IPO株の上場予定銘柄スケジュール一覧!今からできるIPOの申し込み
2019年4月に上場する予定の銘柄は5社です。
IPO株を購入するには証券会社からIPO抽選に申し込みをし、当選しなければ購入ができません。
IPO株について知りたいという人の中には、
- IPOの上場予定銘柄が知りたい
- どうすればIPO株を買うことができるのかわからない
こういった悩みを持つ人が多いと思います。
今回は、2019年4月のIPOスケジュールや上場予定銘柄、IPO株の購入方法について詳しく紹介します。
- IPOの上場予定のスケジュール
- IPO株の買い方
IPOのスケジュール
2019年4月にIPOを予定する企業のスケジュールをまとめました。
企業名 | 申込期間 | 購入期間 | 上場日 | 取り扱い証券会社 | 公募価格 | 初値予想 | 本数 |
トビラシステムズ(4441) | 4/9(火)~4/15(月) | 4/18(木)~4/23(火) | 4/25(木) | 大和証券 | 未発表 | 4,000円以上 | 901,600株 |
グッドスピード(7676) | 4/9(火)~4/15(月) | 4/17(水)~4/22(月) | 4/25(木) | 東海東京証券 | 未発表 | 1,500円以上 | 632,500株 |
ハウテレビジョン(7064) | 4/8(月)~4/12(金) | 4/16(火)~4/19(金) | 4/24(水) | みずほ証券 | 未発表 | 2,000円以上 | 363,400株 |
ヴィッツ(4440) | 3/20(水)~3/27(水) | 4/1(月)~4/3(水) | 4/8(月) | 東海東京証券 | 2,650円 | 4500円以上 | 460,000株 |
東名(4439) | 3/18(月)~3/25(月) | 4/1(月) | 4/3(水) | 東海東京証券 | 3,290円 | 4,205円 | 402,500株 |
続いて、上記5社の企業情報について以下で詳しく紹介します。
上場予定銘柄の情報
ここでは、2019年4月に上場予定の5つの企業の事業内容を紹介します。
- トビラシステムズ
- グッドスピード
- ハウテレビジョン
- ヴィッツ
- 東名
最後に、今後上昇が期待できるおすすめ銘柄も解説するので参考にしてください。
トビラシステムズ
トビラシステムズは、モバイル・固定電話及びビジネス向け迷惑情報フィルタシステムの開発や提供などをしている企業です。主に、振り込め詐欺の対策をするシステムを開発しています。
グッドスピード
グッドスピードは、自動車の販売買取をメインに行っている企業です。そのほかにも、保険代理店・レンタカー事業などを行っています。
ハウテレビジョン
ハウテレビジョンは、就活者向けのサービスを展開している企業です。新卒採用プラットフォーム「外資就活どっとコム」や中途採用プラットフォーム「Liiga(リーガ)」などのシービスがあります。
ヴィッツ
ヴィッツは、IOT関連の企業です。組込み製品のソフトウェアの開発や販売を行っています。
東名
東名は、オフィス関連のサービスを提供している企業です。主に、光回線サービスや情報通信機器、WEBサービスの提供などを行っています。
トビラシステムズがおすすめ
2019年4月にIPOを予定する企業の中で、おすすめできるものは「トビラシステムズ」です。主な事業内容は、「オレオレ詐欺」や「アポ電詐欺」を防ぐアプリを開発しています。
おすすめ理由は、防犯アプリの利用者数が右肩上がりに増えており今後さらに成長が見込める企業だからです。2019年の月間利用者数は、3月の時点で約200万人を超えています。2019年10月期の売上高は約7%増で経常利益は約40%も増えているのです。今後さらに利用者数の増加も見込めるため、おすすめできます。
2019年過去IPO
ここでは、2019年3月にIPOした企業の結果を表でまとめました。
企業名 | 申込期間 | 購入期間 | 上場日 | 取り扱い証券会社 | 公募価格 | 初値 | 本数 |
ウェルビー(4438) | 3/13(水)~3/19(火) | 3/22(金)~3/27(水) | 3/29(金) | SMBC日興証券 | 5,200円 | 18,030円 | 188,200株 |
エードット(7063) | 3/12(火)~3/18(月) | 3/20(水)~3/26(火) | 3/29(金) | みずほ証券 | 1,110円 | 2,453円 | 690,000株 |
ナッティー・スワンキー(7674) | 3/12(火)~3/18(月) | 3/20(水)~3/26(火) | 3/28(木) | SMBC日興証券 | 3,270円 | 3,930円 | 588,800株 |
フレアス(7062) | 3/11(月)~3/15(金) | 3/19(火)~3/26(火) | 3/28(木) | SMBC日興証券 | 1,850円 | 4,045円 | 602,600株 |
日本ホスピスホールディングス(7061) | 3/11(月)~3/15(金) | 3/19(火)~3/26(火) | 3/28(木) | 野村証券 | 1,000円 | 1,466円 | 2,185,000株 |
gooddaysホールディングス(4437) | 3/7(木)~3/13(水) | 3/15(金)~3/20(水) | 3/25(月) | SMBC日興証券 | 2,280円 | 5,200円 | 306,200株 |
ギークス(7060) | 3/5(火)~3/11(月) | 3/13(水)~3/18(月) | 3/20(水) | SMBC日興証券 | 1,930円 | 2,900円 | 931,500株 |
コプロ・ホールディングス(7059) | 3/4(月)~3/8(金) | 3/12(火)~3/15(金) | 3/19(火) | 大和証券 | 2,090円 | 2,395円 | 1,610,000株 |
