2017年4月新発売FWD富士生命「新がんベスト・ゴールドα(アルファ)」

AIG富士生命
「新がんベスト・ゴールドα」おすすめポイント

診断確定時に最高300万円の一時金

がん(悪性新生物)と診断確定された時点で治療方法に関わらず一時金がもらえる

がん(悪性新生物)と診断確定されたら以後の保険料は免除

保険料免除以降も補償は一生涯続きます

一時金支払いは回数無制限

再発、転移、継続治療に関わらず、2年に1度を限度に受取れる

受け取りやすい一時金が魅力!「新がんベスト・ゴールドα」の保障内容

AIG富士生命「新がんベスト・ゴールドα」は、悪性新生物と診断された時に診断給付金という保険加入時に定めた数十万円のまとまった一時金を受け取ることができるがん保険です。

悪性新生物と上皮内新生物

  • 上皮内新生物

    上皮内がんや上皮内腫瘍とも呼ばれます。がんが臓器の表面を覆っている上皮の粘膜層内にとどまっていて、適切な処置をすれば転移や再発の可能性はほとんどない状態です。

  • 悪性新生物

    悪性腫瘍とも呼ばれます。上皮の一番下にある基底膜を破壊し、さらに下層へ入り込んだ状態です。他の臓器への転移や治療をしても再発の可能性があります。

「新がんベスト・ゴールドα」は終身型がん保険

保障内容

  • 終身型のがん保険
  • がんと診断された時に給付金が支払われる
  • 保険料は掛捨て

保険期間と払込期間

払込期間契約可能年齢
60歳まで0~50歳
65歳まで0~55歳
終身0~80歳

生命保険や医療保険と同じように、がん保険にも一生涯保障が続く「終身型」と5年、10年など一定期間のみ保障がされる「定期型」があります。

新がんベスト・ゴールドは「終身型」のがん保険です。

がんは再発の可能性が高い病気ですが、終身型のがん保険では一度がんにかかった後も一生涯保障が続きます。

一方、定期型のがん保険はがんにかかったあとも契約を更新して保障期間を延ばすことが可能です。

しかし、契約を更新する際には更新時の年齢で保険料を契約しなおすため、更新ごとに保険料が高くなるうえ、保険会社の定める年齢までしか更新はできません(例えば、アクサダイレクト生命の「がん定期」では女性の契約可能年齢は満49歳まで)。

国立がん研究センターの統計によると、がんにかかる確率が上がるのは60歳以降です。

がんに対する一生涯の保障が欲しい方は、新がんベスト・ゴールドのような終身型のがん保険がおすすめです。

治療費や交通費など幅広く使える一時金タイプ

がん保険には大きく分けて3タイプあり、「新がんベスト・ゴールドα」は、一時金タイプのがん保険です。

  • 一時金タイプ:がんと診断された時の診断給付金や所定の治療を受けた時の治療給付金などでまとまった金額がもらえる

 

  • 日額給付タイプ:入院や通院ごとに給付金がでる

 

  • 実費補填タイプ:入院・通院・治療を受けたときに実際にかかった費用を補てんする

 

現在、がん保険の主流は一時金タイプです。

なぜ一時金タイプのがん保険が人気なのかというと、日額給付タイプでは、入院や通院が始まってからでないと給付金を受取ることができません。

また、実費補填タイプは更新型であり一生涯に渡る保障を得ることはできません。

その点、一時金タイプのがん保険では治療の始めに診断給付金として数十万円のまとまったお金を受け取ることができるため、長期の治療に専念するための金銭的負担や精神的負担を緩和してくれます。

基本契約である主契約は診断給付金のみ、頼もしい特約も解説

主契約:契約すると必ずついてくる保障
特約:選択して付帯できるオプション

 名称給付金額
主契約悪性新生物診断給付金50・100・200・300万円
特約悪性新生物初回診断一時金50・100・200万円
・がん先進医療給付金
・がん先進医療一時金
・先進医療にかかる技術料(通算2000万円)
・がん先進医療給付金×10%相当額
上皮内新生物診断給付金50・100万円
・抗がん剤治療給付金
・がん放射線治療給付金
10・20・30万円
女性がん手術給付金
乳房再建術給付金
10・20・30万円

