶシンプルです。
「保険相談サービス」の本質を知ってほしい
――相談者の方は、みなさん生命保険以外の相談もしているんですか?
飯泉さん:「保険マンモスとしては生命保険の相談が主体のサービスにはなりますが、火災保険や住宅ローンなど、会話の中で必然的にライフプランの話は出てくるので、そういったご相談をされているケースも結構あります。
最近ですと介護保険や老後のための貯蓄、老後破産の問題も、FPさんたちが保険を提案する上で考慮してますね。
掛け捨ての保険や、まったく貯蓄性のない保険のみの加入で、いざ60歳になったとき『貯蓄も保険もありません』って状態になってしまったら本当に大変ですから。
複数社の保険商品から、プロに設計してもらうのとそうでないのとでは、数十年後こんなに違うんだよ、ということはしみじみ感じますね。」
――50代以上の方もよく相談に来られますか?
飯泉さん:「そうですね。50代後半くらいの方も結構いらっしゃって、介護保険系のご相談が特に多いですね。介護保険に入っていない場合、要介護認定を受けるまでの間って経済的にすごくキツイ時期があるんです。そこをしっかりカバーできる保険が、これからは必要となってきますね。」
――これからこういうサービスがどんどん広がっていくと30代のとき、40代のとき、50代のときでライフプランに合わせて保険の組み方を変えていく、という方が増えそうですね。
飯泉さん:「そうですね、いいFPさんと巡り合えていれば、ずっとその方に相談を続けていただければ良いんですが・・。
保険相談、保険見直しという言葉だけが先行してしまい、『本当に必要な保険を一緒に考えていける、信頼できるFPに出会う』という、このサービスの本当の意義はまだあまり浸透していなくて。
そこはまだまだ改善の余地があるかなと思っています。
我々も今後FPを主体とした、金融知識の情報発信ができるサイトを作っていく予定です。
FPのいいところを発信していきたいんです。」
――最後に、保険マンモスさんが一番大事にしていることを教えてください!
飯泉さん:「一人でも多くの方をちゃんと面談まで導いてあげること、ですね。
保険マンモスはお陰様で10周年になりますが、我々が10年間積み上げてきたのはマッチングビジネスです。なので、どんなFPと、どのタイミングで出会ってもらうのか、ということの演出は、どこの企業にも負けたくないところですね。
そのためにいいFPさんを育てる、そしてFPさんのできることをしっかりと伝えていく、というのが我々のミッションだと思っています。
できれば今後は不動産であったりとか、生命保険の商品じゃないところでFPさんを使っていただけるようなきっかけも、我々の方で作っていけたらな、と思っています。」
飯泉さん、どうもありがとうございました!
保険マンモスのように、相談者とFPをつなぐ仲介業者って、正直ほとんどのところが「FPの質にこだわってます!」と謳ってます。
ですが実際に提携FPの情報開示をしたり、自社で育てたり、そういう発想のある会社って珍しい。
本気でFPの質を高めようとしている、という顧客志向な姿勢がすごく感じられました。
保険の見直しでも老後資金の相談でも、気になることがあればぜひ、安心して使ってみてください^^