バカ高!?日本生命の評判ってどうなの?

毎日のようにテレビに大量のCMを流して、いるのに、毎年2500億円前後の純利益という日本生命。

なぜそんなに利益が出ているのか不思議ですよね。

保険を特集した雑誌や書籍などでは、「わざと複雑な商品にして、割高な保険料に気づかれないようにしている」などと書かれてしまうこともよくあります。

実際に加入した方々の中でも、商品内容や営業方法への不満が非常に多いのが日本生命の特徴です。

日本生命はコッソリ高額な保険料を払わせている!?口コミを検証!

今回は日本生命で生命保険に加入していた3名の方にお話しを伺いました。

あまり知識のないまま、ニッセイの「みらいサポート」に加入しました。

死亡と高度障害時に3000万円ということになっていたのですが、保険に詳しい知人に見てもらったところ、この保険の3000万円の内訳は、三大疾病と介護保障がほとんどとのこと。

この2つの支払い要件を満たそうとすると、
ニッセイのの規定する状態をクリアしなければならないそうです。

規定された状態というのが、30~40代ではありえない高いハードルなのです。

三大疾病と介護保障の保険金を受け取れる可能性はないに等しいとか・・・。

そんなことも説明しないで、こんな不必要な商品を販売する姿勢が許せません。
(東京都/30代男性)

結婚を機に保険の見直しをしようと思い、ニッセイの担当にプランを考えてもらいました。

持ってきたプランが現状のプランの保障額を高く設定しただけのもの。

このプランの一番許せないところは、三大疾病の特約部分を65歳以上も継続すると、
年に100万円近くも払い続けなければならないというところでした。

これについては、こちらが質問しなければ全く触れることもなかったし、
質問して返ってきた答えが「特約に関しては65歳で止めてしまえばよいですよ」というもの。

三大疾病の可能性は65歳以上になると高まるというのに・・・。

こんなバカな保険会社の商品は即効で解約しました!
(大阪府/20代女性)

日本の生命保険会社の「ダーク」な部分の代表が日本生命でしょう。

更新型を採用していて、更新の度に保険料が高くなっていきますので、継続していくと非常に高額な保険料を支払うことになってしまうのに、疾病などの確率が高まる60歳以降の保障は非常に脆弱な商品ばかりです。

かく言う私も以前会社に出入りしていたセールスレディに勧められるままにニッセイの保険に加入していました。

自分で保険を勉強をするようになり、解約しましたが。
(埼玉県/40代女性)

保障内容が複雑で割高!?日本生命の人気商品を検証!

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終身保険をベースした定期付終身保険が人気です。

「ロングランみらいサポートEX」などが代表例。

死亡保障だけでなく、医療保険や定期保険の特約をプラスでき、その他にも3大疾病保険や介護保険など、いろいろな特約を付加できるオールインワン型商品です。

ライフステージやライフイベントに応じて、それぞれの保障の額を増やしたり減らしたりすることができ、ある程度まで自由な設計が可能になっているのも特徴。

保障に対する保険料がやや割高なのもしかたないのかもと思わせられる商品です。

ややこしいですがざっくりサンプルを提示します。

<死亡、高度障害時の受取額=3000万円/入院給付金5000円ケース>
※3000万円の内訳
・終身保険=100万円
・定期保険特約=1900万円
・3大疾病保障定期保険特約(ガンや3大疾病にかかった時)=500万円
・介護保障定期保険特約(公的介護保険制度の要介護3以上)=500万円
・入院保障:5000円/日(1入院124日/通算1095日)など

だいたい以上の内容で、35歳男性;14702円/月(女性35歳;17282円/月)となります。

ただし、特約でつけるパーツがやたら多く自在にカスタマイズ可能なので、かなり複雑な構造の保険商品になっています。

また、特約の定期保険部分は更新のたび、更新時の年齢で保険料が再計算されるため確実に保険料が上がっていきます。

ちなみに、2012年春から発売された「みらいのカタチ」シリーズは、単品11種類の保険を自由に組み合わせて保障を組み上げる商品です。

掛捨て部分の定期保険特約は1,900万円ですが、終身保険部分はたったの100万円なのに月々の保険料は約15,000円です。

これはかなり高額な保険商品ということができます。

他社商品と比べてもかなり割高な保険料

生命保険部分だけで現在保険料の安さで人気のあるオリックス生命の商品を組み合わせたものと比較してみます。

比較する組み合わせた保険

  • 終身保険200万円:RISE
  • 定期保険1,800万円:ファインセーブ
  • 入院保障日額5,000円:新キュア

終身保険RISEが200万円からの試算だったため、終身保険を200万円、定期保険を1,800万円で試算しました。

終身保険200万円:月額5,586円
定期保険1,800万円:月額6,714円
入院保障日額5,000円:月額1,842円

みらいサポートと同じ35歳での保険料を試算すると、35歳男性で月額14,142円となります。

一見みらいサポートと数百円しか変わらないように見えますが、みらいサポートは終身保険が100万円、オリックス生命RISEは200万円となっており、60代以降一生涯残る保障が100万円も異なります。

月々の支払と保障のバランスを考えた保険選びが大切です。

現在、自分の必要保障額を確認せずに日本生命に加入している場合は他社の保険商品としっかり比較して保障内容を見直しましょう。


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