主契約の保障内容

悪性新生物診断給付金

初回給付条件:初めて悪性新生物と診断確定された時に給付される

2回目以降の給付条件:前回の支払事由から2年経過後に、診断確定された悪性新生物の治療を目的に入院もしくは通院した時に給付

保険料払込免除

責任開始日(契約成立から90日または3カ月)以降の保険料払込期間中に初めて悪性新生物と診断確定されたとき、それ以後の保険料が免除

特約の保障内容

悪性新生物初回診断一時金特約

初めて悪性新生物と診断された時に、主契約の悪性新生物給付金に加えて給付

がん先進医療特約

・がん先進医療給付金
確定診断されたがんを直接の原因として厚生労働大臣が定める医療施設にて所定の先進医療を受けた時に給付

・がん先進医療一時金
がん先進医療給付金が支払われる治療を受けた時、がん先進医療給付金の10%相当額を一時金として給付

上皮内新生物診断給付金特約

初回給付条件:初めて上皮内がん(上皮内新生物)と診断確定された時に給付

2回目以降の給付条件:前回の支払事由から2年経過後に診断確定・再発・転移した場合に入院もしくは通院したときに給付

がん治療給付金特約

・抗がん剤治療給付金
・がん放射線治療給付金

がん治療(悪性新生物、上皮内新生物)を目的に、所定の放射線治療・抗がん剤またはホルモン剤治療を受けた時に給付。

月に1度を限度に回数無制限。

女性がんケア特約

・女性がん手術給付金
がんの治療を目的として、卵巣観血切除術、子宮観血切除術、乳房観血切除術の手術を受けた時に給付

・乳房再建術給付金
女性がん手術給付金が給付される乳房観血切除術をうけた乳房に対して乳房再建術を受けた時に給付

注目は悪性新生物診断給付金の給付条件の良さ

保険商品によっては健康保険が適用されるがん治療で通院したり、がん治療を目的として入院しなければ診断給付金が給付されないものもあります。

しかし、「新がんベスト・ゴールドα」の主契約である悪性新生物診断給付金の給付条件は入院や治療を伴う必要がなく、悪性新生物と診断確定した時点で給付してもらえます。

改良?改悪?「新がんベスト・ゴールドα」リニューアル内容

2014年に販売停止となった前々商品「がんベスト・ゴールド」は保険料・保障内容ともにトップレベルの人気商品でした。

それが、前商品の「がんベスト・ゴールドα」へとリニューアルした際には保障内容が大幅に改悪され、話題になりました。

今回後続商品として発売された「新がんベスト・ゴールドα」は保障内容が改良されたのか、変更内容について確認してみます。

 販売終了
がんベスト・ゴールドα
リニューアル商品
新がんベスト・ゴールドα
主契約の最低給付金額100万円50万円
払込免除要件悪性新生物の診断
高度障害状態
悪性新生物の診断のみ
先進医療給付金先進医療技術料の実費と同額
通算1,000万円
先進医療技術料の実費と同額
通算2,000万円まで
+10%の一時金
がんベスト・ゴールドαの特約・がん入院給付金
・がん死亡保険金
・悪性新生物無事故給付金
新がんベスト・ゴールドαの特約・治療給付金
・女性がんケア給付金
・がん疼痛ケア給付金
主契約の保険料
(診断給付金100万円)
30歳男性:2,000円
30歳女性:1,824円
30歳男性:2,103円
30歳女性:1,929円

①月額保険料の安いプランが組めるようになった

今まで100万円から設定することができた主契約の最低給付金額が50万円になりました。

これにより、より安い保険料で加入できるプランを選択できるようになりました。

②保険料払込免除の要件が「悪性新生物の診断」のみに

保険料払込免除の要件から「所定の高度障害状態になったとき」が除外されました。

これにより、適応要件は「悪性新生物と診断されたとき」のみになりましたが、同時に保険申込時の健康告知の範囲も緩和されています。

③廃止された特約

がん入院給付金、がん死亡保険金、悪性新生物無事故給付金の特約が廃止されました。

④新設された特約

治療給付金、女性がんケア給付金、がん疼痛ケア給付金が新設されました。

治療給付金は所定の手術・放射線治療・抗がん剤治療を対象として、月1回、回数無制限で給付金が給付され、長期間のがん治療に備えたい人たちから注目されています。

主契約保険料は微増

主契約部分の保険料は100円程度の値上がりが見られました。

変更された箇所はがん保険としてそれほど影響するものではなく、内容はほぼ変化なし、といえるでしょう。

「新がんベスト・ゴールドα」保険料

新がんベスト・ゴールドαの保険料を見てみましょう。

「新がんベスト・ゴールドα」月額保険料 
契約年齢男性女性
20歳1,501円1,424円
30歳2,103円1,929円
40歳2,977円2,432円
50歳4,387円3,008円

主契約のみ/悪性新生物診断給付金:100万円/終身払い

他社のがん保険と比較

①メットライフ生命「ガードエックス」と比較

 新がんベスト・ゴールドαガードエックス
月額保険料2,103円1,788円
一時金悪性新生物診断給付金
100万円
ガン治療給付金
100万円
上皮内新生物対象外上記の50%
給付上限2年に1回
回数無制限
1年に1回
通算5回まで
給付条件診断確定治療