ミンカブ・ジーインフォノイド(4436) | 3/1(金)~3/7(木) | 3/12(火)~3/15(金) | 3/19(火) | SBI証券 | 1,050円 | 1,400円 | 3,151,200株 |
KHC(1451) | 3/1(金)~3/7(木) | 3/11(月)~3/14(木) | 3/19(火) | 野村証券 | 850円 | 832円 | 1,764,000株 |
共栄セキュリティーサービス(7058) | 2/28(木)~3/6(水) | 3/8(金)~3/13(水) | 3/18(月) | みずほ証券 | 2,100円 | 2,866円 | 494,500株 |
カオナビ(4435) | 2/28(木)~3/6(水) | 3/8(金)~3/13(水) | 3/15(金) | 大和証券 | 1,980円 | 3,970円 | 1,000,500株 |
エヌ・シー・エヌ(7057) | 2/26(火)~3/4(月) | 3/6(水)~3/11(月) | 3/14(木) | 野村証券 | 800円 | 1,214円 | 920,000株 |
サーバーワークス(4434) | 2/26(火)~3/4(月) | 3/6(水)~3/11(月) | 3/13(水) | 大和証券 | 4,780円 | 18,000円 | 370,400株 |
サンケイリアルエステート投資法人(2972) | 2/25(月)~3/4(月) | 3/6(水)~3/8(金) | 3/12(火) | 大和証券 | 100,000円 | 97,000円 | 238,600株 |
ダイコー通産(7673) | 2/22(金)~2/28(木) | 3/4(月)~3/7(木) | 3/12(火) | 野村証券 | 1,540円 | 1,732円 | 623,700株 |
日本国土開発(1887) | 2/15(金)~2/21(木) | 2/25(月)~2/28(木) | 3/5(火) | 三菱UFJモルガン・スタンレー証券 | 510円 | 624円 | 15,474,400株 |
新規公開株を狙う「IPO」投資
IPO投資は、公募価格で市場に公開された後の値上がりがしやすい状態を利用する投資方法です。上場前の安い公募価格で株を購入し、市場に出た際に初値で売って利益を出します。
※公募価格とは?
資金調達をしたい企業が決める一時的な株価のことです。公開価格とも呼ばれており、基本的に売れ残りがないように安く設定されます。
※初値とは?
上場して最初についた価格のことです。最初についた価格とは、最初に取引所で売買が成立した価格のことを言います。IPOを初値で売った場合、公募価格が初値よりも高ければ利益が出て、安ければ損です。
自己資本比率が50%以上ある銘柄は、市場に出た後に値上がりがしやすいといえます。
この比率は、自社で資金を調達できているのかを表す比率です。
他社からの借入する割合が低ければ、倒産するリスクなどが低く優良企業といえます。
一般的に、20%~30%であり50%越えはまず倒産リスクは限りなく低いです。
自己資本比率は、会社のホームページで確認できるので、絶対に確認しておいてください。
株初心者がIPO株を買うならSBI証券
IPO株を購入するには、証券会社の口座を開設してIPO株購入の申し込みをする必要があります。
IPO株を購入したいと思っている初心者の方には、IPO株取り扱いNo,1のSBI証券の口座を開設することをおすすめします。
SBI証券はネット証券の中でもIPO株の取り扱い数が一番多い証券会社です。
IPOの取り扱いが多いということは、申し込めるIPO株が増えるので、当選する確率も上がります。
- 申し込み回数に応じて抽選が有利になるポイント抽選を採用
- 取り扱い銘柄が業界最多の75社
- メールサービスによる当選見逃しを防げる
SBI証券は、IPO銘柄の取扱件数が75社と業界最多です。
取扱件数が多いということは、抽選する数が多くなり当選確率を上がります。
IPOに当選した場合は、メールで当選通知を知らせてくれるので、当選見逃しを防ぐことができます。
口座を開設したらIPOに応募する
口座を開設したら、次はIPOに申し込みをしましょう。
ここでは、上記で紹介した「SBI証券」を使った申し込み方法を手順化して紹介します。
【手順①】SBI証券のホームページに行き、「国内株式」→「IPO・PO」を選択
【手順②】「新規上場株式ブックビルディング/購入意思表示」を選択
【手順③】「申し込み」を選択
以上で申し込みは完了となります。
抽選結果が出るまでしばらく待ちましょう。
当選すれば購入申し込みができる
IPO株は、申し込めば誰でも購入できるわけではありません。
証券会社でIPO株購入権利の抽選を行い、当選した人のみ購入することができます。
申し込みをしておいて当選したけどキャンセルすることも可能です。
IPO申し込みキャンセルの注意点キャンセルをすると証券会社によっては、「1カ月ネットからのIPO申し込みが不可」といったペナルティーを課せられる場合があります。そもそもキャンセルできない証券会社もあるので、申し込む前にホームページで確認してください。
購入ができれば上場日の初日に初値で売る
当選しIPO株を購入して初値で売ることができれば、およそ90%(去年にデータをもとに)の確率で利益を出すことができます。
初値で売る理由は、公募価格よりも株価が高くなる傾向があるからです。
公募価格は、購入してもらうために価格を安めに設定します。
そのため、上場し株が公開されると公募価格よりも初値が高くつきやすいのです。2018年のデータを基にすると、なんと90%の確率で初値が公募価格を上回っています。
また、上場後に株価は順調に上がり続ける保証はどこにもありあません。経済状況の変化や企業価値が変わっていくからです。
初値で売ったほうが、リスクを抑えることができ高い確率で儲けることができます。
過去3年間でIPO勝率は90%越え!最低でも8割の勝率
「儲けたい!」誰もがこのようなことを思うのではないでしょうか?