男性30歳/終身払い

◎比較ポイント

それぞれの商品で一時金100万円をもらえる条件にして比較した場合、保険料はガードエックスの方が安くなりました。

この2つの商品を比較する際には「上皮内新生物に対しての保障内容」と「一時金支払い条件」に注目です。

新がんベスト・ゴールドαのメリット・デメリット

メリット一時金の支払条件が「診断確定」であること。また、2回目以降の給付は通院も給付金支払対象である。

デメリット:上皮内新生物は保障の対象にならない。

ガードエックスのメリット・デメリット

メリット:一時金が1年に1回支払われる。

デメリット診断確定しただけでは一時金は給付されない。健康保険が適応にならない手術・放射線治療・抗がん剤治療では保障対象にならない。

②チューリッヒ生命「終身ガン治療保険プレミアム」と比較

 新がんベスト・ゴールドα終身ガン治療保険プレミアム
月額保険料2,086円1,575円
一時金悪性新生物診断給付金
50万円
ガン診断特約
50万円
給付上限2年に1回
回数無制限
2年に1回
回数無制限
給付条件初回:診断確定
2回目以降:入院、通院
初回:診断確定
2回目以降:入院
保険料払込免除主契約特約
治療給付金月額10万円月額10万円

◎比較ポイント

それぞれの商品で一時金50万円を受け取る条件にして比較した場合、「終身ガン治療保険プレミアム」の方が保険料は安くなりました。

この2つの商品を比較する際には「一時金支払い条件」に注目です。

新がんベスト・ゴールドαのメリット・デメリット

メリット一時金2回目以降の給付は通院も給付金支払対象である。

デメリット:保険料が高い。 上皮内新生物は保障の対象にならない。

終身ガン治療保険プレミアムのメリット・デメリット

メリット:保険料が安い。上皮内新生物でも診断給付金がもらえる。

デメリット一時金2回目以降の給付は入院を伴わなければならない。

「新がんベスト・ゴールドα」に加入する前に確認しておきたいデメリット

上皮内新生物に対する保障が特約

主契約で保障されるのは悪性新生物のみであり、上皮内新生物は上皮内新生物診断給付金特約を付ければ保障対象になります。

30歳で加入した場合、上皮内新生物診断給付金特約をつけても特約保険料は200円程度ですので上皮内新生物も保障が欲しい方は、検討してみましょう。

主契約のみと上皮内新生物診断給付金を付けた場合の保険料比較(終身払い)

契約年齢(男性)主契約のみ上皮特約有
20歳1,501円1,667円
30歳2,103円2,317円
40歳2,977円3,255円
50歳4,387円4,765円

入院・通院保障はない

保障内容に入院、通院の日額保障はありません。

しかし、その点は所定の放射線治療、抗がん剤・ホルモン剤治療を受ける場合給付金がもらえる、治療給付金が新設されたので、通院による治療はカバーしやすくなったと言えます。

「新がんベスト・ゴールドα」はこんな人におすすめ

①とにかく一時金重視

「新がんベスト・ゴールドα」の主契約は「悪性新生物診断給付金」という診断給付金のみです。

だから、無駄な保障を付けることなく保険料を抑えて必要な保障を持つことができます。

②がんになった時には健康保険がきかない自由診療も選択肢にいれたい

がんと確定診断された時点で一時金が給付されるので、健康保険適応の治療はもちろん、健康保険がつかえない免疫療法や高濃度ビタミンC点滴などの自由治療にも保険金を充てることができます。

③健康について専門家に相談したい

AIG富士生命のがん保険に加入すると、治療や健康をサポートしてくれる付帯サービスを使うことができます。

この健康サポートサービスはセカンドオピニオンや健康相談を運営するティーペック株式会社から提供されます。

無料で使える健康サポートサービスの内容

通常、ティーペック社の個人向け健康サポートに加入しようとすると、入会金54,000円、月会費10,800円が必要となりますが、「新がんベスト・ゴールドα」の契約者であれば無料で使うことができます。

個人会員のサービスとは多少異なりますが、加入した保険の付帯サービスで使えるのはお得ですね!

・がんトータルサポートサービス

がんトータルサポートサービスでは、検診から治療、カウンセリングまで相談に乗ってもらえます。

がんPET検診サポートサービス:全国の提携先の紹介から予約代行、検査料金も優待価格
がん治療相談サービス:がんに関する専門性の高い医療スタッフに質問することができる
粒子線治療相談サービス:セカンドオピニオンや医療機関紹介など
がんこころのさぽーとサービス:心理カウンセラーに電話や面談で話ができる

・ベストホスピタルネットワークサービス

より良い治療を探すためにセカンドオピニオンをもらうことができます。

・健康医療相談サービス

日々の健康管理や緊急時に24時間電話による相談ができます。保険に加入している人(被保険者)と同居の家族もサポート対象です。

・こころのサポートサービス

全国の提携カウンセリングルームまたは電話で精神的な悩みを相談することができます。

・糖尿病トータルサポートサービス

糖尿病に関する質問に電話で応えてもらえます。必要に応じて医療機関の手配も。


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