世の中簡単に儲けることはできませんが、IPO株なら購入さえできれば90%という高確率で儲けることができます。
そう言える理由を、以下で詳しく紹介しましょう。
過去3年間のIPO件数と勝率
2018年・2017年・2016年の過去3年間のIPO件数と勝率を以下の表にまとめました。
年 | IPO件数 | 勝敗 | 勝率 |
2018年 | 90社 | 80勝9敗1分け | 88.9% |
2017年 | 94社 | 84勝10敗 | 89% |
2016年 | 92社 | 69勝22敗1分け | 75.9% |
過去3年とも、高い勝率をあげていることが分かります。
過去3年間の利益ランキングTOP3
上記で挙げた3年間の中で大きく利益が出た銘柄のTOP3を詳しく紹介します。
- 2018年上場の「HEROZ」
- 2018年上場の「アジャイルメディア・ネットワーク」
- 2017年上場の「トレードワークス」
2018年上場の「HEROZ」
「HEROZ」は、人工知能を活用したインターネットのサービスを提供している企業です。
主に、将棋や囲碁、チェスなどのプログラムを開発しています。
企業名 | 当たり本数 | 公募価格 | 初値 |
HEROZ | 1,980本 | 4,500円 | 49,000円 |
2018年上場の「アジャイルメディア・ネットワーク」
アジャイルメディア・ネットワークは、ソーシャルメディアや体験を通じてのファン発見や分析サービスを提供しています。代表的なサービスは、アンバサダープログラムです。
企業名 | 当たり本数 | 公募価格 | 初値 |
アジャイルメディア・ネットワーク | 1,426本 | 3,000円 | 15,470円 |
2017年上場の「トレードワークス」
トレードワークスは、証券会社やFX会社のトレーディングシステムやセキュリティ対策などを行う企業です。
企業名 | 当たり本数 | 公募価格 | 初値 |
トレードワークス | 2,415本 | 2,200円 | 13,600円 |
公募割れしてしまったランキングTOP3
IPOといえど、100%勝てるわけではありません。中には公募割れ(初値が下回った)してしまう銘柄もあります。
公募割れを起こす銘柄の特徴として、発行株式数が多いことです。
特に、1,000万株を超える発行数のIPO銘柄は当選する投資家が増えるため落選した投資家が減り初値で購入したい投資家が減ります。
そのため、大量の売り注文に対して支える買い注文が入らないため公募割れを起こす可能性があります。
ここでは、2018年の中で公募割れしてしまった銘柄を3つ紹介します。
- ソフトバンク
- アルテリア・ネットワークス
- ワールド
ソフトバンク
ソフトバンクは、ソフトバンクグループ株式会社傘下の会社です。主に、携帯電話やスマートフォンなどの無線通信サービスを提供しています。
企業名 | 公募価格 | 初値 | 発行株数 |
ソフトバンク | 1,500円 | 1,463円 | 1,764,063,100株 |
アルテリア・ネットワークス
アルテリア・ネットワークスは、主に情報通信インフラやデータ通信サービスを提供している企業です。主に、VPNや専用回線などに強みを持っています。
企業名 | 公募価格 | 初値 | 発行株数 |
アルテリア・ネットワークス | 1,250円 | 1,190円 | 20,125,000株 |
ワールド
ワールドは、ブランド事業・投資事業・デジタル事業・プラットフォーム事業などを展開する企業です。
企業名 | 公募価格 | 初値 | 発行株数 |
ワールド | 2,900円 | 2,755円 | 3,642,000株 |
これらの銘柄はIPO株数が多かったため、購入する事ができた人も多く公募割れしていまいました。
IPO株を申し込む際は、発行株数が1,000万株を超えない銘柄に申し込むことで儲かる確率が上がります。